子どもの喧嘩に備えた保険の検討を!傷害保険を選ぶ際のポイントとは
子どもが大きくなってきたら友だちと遊ぶことが増えてきますね。仲良く遊んでくれたらよいのですが、喧嘩をすることもあるでしょう。友だちに怪我をさせてしまったら、どう対応したらよいのか迷いますよね。いざというときのことを考えて傷害保険に加入するのも一つですよ。傷害保険の説明と選ぶポイントをご紹介します。
子どもが喧嘩をして相手を怪我させたら?
早急に子どもと謝りに行く
その際はママがひとりで謝りに行くのではなく、必ず子どもと一緒に行って、子どもも友だちにきちんと謝ることが大切です。当事者である子どもとママが一緒に行くことで、今回の怪我のことを真剣に受け止めて反省していることを相手にも伝えることになります。
それに、ママが謝る姿を子どもにも見せることで、子どもにも大変なことをしたと感じることでしょう。例え小さな子どもでも、ママが真剣に対応していればきちんと思いは伝わりますよ。
治療費がかかるときは負担を申し出る
怪我をさせられた方から治療費のことは言いにくいでしょうから、ママから話をして相手が請求しやすい状況を作ることが大切ですね。誠意が通じれば治療費を求められることは少ないでしょうが、こちらから申し出ることがよいのです。
地域によっては子どもの治療費がかからないことはありますが、念のため確認しておくと安心ですね。こうした治療費がかかるような怪我をさせてしまったときに、治療費が下りる保険もありますから、いざというときに心強いでしょう。
園での怪我は先生に対応を相談する
園の中には子どもと先生で解決をしてママ同士を関与させない方針の園もあります。ママには子どもが誰に怪我をさせたのか、相手の子どものママにも誰に怪我させられたのかをいわないこともあるのです。
個人情報である相手の連絡先を教えてもらえないこともありますし、園が加入する保険から治療代を支払ってくれることもあります。園の対応にお任せすればよいですが、どうしても気になるようであれば、先生に相手を教えてもらい謝りに行くのも一つですね。
子の喧嘩の怪我にも対応できる保険に入ろう
保険を検討するタイミングについて
また、子どもが友だちとかかわることが増えたときや、保育園や幼稚園へ入園時に傷害保険を検討するママも多いようです。入園する際に園から保険を勧められることもありますから、自然と検討することになるのかもしれません。
すでに子ども医療保険に加入する家庭は多いかもしれませんが、入園後は友だちを怪我させたときの損害賠償責任もカバーできる傷害保険の検討をするタイミングともいえます。保険の内容が保険会社で異なりますから、色々な保険を調べてからママの考えに合った保障をしてくれる保険を選びたいですね。
子どもの傷害保険の種類について
まずは、子どもの怪我に特化した傷害保険があります。病気に対する補償はなく、怪我に関する内容を補償する保険です。子どもが怪我をさせてしまった相手の保障もしてくれますよ。
総合型保険は怪我だけでなく、病気なども含めた生活全般をトータルに補償してくれる保険です。損害賠償責任への補償がついていないものもありますので、特約でつけることができるのか確認してみましょう。
家族まとめて入れる傷害保険もありますから、ママやパパが傷害保険に入っていなければ家族みんなで加入してもよいですね。
加入済みの保険内容もチェックし検討を
自動車保険や火災保険などに特約としてついているときがありますから、加入している保険内容をすべて確認してみましょう。わかりにくいようならば加入する保険会社に直接確認してみるのもおすすめです。
子ども向けの共済保険にも特約として個人賠償責任保険がついていることもあります。後から同じ内容の保険に加入していたことが判明したなどということがないように、加入する前に調べておきたいですね。
子どもの傷害保険を選ぶときのポイント
補償内容をしっかりと把握する
子どもが物を壊したり人を怪我させたりした場合は、子どもに補償責任はありませんが、保護者であるママやパパには賠償責任があります。賠償する額が高額になることもありますから、ママやパパも大変です。
ですから、怪我をさせてしまった相手への補償が手厚く、物を壊したときの補償もしてくれる内容の傷害保険がよいですね。傷害保険は公的医療保険でカバーされない部分も補償してくれるので、いざというときに心強い保険になりますね。