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パパのアメリカ転勤は単身赴任に?帯同と単身のメリットデメリット

パパのアメリカ転勤は単身赴任に?帯同と単身のメリットデメリット

職業柄分かっていたものの、ついに出たパパのアメリカへの転勤辞令にママも動揺してしまうかもしれません。パパと一緒に行くべきか、子どもと一緒に日本に残るべきか迷うところですが、それぞれのメリットデメリットを見極め、冷静に判断するようにしましょう。

家族でアメリカに行くメリットとデメリット

家族が一緒にいられることが最大のメリット

転勤がある職業は珍しくはありません。海外事業部や海外工場などがあると、出向という形で海外赴任を言い渡される部署もあります。ママはパパに海外赴任があると覚悟していたかもしれませんが、実際にその立場になると不安や心配が大きくなりますね。

海外赴任、アメリカ赴任となると簡単には日本に帰ってこれないため、家族で赴任先に引っ越すことも選択の一つです。見知らぬ土地で戸惑うことも多くありますが、家族で協力して乗り越えられるのが最大のメリットです。困難をクリアするたびに家族の絆が強まることでしょう。

小さい子どもがいれば、やはりパパも子どもの成長を見守りたいはずです。ママもパパがいなくて心細い思いをしなくてすみますね。

海外だと困ったとき身内に助けてもらえない

家族の絆は深まる帯同(転勤に妻、家族がついていくこと)ですが、その代わりに身内や友だちの助けが得られなくなります。これまで実家に子育てを手伝ってもらっていたり、ママ友と育児の相談や雑談をしたりということも気軽にできなくなります。

身内の助けはほとんど受けたことがないというママでも、いざというときにそうした相手がいないのは不安なものです。パパは赴任先の仕事で忙しく、周りには顔見知りすらいない土地で子育てをしていくのは大変なことです。

語学が堪能なママならまだ新しく友だちを作ることもできるかもしれませんが、そうでない場合は慣れない土地でしばらく引きこもりになってしまったというママの体験談もあり、覚悟が必要ですね。

海外赴任は親も子どもも環境の変化が大きい

子どもが幼稚園に入る前の年齢であれば、まだ環境の変化に適応しやすいかもしれませんが、それ以上の場合、環境の変化によって戸惑う可能性があります。

日本人が多くいる地域では日本語学校も存在するアメリカですが、そうでない場合は現地の幼稚園に入園することになります。いきなり英語だけの生活になるので、子どもも動揺してしまうはずです。

ママもすべて英語でのやり取り、手続きが必要になりますので慣れるまでは緊張してしまうかもしれませんね。ただ、子どもは適応能力が高いので、英語をすぐに覚えて友だちや先生と会話ができるようになる場合が多いそうです。

海外赴任での環境の変化は計り知れませんが、そんな子どもを目にするとママも勇気が出ますね。

パパが単身赴任の場合のメリットとは

たまに会える日が最高の家族記念日になる

ママが仕事をしている場合やマイホームがある場合などは、パパが単身赴任をして、ママと子どもは日本に残る選択をする場合が多いようです。海外赴任になると、お正月やお盆休みなどまとまった休み以外で簡単に帰国することが難しくなります。

最近はインターネットを利用したテレビ通話などで毎日連絡を取ることもできますが、やはり実際に会うのとは違いますね。たまに会うからこそパパとママはお互いを愛しく感じ、お互いの存在の大切さに気づくこともあるのではないでしょうか。

パパがアメリカから帰ってくる日は、朝からママも子どももソワソワするはずです。どんなサプライズで迎えようか、どんな美味しいものを食べようかきっと色々な計画が思いつきますね。

パパの分の毎日の食事の準備や家事が減る

ママは家事や育児、毎日やることがたくさんで忙しいかもしれませんが、家庭からパパがいなくなることで家事の手間が減ったと感じることもあるようです。たとえば、洗濯物の量も減りますし、パパの帰りを待って食事を準備することもなくなります。

「パパの世話」と言っては言葉が悪いかもしれませんが、パパが海外赴任になればママは子どもの生活リズムにだけあわせて暮らすことが可能になります。その分怠惰な生活になってしまうリスクはありますが、パパの分の家事負担が減ることは確かです。

パパの方も「ママがいない分自由にできてよい」と感じているかどうかは分かりませんが、掃除や洗濯などを自分でしなければいけなくなるため、ママの有難さを感じてくれるかもしれませんね。

会社から単身赴任手当がもらえる場合が多い

海外赴任をすると、「海外赴任手当」をもらえるのが一般的です。さらに単身赴任だと「単身赴任手当」が追加で支払われる会社もあります。どの程度の金額かは会社や仕事内容によって違いますが、各種手当を含めると日本でもらっていた収入の1.5~2倍程度になることが多いようです。

単身赴任手当はパパがひとりでアメリカに行かなければもらうことができません。海外赴任の場合は、この単身赴任手当があるかないかで収入が大きく違ってくる場合が多いそうです。

パパがアメリカで受け取る現地報酬もありますが、収入の大きな割合を占める海外赴任手当は日本の口座に振り込まれるのが一般的です。ママは使えるお金が多くなって嬉しいかもしれませんが、使い過ぎには注意しましょう。

パパが単身赴任の場合のデメリットとは

パパと離れて暮らす子どもの心の負担

パパが単身赴任になると、子どもは寂しい思いをします。これまでも仕事が忙しくパパと子どもの交流は少なかったという家庭でも、家の中からすっかりパパがいなくなってしまうことは子どもの心の大きな負担になってしまう可能性があります。

パパが単身赴任になることで少なからず家庭の中の空気も変わります。そのことで子どもが情緒不安定になってしまうこともあるようです。

急に泣き出したり、口数が少なくなったり、パパがいないことを認められないような姿にママも心が痛むかもしれません。なるべく毎日電話をするなど、パパの存在を身近に感じられるように工夫しましょう。

最初は寂しがっていた子どもも、徐々に落ち着いてくるはずです。
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