子どもが海に入るのを怖がる!理由や便利アイテム、克服する方法
子どもの初めての海デビュー。子どもにとって素敵な経験にしたいですよね。しかし、中には海に入るのを怖がる子どももいるかもしれません。そんなときは、なぜ怖いのかを知ることで対策が取りやすくなります。今回は、海に行くときの便利アイテムや克服方法も合わせて紹介しますので、参考にしてみてください。
初めて海へ行く前に知って欲しいこと
子どもが海を怖がる理由
まずは「波」です。波が足に勢いよく当たること、しぶきが顔にかかること、波の強さで体が押されて不安定になることなど、波が理由で「怖い」と感じる子どもが多いようです。
次に、お風呂に入浴剤を入れると怖がる子どもがいますよね。それと同じように、「海の青さ」が原因になっていることがあります。大人には波も海の青さも海なら当たり前のこと。しかし、初めての子どもにとっては怖さの原因になることを、理解しておきましょう。
海デビューの前に準備するもの
【海デビューに必要な持ち物】
・水着・ラッシュガード
・バスタオルやラップタオル
・マリンシューズ
・帽子
・日焼け止めクリーム
・レジャーシート・簡易テント
・ゴミ袋・ジップロック
・ウェットティッシュ
・救急セット
・浮き輪・砂遊びグッズ
足元はビーチサンダルでもよいですが、脱げやすく波でサンダルが流される可能性があります。そのため海にそのまま入れ、足の甲までガードされているマリンシューズがおすすめですよ。これ以外にも、水分補給用の飲み物や、トイレトレーニングがまだの場合は水遊び用パンツなども忘れず準備しておきましょう。
あってよかった便利アイテム
【便利アイテム】
・スマホ用防水ケース
・防水カメラ
・防水ポーチ・防水バック
・ウォータータンク(水場が近くになくても、砂などを洗い流すことができます)
・ミニプール(海が怖くて遊べないときも、これがあれば水遊びをして楽しめます)
・ビーチチェア・簡易テーブル
・箱めがね(顔を水につけなくても、水の中を見ることができます)
・冷却シート(熱中症対策)
このほかにも、軽食やクーラーボックス、スマホ用のモバイルバッテリーなど、色々なシチュエーションを考えて持ち物を選んでみてくださいね。
克服したい子どもの海嫌い!その方法とは
海に入ることを一番の目的にしない
海に入らなくても、遠くから海を眺めるだけでも、潮風が気持ちよく気分がよいものです。砂浜で、貝殻やヤドカリ探しをしても楽しいですよ。海に入ることを一番の目的にせず、子どもの興味を惹くことを見つけて、海に対するイメージを怖いものから美しいもの、楽しいものへと変えていきましょう。
また、実際に海に行かなくても、水族館に行ったり海の絵本を読んだり、海が感じられることをするのもよいですね。
まずは波打ち際で砂遊びをしよう
怖がる場合は、まず波打ち際から少し離れたところで始めてみます。それから徐々に、波打ち際ギリギリのところで遊べるようにしていきましょう。ゆっくりと段階を踏むことでスムーズにいきますよ。
波打ち際で砂遊びができるようになったら、今度は砂に海水をかけて遊んでみましょう。ここでのポイントは、バケツの受け渡し場所です。親が汲んできた海水を、できるだけ波が子どもの足にかかるところで渡してください。砂遊びを楽しんでいるうちに「気づけば苦手な海に入れていた」という経験をすることは、波への恐怖心が和らぐきっかけになるでしょう。
決して無理強いはしない
「海に入れたい」という気持ちは親の気持ちであって、海を怖がっている子どもの気持ちでないことを忘れないようにしてください。無理強いをすることで、「海には入れるけれど、海自体は好きではない」なんてことになったら、とても残念ですよね。
子どもが海を怖がるには、理由がちゃんとあります。海に入れるようになるということだけに注目しすぎず、子どもの気持ちに寄り添うこと、問題を一つずつ解決してくことに親の意識を向けてみるとよいかもしれません。
日常生活の中で海の怖さを取り除く方法
水に少しずつ触れることから始める
水自体が苦手な子は、小さなビニールプールからスタートです。手や足でパチャパチャ水を触り、徐々にブールの中に浸かって遊べるよう進めていきます。お家でのビニールプールが問題なくなったら、今度は広いプールに連れて行ってみましょう。大きなプールで浮き輪を使って遊べれば、海に入れるのももう少しですよ。
また普段のお風呂で、海遊びをするのもおすすめです。お魚や船のおもちゃを入れて、お風呂を海に変えてしまいましょう。親がお風呂のお湯を揺らして、波を作ってみてください。子どもはゆらゆら揺れる波の面白さを感じることができますよ。