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男の子の初節句は華やかに!入念な事前準備で当日を迎えよう

男の子の初節句は華やかに!入念な事前準備で当日を迎えよう

撮影スタジオで衣装をレンタルできると便利

初節句の記念写真は、写真館で衣装をレンタルして撮影すれば、何もかもいっぺんに済んで便利です。手荷物を減らすことができてパパやママも大助かりですね。全国展開をしている写真館もありますから、ネットで検索してみましょう。

ほとんどの写真館は、たくさんの写真データの中から最終的に気に入ったカットを選べるシステムです。写真のできあがりがイメージしやすいですよね。決定的瞬間が収まっている1枚があるかもしれません。

また、定期的にキャンペーンをしている写真館がありますので、アンテナを高くして情報をチェックしておくと予算を抑えられることもありますよ。日程の調整がつくなら、あえてキャンペーンに合わせて写真撮影に行くという方法もあります。

スタジオ撮影時のパパママの衣装選び

スタジオ撮影時のパパやママの服装選びについては、若干注意が必要です。初節句の主役は、あくまでも赤ちゃんなのだということを忘れないようにしましょう。赤ちゃんより目立たないような配慮が必要です。

だからといって初節句の記念写真は一生残るので、あまりにもカジュアルすぎるのも好ましくないです。ひょっとしたら結婚式の思い出のアルバムの一部として、スクリーンに流れるかもしれませんよ。目立ちすぎてはいけませんが、慶事での衣装ですので考えて選びましょう。

例えば、パパの服装はダーク系のスーツがよいでしょう。ママはスーツやワンピース、着物が一般的で、清楚感を損なわないようにすることが大切です。脇役ではありますが、パパやママにとっても初節句は大切な記念日です。

自宅で上手に撮影をするコツ

撮影スタジオを使わずに自宅で撮影するのであれば、予約の必要がなく低予算に抑えられて気軽に撮影ができます。プロ並の仕上がりは難しいとしても、日常の飾らない家族の表情が撮れますよ。

自宅で上手に撮影するコツは、部屋をできるだけ明るくして、ピントが合いやすいワイド側で撮影することです。赤ちゃんが遠ければ、カメラ自体を近づけましょう。また、ストロボがあるならいつでも使えるように準備しておきましょう。シャッターチャンスは一瞬ですよ。

アングルは、初節句ということが伝わるように、赤ちゃんと五月人形を中心にしましょう。赤ちゃんと人形を囲むようにして家族や親戚にスタンバイしてもらい、さらに目の前にお料理が並んでいれば完璧です。よりお祝い感が増すことでしょう。

初節句当日の衣装は?可愛く着飾ろう

初節句らしい陣羽織で思い出を残す

初節句で男の子に着せたい服装人気NO.1は、「陣羽織」だそうですよ。ネットショップでもベビー用陣羽織はたくさん売られています。

男の子向けの和服としてもう一つ思い浮かぶのは袴ですが、袴は七五三で着ることもできますし、陣羽織はこのときしか着られないということを考えると、こちらを選ぶパパやママが多いのはうなずけますね。

ベビー用陣羽織には、「武将のようにたくましく育ってほしい」という願いが込められており、厄払いや健やかな成長を願う意味もあるそうですよ。初節句にピッタリですね。

また、羽織るだけなので着せやすいのも人気の理由です。赤ちゃんがぐずってしまっても脱がせるのが簡単なので安心ですよ。陣羽織で赤ちゃんも武者人形のようにきらびやかに変身できますね。

袴型ロンパースはお祝いの場にぴったり

見た目は袴そっくりなのですが、袴より着やすい「袴型ロンパース」という物もありますよ。おむつの上から着ることができ、気軽に正装気分を味わえます。記念写真にピッタリですね。

袴型ロンパースは下がズボンの形状になっていて、体を締め付けないゆったりとしたデザインです。動き回ることが多い赤ちゃんも、これならリラックスできますね。

袴型ロンパースにはたくさんの種類がありますが、赤ちゃんにも肌触りの好き嫌いがあるでしょうから、まずは赤ちゃんにとって着心地のよさそうなものを選びましょう。汚しても洗濯しやすい物がおすすめですよ。

お好みで足袋風の靴下やはちまきと組み合わせると、晴れの日の衣装としてより雰囲気がでますね。

今しか着られない金太郎スタイル

初節句限定といっても過言ではないのが、「金太郎スタイル」です。記念写真を撮っておけば、いつまでもほっこりできる思い出の1枚になりますよ。金太郎のように力持ちで優しい子に育ってほしい、という願いを込めて着せているパパやママが多いようです。

金太郎スタイルは、背中をひもやマジックテープで止めるだけなので、赤ちゃんにとってもストレスフリーです。大人も同じですが、快適に着れるのが一番ですよね。

せっかくの初節句ということで記念に残る格好にしたいのだけれど、ぐずって着ようとしない赤ちゃんには、金太郎スタイルがおすすめです。

腹かけ、はちまき、まさかりがセットになった物もありますよ。裸の上からつけると、よりリアルでかわいいですね。

初節句のお祝いは誰とどこでするか決めよう

家族だけでお祝いをする

初節句のお祝いは誰とするのがよいのか、初めてのときははなかなか判断ができませんよね。地域によって色々な習慣があります。

親戚やご近所などを招待して大々的に行うところもありますが、一般的には家族で食事会をひらくことが多いようです。

生まれたときのことなどを語りながら、静かに過ごすお祝いのしかたもあります。初節句だからといって厳粛な決まりごとがあるわけではないので、家族のメモリアルデイとして記憶に残る会であればよいのです。

家庭でできるお祝い膳としては、「出世魚や鯛、エビ、うなぎなどの魚料理」「ぐんぐん伸びてほしいという願いを込めた竹の子料理」「端午の節句ならではの柏餅」などがあります。見た目が豪華なちらし寿司などもよいですね。

両家祖父母を呼んで自宅やレストランで行う

初節句は赤ちゃんの健やかな成長を祝う会であるのと同時に、「感謝を伝える」という意味合いもあります。しかし、どんな人たちを招待するかとなると判断が難しいところです。

地域によっては、大きな会場を予約して盛大に初節句のお祝いをするところもあるようですが、ご近所さんや親戚まで範囲を広げると、どこで線を引いたらよいのか難しいですし、トラブルは避けたいですよね。

最近の傾向では、両家の祖父母だけを招待して、自宅やレストランでお祝いをするというパターンが増えてきているようです。「お祝いをもらったけど招待はできなかった」という人が出てくるかもしれませんが、そういう方には写真を添えて内祝いを贈るという方法があります。
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