就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

卒乳後もおっぱいを触る子どもが心配!どのように向き合えばよいのか

卒乳後もおっぱいを触る子どもが心配!どのように向き合えばよいのか

卒乳後であってもおっぱいを触りたがっている子どもを見ると、スキンシップ不足やストレスを感じているのではないか心配になるママもいますよね。ここでは、子どもがおっぱいを触る理由や負担にならずにやめられる方法についてご紹介します。しっかりと子どもの気持ちに向き合うことが大切です。

子どもがおっぱいを触るのはどんなとき?

精神的にストレスを感じているとき

子どもはママのおっぱいが大好きですよね。卒乳をしてからもおっぱいを触りたがる子どもも多いです。せっかく卒乳したのに、なぜおっぱいを触りたがるのでしょうか。

子どもがおっぱいを触る理由の一つに「精神的にストレスを感じている」ということが挙げられます。例えば、保育園に通い始めたりママが下の子を妊娠したりなど子どもを取り巻く環境が変化したとします。

環境の変化などから不安や精神的にストレスを感じていると、ママのおっぱいを触りたがる子どもも多いです。言葉ではうまく言い表せないけれど、寂しさや不安を感じているのかもしれません。そのためママのおっぱいを触ることで、不安な気持ちが落ち着いたりホッとしていたりするのではないでしょうか。

赤ちゃん返りが起こっているとき

下の子の妊娠が発覚すると、上の子の様子が普段とは異なる場合もありますよね。今までおおらかだった子が急に感情的になったり、人見知りをせず社交的だった子がママから離れなくなったりなど、子どもによって様々な変化が起きることもあります。

下の子の妊娠をきっかけにおっぱいを触りたがる場合は、赤ちゃん返りが起きているのかもしれません。ママが妊娠すると、今までどおり子どもと走ったり抱っこをしたりすることが難しくなりますよね。つわりなどで体調が悪いと、一緒に遊ぶのもつらい場合があるでしょう。

そのようなママの変化を見て「赤ちゃんが産まれたら可愛がってもらえないのかな」「もっと構ってほしい」などと感じ、赤ちゃん返りからおっぱいを触っているのかもしれませんね。

無意識に授乳時期の癖が出てしまうとき

授乳をしているとき、子どもがどんな様子だったかを覚えているでしょうか。一生懸命飲みながら足をバタバタする子もいれば、手でおっぱいをツンツンしたり母乳を出そうと揉んだりする子もいますよね。卒乳してからもおっぱいを触る原因には、このように授乳時期の癖が無意識に出ているのかもしれません。

基本的に子どもはママのおっぱいが大好きです。月齢の低い赤ちゃんにとっては生きていくための大切な食事ですし、少し大きくなってからはストレスや不安を取り除くためのものだといえるでしょう。

実際にママとテレビを見ていて顔はしっかりテレビの方を向いているのに、手はママのおっぱいを触っている子どももいるそうです。授乳時の癖が無意識に出たのかもしれませんね。

無理なくやめられる方法は?

ママの気持ちを本気で伝えてみよう

家でママと2人のときにおっぱいを触る分にはよいのですが、来客時や外出中に触られると困ることもありますよね。おっぱいを触ることは親子のスキンシップの一つですが、時と場合によってはやめた方がよい場合もあるでしょう。

そんなときはおっぱいを触ることを無理にやめさせようとするのではなく、ママの気持ちを本気で伝えるとよいでしょう。例えば「ずっとおっぱいを触られ続けていると、ママは用事ができなくて困っちゃうよ」「ほかの人がいる所だと恥ずかしい気持ちになるよ」など、ママの気持ちを伝えましょう。

「触らないで」「早くやめないと怒るよ」などときつい口調や怒りながら伝えると、かえっておっぱいに執着してしまう可能性があるので注意してくださいね。

子どもと話し合ってルールを決める

おっぱいを触ることが習慣化していても、乳児であれば割とすんなりやめることができるそうですが、3歳以降はなかなか難しい場合もあるそうです。無理やりやめさせようとすると、かえってストレスが溜まりやすくなることもありますので注意が必要です。

ママが気持ちを本気で伝えたとしても、子どもがおっぱいを触りたがることもありますよね。そんなときは子どもと話し合ってルールを決めてみてはいかがでしょうか。

実際にルールを決めているママに聞くと「家の中でママと2人だけのときに触る」「いつまでも触るのではなく、ちょっとだけにする」「力任せに握ったり、つねったりしない」などの意見が挙げられました。小さな子どもでも分かりやすいルールを決めることが大切ですね。

おっぱい以外の方法でスキンシップをしよう

おっぱいを触りたがる子どもは、スキンシップが足りていないと感じているのかもしれません。寂しさを紛らわせるために触っている場合もありますので、おっぱい以外の方法でスキンシップを取ってみましょう。

乳幼児期に親子の温かなスキンシップが足りないと、自己肯定感が低かったり情緒不安定になったりなど、子どもの成長に悪い影響を与える可能性が高くなるそうです。おっぱいを触ること以外でも、抱っこや手繋ぎ、絵本の読み聞かせなどのスキンシップを取るとよいでしょう。

このようなスキンシップを取ると、オキシトシンが多く分泌されます。オキシトシンにはやすらぎやリラックスをもらたす効果がありますので、子どもの不安やストレスが解消され親子の絆が深まるかもしれません。
28 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ