幼稚園入園後のスケジュールのいろいろ。園生活を家族で楽しむために
子どもにとって初めての社会デビューとなる幼稚園入園。毎日一緒にいた我が子を送り出すことに、不安や心配を感じているママもいると思います。入園してから子どもは体調を崩しやすいです。子どもが幼稚園生活を快適に送れるようにするために、事前に知っておいたほうがよいことや準備することをご紹介します。
幼稚園生活をスムーズにスタートしよう
体験入園でスケジュールの準備
プレクラスは、基本的に親子で通います。プレクラスに通っていた先輩ママの話によると週に1度で時間は午前中の2時間程度、親子で活動をするものだったそうです。
1年間通うので園生活の流れが把握でき、子どもも園に慣れるので入園がスムーズにできたと言っていました。またプレクラスに通っていると、見学会や願書など入園までのスケジュールが把握できるのも安心ポイントだったそうです。
入園後の生活の変化を事前に確認
入園すると、毎日決まった時間までに登園させなければなりません。「急いで」「早くして」など朝から子どもを急かしてしまうと、入園したばかりで緊張している子どもの心がパンクして幼稚園を嫌がることもあります。
ご飯を食べて、歯を磨き着替えをし、鞄を背負うなど、子どもは朝の支度の順番を決めるとすぐに覚えてくれます。毎日起きてから登園するまでにやること一つずつ順番をつけることで、流れができてスムーズに準備しやすくなります。慣れるまでは時間がかかるので、準備期間に余裕を持たせるようにしてくださいね。
幼稚園の持ち物や用品の準備と確認
入園が近づいてくると「保育用品」としてハサミやのり、クレヨンや粘土などを購入します。そして、そのすべてに記名する作業が始まります。たかが記名と感じるママもいると思いますが、クレヨンには一本一本に記名しなければならなかったり、記名の指定場所を確認しなければいけなかったりと意外と時間がかかるのです。
入園後に必要なものを事前に把握しておき、できそうなものから準備しておくと後で慌てることが無くなりますね。無理のない範囲で準備していきましょう。
さまざまなスケジュールの調整が必要
園行事とママやパパのスケジュール調整
幼稚園ではカリキュラムが年間で組まれているので、入園してからすぐに年間スケジュールを配布してくれます。年間スケジュールは細かなところは状況によって変わることもありますが、運動会や発表会などの大きなイベントは天候などで影響が出ない限り変わりません。
仕事が忙しいパパも事前に園行事を伝えておくと休みやすいかもしれませんね。仕事を始めたいと考えているママも年間スケジュールを確認しながら、事前に園行事を把握しておくことで働きやすくなります。
子どもの体調の変化も考えながら、無理のないスケジューリングをしてみてくださいね。
予防接種のためのスケジュール
また幼稚園に入ると心配なのが、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症です。インフルエンザが流行する前に、子どもに予防接種を受けさせようと考えるママも多いですよね。
インフルエンザは毎年12〜3月ごろにかけて流行します。予防接種は、子どもに熱があったり体調が優れなかったりすると接種できません。10月ごろから病院での予約が可能になってくるので、子どもが体調のよさそうなときを見計らって11月までには接種することをおすすめします。
日々の生活の中で起こるハプニングに対応
入園後は、子どものことを信じて幼稚園にお任せするのが一番ですが、心配になったり不安に感じたりするときは迷わずに先生に相談しましょう。こんな些細なことを聞いてもよいのかと迷うこともあるかもしれませんが、聞いてしまった方がスッキリしますよ。
また大きな怪我で園から病院に行くときや、園で熱が出たときなどは、園から電話がかかってくるので、緊急連絡先が携帯電話の場合は「音あり」にしておくことをおすすめします。
子どもが主役のスケジュールは柔軟に
親子で楽しむ時間を取り入れよう
通常の一日保育になっても降園時間は14時ごろの園がほとんどです。子どもが幼稚園から帰ってきてから寝るまでの時間は意外と長く感じますよ。
幼稚園での出来事を聞いてみたりお友だちや先生に絵やお手紙を書いてみたりと、子どもと一緒に楽しむ時間を作ってみるのはいかがでしょうか。また夏休みなどの長期休暇はプールやピクニック、キャンプなど親子で楽しめそうな計画してみるのもおすすめです。