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新生児との生活をはじめよう!基本のお世話のコツや注意点を紹介

新生児との生活をはじめよう!基本のお世話のコツや注意点を紹介

新生児への授乳やミルクのあげ方とコツ

粉ミルクのあげ方と注意点   

研究開発が進んでいるおかげで、国内で販売されている国産粉ミルクの多くは、母乳の成分とかなり近いものになっています。アレルギー対応のものも販売されていますね。

赤ちゃんにとって、栄養の摂取元となる粉ミルクですから、慎重に選びたいものです。たくさん種類のある中から、何をポイントに選べばよいのでしょうか?

まずは、赤ちゃんのアレルギーの有無や、それぞれのメーカーのミルクの成分配合を比べ、赤ちゃんに合うものを探しましょう。また、粉ミルクには使用期限がありますから、使い切れる量の物を選ぶことも忘れないでくださいね。

赤ちゃんの抵抗力はまだまだ弱いので、哺乳瓶やそのほか調乳に必要な器具は、常に清潔に保つようにするのも大切なことです。

授乳の方法と抱っこの仕方  

新生児の頃の授乳回数は1日に10~15回。1回の授乳に20分ほどかかると考えると、なんと1日のうち約5時間を授乳についやしていることになります。ママと赤ちゃんがリラックスできる姿勢を見つけるのが大事だということが分かりますね。

赤ちゃんとママの体が密着する形で、赤ちゃんの頭から腰にかけてのラインがまっすぐになるような姿勢が授乳に適しています。ママが心地よい姿勢で授乳するために、座り心地がよく、背もたれのあるイスが授乳には向いていますよ。

横抱き、縦抱き、斜め抱き、フットボール抱きなどがよく使われている抱っこの仕方です。授乳クッションなども利用し、腰や肩に負担のかからない姿勢と抱っこの仕方を見つけましょう。

夜間の授乳とミルクを楽にするコツ 

かわいいわが子とはいえ、昼夜問わずの授乳はこたえます。夜間の授乳を少しでも楽に乗り切りたいですよね。

母乳の場合は、「添い乳」が楽、というママの声が多いようです。横になった姿勢で授乳ができ、赤ちゃんが自然と眠りに落ちるのと同じようにママもそのまま寝ることができます。抱っこしてせっかく寝かせたのに、ベビーベッドに置いた途端目を覚ましてしまった、ということが避けられますね。

ミルクは、母乳に比べると腹もちがよく、夜寝る前にたっぷりめに飲ませてあげると、次のミルクまでの時間が少し長くなるといわれています。赤ちゃんが哺乳瓶の乳首を吸っていられるように、枕などで固定すると、添い乳と同じような状態になり、そのまま自然と寝てくれるようですよ。

新生児との生活でのプチトラブルへの対応

赤ちゃんが泣き止まないときの対処法

新生児の場合は、お腹がすいた、おむつがぬれていて気持ちわるい、眠たいのに眠れない、ガスがたまってしんどい、など身体的もしくは生理的な理由がある場合に大声で泣きます。

赤ちゃんが泣いて起きたら、まずおむつのチェックをして、授乳かミルクというのが基本的なパターンです。しばらくしても寝つかなかったり、また泣き出したりするようであれば、再度おむつのチェックを行いましょう。

それでも泣き止まない場合は、抱っこして安心させながら、ママの声であやしてあげましょう。

いつもと違う様子だったり、激しく泣き続けたりする場合は、何らかの体の異変を伝えようとしている可能性もあります。発熱の有無、うんちの色などを観察し、必要があれば小児科で診てもらいましょう。

おむつかぶれなど肌トラブルの対処法  

最近の紙おむつはとても進化しており、おしっこやうんちの水分の吸収力は非常に高いです。それでも、おむつの中の湿度は80~90%ほどあることを知っていましたか?

おむつ交換の際は、おしりふきシートでまずきれいにし、その後少しおしりを乾かすようにしましょう。日頃の丁寧なケアがおむつかぶれの予防に効果的なようです。

赤ちゃんのおしりが赤くかぶれているときには、患部を特に清潔に保ってあげましょう。おしりふきシートをやさしく使って、おしっこやうんちの汚れをきれいに取り除いてあげてくださいね。

しばらくしても肌の状態がよくならないようであれば、小児科で診てもらうと安心ですね。必要に応じて塗り薬などの処方もしてくれるでしょう。

鼻詰まりで苦しそうなときの対処法  

仰向けに寝た姿勢で1日の大半を過ごす赤ちゃんの場合、鼻水が出ていきにくく、それが鼻詰まりの原因となります。赤ちゃんは自分で伝えられませんから、日頃から鼻のチェックをするようにしておくと、鼻詰まりの予防になるでしょう。

鼻が詰まってしんどそうな様子のときは、赤ちゃん用の細い綿棒などを鼻の穴に入れ、中のものを取り除いてあげましょう。鼻の中が乾燥しているようでしたら、綿棒をベビーオイルなどで少し湿らせると、鼻の中に入れやすくなります。赤ちゃん用の鼻水吸引器も役に立つので、持っているといざというときに安心ですね。

それでも何日も鼻水が続いたり、鼻水が黄色だったり、発熱があったりする場合には、念のため小児科を受診しましょう。
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