卒乳後もおっぱいを触る子どもが心配!どのように向き合えばよいのか
卒乳後であってもおっぱいを触りたがっている子どもを見ると、スキンシップ不足やストレスを感じているのではないか心配になるママもいますよね。ここでは、子どもがおっぱいを触る理由や負担にならずにやめられる方法についてご紹介します。しっかりと子どもの気持ちに向き合うことが大切です。
子どもがおっぱいを触るのはどんなとき?
精神的にストレスを感じているとき
子どもがおっぱいを触る理由の一つに「精神的にストレスを感じている」ということが挙げられます。例えば、保育園に通い始めたりママが下の子を妊娠したりなど子どもを取り巻く環境が変化したとします。
環境の変化などから不安や精神的にストレスを感じていると、ママのおっぱいを触りたがる子どもも多いです。言葉ではうまく言い表せないけれど、寂しさや不安を感じているのかもしれません。そのためママのおっぱいを触ることで、不安な気持ちが落ち着いたりホッとしていたりするのではないでしょうか。
赤ちゃん返りが起こっているとき
下の子の妊娠をきっかけにおっぱいを触りたがる場合は、赤ちゃん返りが起きているのかもしれません。ママが妊娠すると、今までどおり子どもと走ったり抱っこをしたりすることが難しくなりますよね。つわりなどで体調が悪いと、一緒に遊ぶのもつらい場合があるでしょう。
そのようなママの変化を見て「赤ちゃんが産まれたら可愛がってもらえないのかな」「もっと構ってほしい」などと感じ、赤ちゃん返りからおっぱいを触っているのかもしれませんね。
無意識に授乳時期の癖が出てしまうとき
基本的に子どもはママのおっぱいが大好きです。月齢の低い赤ちゃんにとっては生きていくための大切な食事ですし、少し大きくなってからはストレスや不安を取り除くためのものだといえるでしょう。
実際にママとテレビを見ていて顔はしっかりテレビの方を向いているのに、手はママのおっぱいを触っている子どももいるそうです。授乳時の癖が無意識に出たのかもしれませんね。
無理なくやめられる方法は?
ママの気持ちを本気で伝えてみよう
そんなときはおっぱいを触ることを無理にやめさせようとするのではなく、ママの気持ちを本気で伝えるとよいでしょう。例えば「ずっとおっぱいを触られ続けていると、ママは用事ができなくて困っちゃうよ」「ほかの人がいる所だと恥ずかしい気持ちになるよ」など、ママの気持ちを伝えましょう。
「触らないで」「早くやめないと怒るよ」などときつい口調や怒りながら伝えると、かえっておっぱいに執着してしまう可能性があるので注意してくださいね。
子どもと話し合ってルールを決める
ママが気持ちを本気で伝えたとしても、子どもがおっぱいを触りたがることもありますよね。そんなときは子どもと話し合ってルールを決めてみてはいかがでしょうか。
実際にルールを決めているママに聞くと「家の中でママと2人だけのときに触る」「いつまでも触るのではなく、ちょっとだけにする」「力任せに握ったり、つねったりしない」などの意見が挙げられました。小さな子どもでも分かりやすいルールを決めることが大切ですね。
おっぱい以外の方法でスキンシップをしよう
乳幼児期に親子の温かなスキンシップが足りないと、自己肯定感が低かったり情緒不安定になったりなど、子どもの成長に悪い影響を与える可能性が高くなるそうです。おっぱいを触ること以外でも、抱っこや手繋ぎ、絵本の読み聞かせなどのスキンシップを取るとよいでしょう。
このようなスキンシップを取ると、オキシトシンが多く分泌されます。オキシトシンにはやすらぎやリラックスをもらたす効果がありますので、子どもの不安やストレスが解消され親子の絆が深まるかもしれません。