乳児と旅行に行きたい!旅行先選びや海外旅行のポイントは?
旅行に赤ちゃんを連れて行きたいと思っても、いざ具体的に考えると、ケガや病気をしないだろうか、持ち物や交通手段をどうするかなど、準備がたくさん必要ですよね。ここではそんなママの不安解消のために赤ちゃん連れの旅行について詳しくご紹介します。国内はもちろん、海外も視野に入れている方もぜひご一読ください。
目次
- 赤ちゃんはいつから旅行できるの?
- 首が据わる3〜5カ月頃がおすすめ
- どんなところに配慮すればいいの?
- どんな場所が旅行先に適している?
- 赤ちゃんとの旅行で心掛けておくこと
- できるだけ負担の少ない移動手段を選ぶ
- いつものお出かけ「+α」の持ち物を
- 食生活を乱さず離乳食をあげる方法は?
- 赤ちゃんはいつから温泉に入れる?
- 温泉デビューは生後1カ月健診のあと
- 温泉選びで気をつけるべきポイント
- 赤ちゃんを温泉に入れる時の注意点
- 赤ちゃんとの旅行を楽しむ宿選びのコツ
- 畳の上で落ち着ける「和室」がおすすめ
- 「赤ちゃんプラン」があるかどうか
- 「ウェルカムベビーのお宿」をチェック
- 赤ちゃんとの海外旅行ってどうなの?
- 旅行先は時差が少なく直行便のある場所を
- 初めての海外旅行におすすめの国は?
- 赤ちゃんとの海外旅行のポイントは?
- まとめ
赤ちゃんはいつから旅行できるの?
首が据わる3〜5カ月頃がおすすめ
ただ、旅行に行く時期をママやパパが決められるとすれば、首が据わってからの生後3~5カ月がおすすめです。赤ちゃんの体調はもちろんママも落ち着いてくる時期ですので、比較的安心です。
ただし、いきなり宿泊旅は考えもの。赤ちゃんが疲れて体調を崩しかねないので、まずは無理をせず、日帰り旅行から始めましょう。
生後1カ月検診で問題ないと診断されたら、近所へお散歩がてらショッピングに出かけることから始め、生後2〜3カ月になったら徐々に外に出る時間を延ばして、慣らすとよいでしょう。
どんなところに配慮すればいいの?
例えばおむつなら、1日6回替える場合は、1泊2日で12〜14枚程度必要になります。着替えは、突発的な汚れを考慮すると予備も持っていきたいところ。赤ちゃんは環境や気候の変化にも敏感なので、おくるみも1枚持っていったほうがよいでしょう。
食べ物も相応のものが旅行先にあればいいですが、ない場合はミルクや離乳食の準備が必要です。ただ、赤ちゃん連れの旅行の持ち物はあれもこれもと考えていると多くなりがち。「いざというときは現地調達」と考えて、細かな部分を悩みすぎないことも旅行を楽しむコツです。
どんな場所が旅行先に適している?
●おむつ交換台はあるか
●ベビーベッドはあるか
●添い寝できるベッドかどうか
●ミルク用のお湯やベビーフードが食事をするお店にあるか
●宿泊先は部屋食にできるか
●観光地などに赤ちゃんが休憩するスペースはあるか
宿泊先や店舗ホームページに詳しく紹介されていない場合は、直接電話で聞いておくと安心です。ベビー用の宿泊プランも最近では充実しているので、おむつの提供や絵本・おもちゃなど様々なサービスがあります。
赤ちゃんとの旅行で心掛けておくこと
できるだけ負担の少ない移動手段を選ぶ
電車・新幹線
新幹線なら泣いてもすぐにデッキに出られるように、後方の座席を予約するなどの工夫が必要です。音の出ないおもちゃやお菓子を持参しましょう。
バス
泣き出して周りの目が気になるときには、座席であやされければならないこともあります。赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを持参するようにしましょう。
飛行機
航空会社によって赤ちゃん向けのサービスがあります。各社のホームページなどで確認しておきましょう。
車
周りの目が気にならないのが車です。ただ、渋滞で予定通りにいかない可能性も。高速道路のサービスエリア、道の駅なども把握しておきましょう。
いつものお出かけ「+α」の持ち物を
赤ちゃんとの旅行に必要なアイテム
□母子手帳、健康保険証、乳幼児医療証
□紙おむつ(1日分×日数+予備)
□おしりふき
□粉ミルク
□哺乳瓶・マグ
□哺乳瓶消毒袋
□着替え・肌着・靴下
□パジャマ
□はおるもの
□ビニール袋
□お湯・湯冷まし
□ベビーフード
□離乳食用のスプーン・食器
□お食事エプロン
□歯ブラシ
□ベビーソープ
□保湿クリーム
□ウェットティッシュ
□ガーゼハンカチ
□バスタオル
□おやつ
□おもちゃ
着替えや肌着などは予備を持っていったほうが良いでしょう。ビニール袋は何かと便利ですので、多めに備えて。離乳食は、1〜2食余分にあると安心です。
食生活を乱さず離乳食をあげる方法は?
2回食以上であれば、離乳食を用意して赤ちゃんの食事に対する意欲を保つように心がけましょう。しかし、手作りの離乳食は痛みやすいので、持参は避けた方がよいでしょう。旅先ではどのように離乳食をあげればよいか、具体例を見ていきましょう。
市販のベビーフードを活用
ベビーフードは保存料・香料・着色料を使用しておらず、栄養バランスが考慮されているので安心。旅行前に赤ちゃんに食べさせてから持参するとよいでしょう。
外食先で取り分ける
例えば白米やうどん、煮物の野菜を潰して食べさせてあげることもできます。お湯で伸ばしつつ味を薄めてあげるのがポイントです。
赤ちゃんはいつから温泉に入れる?
温泉デビューは生後1カ月健診のあと
赤ちゃんやママの身体のことを考えると、親子の温泉デビューは早くても首が据わり始める生後2~3カ月頃、ママやパパが安心して赤ちゃんと温泉に入れる時期は、赤ちゃんの腰が据わる生後6~7カ月以降でしょう。腰が据われば、ママが少し支えるだけで安定して座ることができます。
しかし、そもそもおむつが外れていない乳幼児の入湯を禁止しているところもあります。月齢ではなく、成長の様子で判断されることがあるので注意してくださいね。