乳児と旅行に行きたい!旅行先選びや海外旅行のポイントは?
温泉選びで気をつけるべきポイント
泉質
酸性泉などは大人にとっても肌に刺激があるので、長時間の入浴はできません。硫黄泉も匂いが強く、赤ちゃんには不向きです。含有成分が少ない単純泉を選ぶとよいでしょう。
温度
温泉は比較的高めの傾向にあります。温泉によってはベビーバスを大浴場に用意してくれるところも。赤ちゃん用にぬるめのミニバスを作れるかどうか確認してみましょう。
浴場の明るさ
ママが赤ちゃんを抱っこした時、足元が暗いと滑って転倒するリスクが高まります。赤ちゃんが不安で泣いてしまうこともあるので、明るさもポイントです。
赤ちゃんを温泉に入れる時の注意点
赤ちゃんと温泉に入る時のコツや注意点
●おしっこが済んでいるか確認する
●水分補給をする(授乳直後は控える)
●赤ちゃんを両腕全体で支え、身体を密着させながら抱っこする
●お湯の熱さを確かめ、ゆっくりお湯に入れる
●お湯の種類によっては、床が滑るため転倒に注意
●にごり湯の場合は浴槽内の足元が見えないため、慎重に進む
●段差に注意しながら、ゆっくり歩く
●お湯の温度が高い場合はベビーバスを用意してもらうか、短時間で切り上げる
宿に到着してすぐ温泉では、赤ちゃんにとって負担がかかります。少し休憩をしてから入るのがおすすめです。
赤ちゃんとの旅行を楽しむ宿選びのコツ
畳の上で落ち着ける「和室」がおすすめ
また、旅館だと部屋単位で食事ができるところも多くなっています。赤ちゃんがいても周りの利用者に気を遣わずに、ゆっくり食事を楽しむことができます。
ただし、旅館の場合は、室内に壺や花瓶など、赤ちゃんが思わず手を触れてしまいそうな装飾品が飾られていることも多いでしょう。赤ちゃん連れであることを事前に伝え、手が届くところの装飾品を配慮してもらえるようにお願いしましょう。
「赤ちゃんプラン」があるかどうか
赤ちゃん連れ用のプランで多いのは、おむつや離乳食などを手配してくれるというものです。中には、育児用品メーカーとタイアップして豊富なアメニティを提供しているプランも。
赤ちゃんアイテムを持参する必要がないので、荷物を少なくできるのが魅力です。ほかにも、お部屋にベビーベッドやベビーチェア、おむつ用ごみ箱が備え付けられているなど、至れり尽くせりです。各社が競ってサービスを展開しているので、以前に比べて赤ちゃんと泊まりやすい環境です。
「ウェルカムベビーのお宿」をチェック
「ウェルカムベビーのお宿」として認定することで子育てファミリーにやさしい施設の普及を促し、親子でもっと気軽にお出かけやレジャーを楽しんでもらいたいという願いが込められています。
全国各地に、赤ちゃん歓迎の「ウェルカムベビーのお宿」があるので、行先が決まったらご利用してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんとの海外旅行ってどうなの?
旅行先は時差が少なく直行便のある場所を
時差が少ない場所を
大人でも時差のある国へ行くと、時差ボケで睡眠不足や生活のリズムが狂ってしまうこともあります。赤ちゃんであればなお大変でしょう。
直行便がある
赤ちゃん連れの場合、乗り換えのある場所は極力避けた方が無難です。大人でも乗り換えのあるフライトはトラブルが起きがちです。大人だけであれば対処できるかもしれませんが、赤ちゃん連れでは大変さが違います。
ただでさえプラン通り進めるのが難しい赤ちゃん連れの海外旅行。トラブルの要因を抱えるのはできれば避けたいですよね。
初めての海外旅行におすすめの国は?
グアム
日本の主要都市から直行便が数多く出ています。日本人観光客が多く、ほとんどの場所で日本語が通じるので不自由さを感じることは少ないでしょう。
ハワイ
日本語が通じやすく、治安も安定していることから、子連れに人気です。グアム同様、リゾート地なので比較的子どもが多いところも安心。
オーストラリア
時差が1時間と少ないのでおすすめ。自然豊かで動物とのふれあいも楽しめます。日本人も多く、あたたかくフレンドリーな国民性も魅力のひとつ。
バリ島
子ども好きな方が多く、子連れに寛容な旅先として知られています。ハワイやグアムでは物足りない方や、アジアンリゾートが好きな方におすすめ。
赤ちゃんとの海外旅行のポイントは?
赤ちゃんが旅先で飲み物や食事が口に合わないこともあるので、なるべく食べ慣れたものを持参しましょう。
・バシネットを活用しよう
赤ちゃんと飛行機に乗るときは、座席の前に「バシネット」という簡易ベビーベッドを取り付けられる席があります。これを利用することで、ママやパパも快適な空の旅を満喫できるでしょう。
・海外旅行保険に加入しよう
海外旅行保険は赤ちゃんの分も加入しましょう。旅行先では何事もなく楽しく過ごせることが一番ですが、何もない保証はありません。いつもと異なる環境なので、ケガや病気などトラブルも考えられます。万が一に備えて保険に加入し、事故や病気の際の手続きについても把握しておきましょう。