赤ちゃんには無添加の商品がよいの?無添加のメリットや注意点
無添加を意識するときに気をつけたいこと
赤ちゃんだけではなくママにも無添加を
母乳はママの血液を元に作られていますが、血液は食べ物が材料となっています。そのため、赤ちゃんはママが食べ物で取った栄養をそのまま受け取ることができるというメリットがあります。
しかし、体に取り込まれたよくないものも同時に母乳に含まれてしまいます。つまり、ママが添加物を多く含んだ食品を食べていると赤ちゃんは母乳から添加物を取ることになりますね。
妊娠中は、胎盤を通じて赤ちゃんの体に添加物が取り込まれるともいわれています。産後はもちろん妊娠中から添加物は避け、できる限り無添加の食品を取るようにしましょう。
無添加でも赤ちゃんに合わないことも
こんなときに多いのが「無添加」と表示されているものの完全な無添加ではなく、香料や蛍光剤などの添加物が含まれているというケースです。また、添加物の代わりに使用した天然成分が体質に合わないこともあります。
例えば、保湿成分としてよく使われる「プロピレングリコール(PG)」という添加物の代わりに、天然の「ホホバオイル」を使った商品があります。ホホバオイルは低刺激ですが、アレルギーを起こすこともあるため「絶対に安全」とはいえません。
無添加でも体質に合わないときは、別の無添加商品を試してみてくださいね。
添加物を気にしすぎないことも大事
なかでも食品は「添加物がなければすぐ腐ってしまう」という問題があるため、添加物をなくすことが難しいのが実情です。そんななかから無添加のものだけを選ぶのは大変ですよね。
また、無添加の商品だけを選ぶのは手間と時間がかかるだけではなく大きなストレスとなります。なかには、添加物が気になりすぎてノイローゼ状態になるママもいるようです。
添加物が入っているから必ず湿疹ができたり、病気になったりするわけではありません。添加物はできることなら避けたほうがよいですが、気にしすぎないようにしてくださいね。
まとめ
しかし、無添加と記されている商品には添加物を一切使用していない「完全無添加」から、特定の添加物だけを使用していない「一部無添加」まであるため、無添加の商品を選ぶときは注意が必要です。
また、生活のすべてを無添加の商品だけでまかなうのは難しいので、「無添加にこだわるのは赤ちゃん用品だけ」など、こだわる範囲を決めておくとよいでしょう。