
赤ちゃんに最適な冬場の湿度は?乾燥から守る加湿方法と注意点
加湿するときの注意点と湿気対策

加湿しすぎると逆効果になることも
加湿しすぎて湿度が70%を超えると、窓ガラスに水滴がついて結露が発生します。たくさんの結露は病気の元であるカビになってしまうのです。
発生したカビは空気中に舞います。大量のカビを赤ちゃんが吸い込むことでアレルギー反応が起きるのです。ひどくなると気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの病気になってしまいます。
カビが与える悪影響は、人に対してだけではありません。木材にカビが生えると家のダメージにもつながります。湿度は上げすぎず、快適を保つようにしましょう。
加湿するなら換気にも注意して
また暖房器具として石油ストーブやガスストーブを利用すると空気が汚れてしまいます。湿度も高くなるので、換気を忘れないようにしましょう。1時間に1回を目安に窓を開けてくださいね。
あまり空気を汚さないエアコンやオイルヒーターなどで部屋を暖める場合は、頻繁に換気をしていると室温が下がり、かえってウイルスの活動を活発にする恐れがあります。温度も湿度もちょうどよい部屋では、換気扇を回す程度の換気がおすすめです。
赤ちゃんに危険のない加湿環境つくり
加湿器の中でもすでにおすすめしたスチーム式は、沸騰して加湿するため衛生的に使えます。しかしデメリットもあります。吹き出し口が熱くなるため、赤ちゃんが触れるとやけどを負ってしまいます。危険の無いように、赤ちゃんの手の届かない少しだけ高い場所に置いてください。
「上に置いてもきちんと加湿される?」と心配なママもいるかもしれませんが、加湿器の水蒸気はのぼらずに横に向かいます。赤ちゃんより少し上に置けば、加湿機能はきちんと発揮されます。
まとめ
適切な湿度は50~60%です。それ以上湿度が上がってしまうと、赤ちゃんを乾燥から守るどころか病気の元になるカビを発生させることになるります。加湿のしすぎにも注意しましょう。
赤ちゃんの病気のリスクを下げるには、適切な加湿をしたり、肌ケアをすることが大切です。赤ちゃんが過ごしやすい環境作りの参考にしてくださいね。