幼児期に美術教育は大切!アート遊びとおすすめの美術館を紹介
ワークショップが充実!横浜美術館
神奈川県の横浜美術館には「子どものアトリエ」という広いスペースが作られています。12歳以下の子どもに毎週日曜日、「親子のフリーゾーン」としてこのスペースを解放しているのです。こちらのスペースには「えのぐ」「かみ」「ねんど」の三つのコーナーがあり、好きなコーナーで親子でアートを楽しむことができます。4月~11月の晴天時にはアトリエの中庭が解放されて、絵の具で思いっきりお絵かきができます。建物のガラスに描いたりもできるようですよ。
大変人気のイベントのため、2016年から事前申し込みが必要になっています。また、様々な子ども向けのワークショップも頻繁に開催されているので、訪れる予定のある方はチェックしてみてください。
好きな絵を見つけ、親子で話し合ってみよう
アート鑑賞するとき、「静かにしなくてはいけない」と思う方も多いでしょう。しかし、美術館はまったく声を出してはいけない場所ではありません。事前に「いつもより小さな声でお話しようね」と子どもとお約束して、ある程度のマナーを教えておきましょう。
観覧するときに、子どもが好きな絵を一緒に探すと楽しいですよ。端から端までのすべての絵を観なくてもよいのです。子どもが好きな色や、モチーフなどを探し、ママも素直な気持ちで絵の感想を話しましょう。「何をしているところだろうね」「よくわからないね」などと口に出すことで、子どもも自由に感想をいってよいのだとわかります。
絵に対する興味を見つけ、美術館に行きたいと自分でいい出すようになるとよいですね。
まとめ
アートは子どもの絵が上達するだけではなく、心の成長にも大きく関わるのですね。また、親子のコミュニケーションの一環にもなり、絆も深まります。美術教育といっても、身近なものを使ってアート遊びをするだけでよいのです。子どもはどんどん興味を持ってくれます。
今回ご紹介した美術館のほかにも、お家の近くの美術館でもワークショップが開かれていないか調べてみましょう。ぜひ、親子で美術鑑賞を楽しんでみてくださいね。