赤ちゃんには無添加の商品がよいの?無添加のメリットや注意点
合成着色料や香料、保存料など、食べ物はもちろん洗剤などにも含まれている添加物は、見た目や香りをよくしたり、商品を長持ちさせたりする効果があります。しかし、赤ちゃんには無添加の商品がよいといわれていますよね。今回は無添加の商品を選ぶメリットや、選ぶときの注意点を紹介します。
無添加の意味や推奨される理由を知ろう
「無添加」の一般的な定義について
「無添加」とは一般的に「防腐剤を含んでいない」という意味になります。無添加ではない商品の成分表を見ると「パラベン」という成分が含まれていることがありますが、これが防腐剤の一種です。
食品の場合、防腐剤ではなく「保存料」といわれることが多いようです。パラベンのほか「ソルビン酸」なども使用され、ハム、ソーセージ、かまぼこなどによく使われます。
「防腐剤」や「保存料」は物が腐るのを防ぐ役割を持っています。そのため、「無添加」の商品は使用期限や消費期限が短めになります。
無添加を選びたい理由
「添加物は体によくないというけれど、政府から認可された成分だから問題ないのでは」という意見もありますね。しかし、添加物の多くは安全性がはっきりしていないものがほとんどです。
また、添加物のなかには発がん性がある物や腎臓などによくない影響を与えるといわれている物もあります。防腐剤は肌荒れを起こすこともあるため、敏感肌やアレルギー体質の人は特に注意が必要です。
赤ちゃんや幼児の体は大人に比べて化学物質の影響を受けやすいため添加物をなるべく避けたほうがよいとされています。
添加物がゼロと勘違いしないように
そのため、「無添加」という表示の商品のなかには添加物を一切使っていない商品だけではなく、防腐剤を使用していないだけで着色料などの添加物は含んでいる商品もあるため注意してくださいね。
また、「保存料無添加」「着色料無添加」といった表示がされている商品もあります。保存料や着色料は入っていないけれど、それ以外の添加物は入っているということです。
なお、無添加と同じように安心なイメージがある「オーガニック」も表示基準が定められていません。どちらも表示だけで安心せず、成分をしっかりチェックしましょう。
赤ちゃんに無添加の商品を選ぶメリット
無添加のおやつは赤ちゃんの体にも安心
赤ちゃんの成長に欠かすことができない大切な役割を持つため、栄養をしっかり取ることができるだけではなく、体に不要な添加物を取り込まないことにも気を使いたいですね。
添加物などの化学物質の一部は汗などで体の外に出すことができますが、大部分は体中に残ります。赤ちゃんや幼児は化学物質の濃度が高くなりやすいため発達によくない影響が出るといわれています。
食品添加物は腸内環境の悪化や情緒不安定の原因にもなるといわれていますので、赤ちゃんのおやつは無添加の商品がおすすめです。
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赤ちゃんの肌トラブルには無添加石けん
トラブルを起こしている肌は常にストレスがかかっている状態です。刺激が強い添加物を含んだ石けんやボディソープを使うと肌にかかるストレスが増え、肌の状態が悪化することがあります。
また、肌トラブルが起こっているときは肌のバリア機能も低下しているため、化学物質が普段よりも浸透しやすくなっています。添加物が原因でアトピーになりやすい状態ですので注意が必要です。
無添加石けんなら刺激も少なく、赤ちゃんの肌トラブルにも安心ですね。
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無添加洗剤なら敏感肌の赤ちゃんにも
衣類は肌に触れる時間が長いため、洗濯洗剤には刺激が少ない界面活性剤が使われています。しかし、刺激が少なくても肌が弱い人は洗濯洗剤が原因で湿疹を起こすことがありますよ。
肌がデリケートな赤ちゃんは洗濯洗剤で肌荒れを起こしやすいため注意が必要です。界面活性剤を含んでいない無添加洗剤なら敏感肌の赤ちゃんも安心ですね。
柔軟剤も界面活性剤が含まれていることが多いので気をつけてください。また、香りが強い商品は香料でアレルギーを起こすことがあるので避けたほうがよいでしょう。