1歳の発達に適した室内での遊び方!レパートリーを増やして楽しもう
日々成長する子どもの姿を見られるのは嬉しいことですよね。1歳を迎えると徐々にできることが増えてきます。1歳の子どもの発達に合った遊びや、室内で体を使って遊ぶ方法をご紹介します。脱マンネリ化を目指し、子どもが楽しく過ごせる遊びのレパートリーを増やしていきましょう。
遊びの幅が広がる1歳児のできることとは?
あんよができると歩くことが遊びになる
自分の足を使って歩くことで行きたいところに行けるようになり、目的を達成できたという大きな自信も芽生えてきますよね。まだ歩ける距離は短くても、子どもには急激に世界が広がったように感じられ、未知のことに出会うきっかけとなっていきます。
より遠く、より早く目的地にたどり着こうという気持ちも生まれてくるため、一気に活動的になり活発になっていくでしょう。歩くということだけでも、歩き始めの子どもにとっては刺激的なことで、新鮮な遊びとなります。
ママの真似っこから意味のある言葉へ
1歳を過ぎるとママが言う言葉を真似っこし始めます。最初は意味が分からずに真似っこをしていますが、徐々にその言葉の意味を理解していくようになってきますよ。
子どもにとって関心が高い言葉ほど、意味を理解して言葉として口に出すようになります。例えば、お腹が空いたときには「マンマ」と言ってみたり、通りかかった車を指さして「ブーブー」と言ったりするようになります。ただし、言葉の発達は個人差も大きくなります。
脳の発達の刺激になる指先運動
1歳くらいになると積み木を積み上げて遊ぶだけではなく、積み木の形に開けられた穴やくぼみに指を使ってはめるという遊びもできるようになってきますよね。シール貼りや簡単なパズルなど、より細かな指の動きが必要になる遊びにも興味を持ち始めます。どの遊びも指先を使うことで子どもの大脳を刺激し、脳の発達を促す大切な遊びなのです。
また、遊びではありませんが、手掴み食べも脳の発達を刺激する指先運動として大切なものですよ。
室内でも体を使った遊びで運動機能を育てる
びりびり破るだけじゃない新聞紙遊び
破るだけではなく、ぐしゃっと握って丸めればボールにできます。新聞紙のボールをただ転がすだけでも楽しいですし、かごを用意して玉入れのような遊びをしてもよいですね。
びりびりに破いた新聞紙を子どもの上から降らせてみたり、破いた新聞紙の上に乗せてカサカサという音を立てたりして「落ち葉遊び」をするのもおすすめです。見立て遊びといって、本来なら落ち葉ではない新聞紙を落ち葉に見立てることで想像力を養うこともできます。
散らばった新聞紙を最後にビニール袋に入れるというお片づけもしてみましょう。
だるまさんがころんだをやってみよう
動くことと止まることを繰り返す動作は初めはできないと思いますが、止まれたときに思い切り子どもを褒めることで、子どもにも何となくルールが分かってきます。ルールを守って遊ぶことの楽しさが自然と身についていきますよ。
だるまさんがころんだでは最後に鬼にタッチをして終わりますので、ママと子どものスキンシップにもなります。本来なら鬼にタッチをしたら逃げる遊びですが、最初はぎゅっと抱きしめてあげるようにすれば、子どもにとってだるまさんがころんだは、大好きな遊びとなるかもしれませんね。
ママも一緒に体幹トレーニング
体幹を鍛えるトレーニングの要素がある遊びはママのダイエットにもなり、さらに子どもも喜んでくれるという、まさに一石二鳥の効果が得られます。
ここで一つ、体幹トレーニングになる遊びをご紹介します。ママは仰向けに寝転がり、膝を胸につけ足の裏を天井に向けます。足の裏に子どもを腹ばいで乗せて、子どもと両手で手をつなぎ、足の裏を天井に向けたまま持ち上げます。子どもには両手を広げて飛行機のようなポーズを取ってもらうことでバランス感覚が養われ、ママは腹筋や背筋を鍛えられますよ。