子ども連れで大相撲観戦はできるの?親子で楽しむコツや注意点とは
子どもと大相撲観戦する際の注意点とは
大相撲観戦のマナーを知っておこう
和服姿で観戦している人もいますが、服装は自由なのでラフなスタイルで問題ありません。ただし、前の人の視界を塞いでしまう大きな帽子や髪型は避けましょう。
取組の合間に席を立ったり席に移動したりしてもよいですが、取組中に立ち上がってはいけません。退屈した子どもが立って歩き回らないよう注意してくださいね。
また、マス席は土足厳禁です。観戦当日は履き脱ぎがしやすい靴を選ぶか、館内で履くためのサンダルなどを持参しておくとよいですよ。
混雑を避けて14時ごろの入場がおすすめ
だからといって午前中に入場するとスムーズですが、子どもが早く飽きてしまい、目当ての力士を見ることができなくなる可能性があります。ママも疲れてしまいますので入場するなら午後が最適です。
午後からは「十両」「幕内」の取組が行われますが、大相撲の観戦をする人の多くは幕内力士や横綱が土俵入りするところを見られる15時ごろに入場します。
子連れで入場するなら、混雑する時間帯を避けて14時ごろに入場するのがおすすめです。「未来の横綱」を探して十両力士の取組を楽しんでもよいですね。
子どもが飽きたら一度外に出て気分転換を
大相撲の席は指定席となるため、途中で席を立っても「戻る席がなくなる」ということはありません。取組中に移動するのはマナー違反になりますが、席への出入りはいつでも自由に行うことができます。
また、館外に出ても再入場ができますので安心してください。ただし、「場所」によっては再入場の回数が制限されていることもあるため、館外に出る前に確認しておくとよいですね。
外に出るタイミングによっては力士に会えるかもしれません。取組前の力士と触れ合うことはできませんが、取組後の力士であれば写真撮影に応じてくれることもありますよ。
大相撲観戦以外でも子どもと楽しめる
エントランス横の相撲博物館をチェック
企画展示も行われていて、その時期にしか見られない展示もたくさんみられますよ。見て回るのにそれほど時間のかかるところではないので、少し早めに着いてぶらぶらしたいときにおすすめです。
大相撲に関してパパもママも知らないことがたくさんあると思います。例えば、番付表ですが江戸文字といわれる書体で行司が手書きをしているのをご存じでしょうか。ここで、情報をしってから観戦するとより楽しめるポイントが増えそうですね。
入り待ちは力士を間近で見られるチャンス
特に混雑する時間は15時ごろですので、少し入場時間をずらして30分ぐらいは力士の入り待ちをして間近で声援を送るのもよいですよ。国技館の敷地外でも見られますが、敷地内だとより間近、目の前を力士たちが歩いて行きます。早めに敷地内の外通路のあたりで待ち構えておくとよいでしょう。また、力士だけでなく親方を見られるチャンスでもありますよ。
そこで力士の写真を撮るのは自由ですが、取り組み前の力士にツーショット写真をお願いするのはNGなので気をつけましょう。
相撲ならではのフォトスポットがたくさん
敷地に沿って並べられたのぼりには四股名が書かれていて、その奥には太鼓櫓(たいこやぐら)が建っていますよ。そこでの写真は1枚撮っておきたい人気のスポットです。ほかにも、力士の等身大パネル、顔出しパネル、提灯、のれん、力士がデザインされた外壁や自動販売機など、色々とあります。国技館をバックにして家族で自撮りするのも楽しいですよ。
ちなみに、人気親方や関取との記念撮影ができるマス席チケットもあります。売り切れもあるので早めにチェックしてみてくださいね。
まとめ
中でも、両国国技館は子ども向けのサービスや設備、売店などが充実しているため、相撲初心者でも一日中楽しめるのではないでしょうか。
テレビでの観戦とは一味違う迫力があるので、家族旅行のようなイベント感覚で大相撲観戦をするのもよいかもしれませんね。