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反抗期の海外の対応は日本と違う?見習いたい海外流子育てのポイント

反抗期の海外の対応は日本と違う?見習いたい海外流子育てのポイント

反抗的な態度を取る子どもに手を焼いているママは多いことでしょう。海外の子どもは、日本の子どもほど激しい反抗期はないといわれることもありますが、本当なのでしょうか。反抗期の子どもに対する親の対応の仕方は、国によって違うようです。海外流子育ての見習いたいポイントを見ていきましょう。

反抗期を迎えるタイミングと反抗する理由

反抗期と呼ばれる時期は3回

子どもが成長する過程で迎える「反抗期」は3回あるといわれています。一般的には2~3歳くらいの「イヤイヤ期」と、思春期のころ迎える「反抗期」がよく知られていますね。

イヤイヤ期を「第一次反抗期」、思春期の反抗を「第二次反抗期」とも呼びます。この第一次反抗期と第二次反抗期の間である6~8歳のころにも、「中間反抗期」といわれる反抗が見られます。

〈反抗期の特徴〉
・第一次反抗期…自我の芽生えにより、なんでも自分でやってみたいのにできないもどかしさから反抗的になる
・中間反抗期…自立心が芽生え、親の言うことを疎ましく感じて無視をしたり口答えしたりする
・第二次反抗期…体の成長と心の成長のバランスを取ることが困難で、不安や不満などのストレスを感じやすい

子どもにとって反抗は大切な自己主張

一日に何度も子どもが言うことを聞かないことがあると、ママはストレスに感じますよね。周りにいる素直な子どもがうらやましくなることもあるのではないでしょうか。しかし子どもの反抗は、精神発達にとって非常に意味のあることなのです。

反抗するということは自分の意見を持っているということです。自己主張をして、周りに自分の気持ちを伝える中で、言語力や表現力、コミュニケーション能力などが発達していくでしょう。

反抗する時期や期間、程度などは子どもによって様々です。同じ親から生まれた兄弟姉妹でも、反抗の現れ方はそれぞれに違います。程度の違いはあれ、子どもが反抗的な態度を取ったらそれは健全な成長の証でもあると捉えましょう。

子どもの反抗は否定せずに受け止めよう

子どもの反抗に初めは優しく対応していたママも、何度も繰り返されるうちにイライラが募って怒ってしまうこともありますよね。感情的に怒った後で反省することも少なくないでしょう。

簡単なことではないかもしれませんが、子どもが反抗してもできるだけ否定せずに受け止める心を持ちたいですね。子どもの反抗期はママの忍耐力が試される時期でもあります。子どもの成長とともに親も成長できるチャンスなのです。

また、反抗的な態度を押さえつけたり放置したりすると、子どもの精神状態は不安定になってしまいます。ママにとっては大変なことかもしれませんが、子どもの気持ちを受け止めて、抱きしめたりゆっくり話を聞いたりしながら対応していけるとよいですね。

海外では反抗期の捉え方や関わり方に違いが

自由を尊重しつつ誠実な対応のアメリカ

TVや映画などでもよく目にしますが、アメリカの子どもは赤ちゃんのうちから自分の部屋を与えられ、夜もひとりで眠ることが多いようです。小さいうちからひとりの人間として尊重され育てられていることの象徴ともいえるでしょう。

アメリカでは多くの場合、子どもが泣いていてもパパやママが過度にあやすことはなく、泣き止むまで泣かせます。日本では近所迷惑を心配してすぐにあやすことも多いですね。親は子どものわがままに振り回されないという、毅然とした態度で接するようです。

とはいえ、育児を放棄しているわけではありません。普段から子どものすることをよく見て、「よくひとりでできたね」「できると信じていたよ」などと子どもの自主性や自由を尊重しつつ、誠実に対応しているのです。

宝の2歳児!イタリア発モンテッソーリ教育

今話題の「モンテッソーリ教育」発祥の地であるイタリアでは、反抗期の子どもにどのような対応をしているのでしょうか。日本では反抗的な態度を取る2歳児のころを「魔の2歳児」などと呼びますよね。

モンテッソーリ教育では2歳は「宝の時期」「輝く時期」と位置づけられています。この時期に「秩序」を身につけさせることで、豊かな人格形成ができるとされています。ここでいう秩序とは「時間・順番・場所・所有」などがいつも一定であることです。

ママの都合で急かしたり手を貸したりすることが反抗の一因であるため、秩序を守って生活することで子どもの反抗心が和らぐようです。2歳のころからひとりでできる環境を整えることが、反抗期をうまく乗り切ることにつながっているのです。

チベットではイヤイヤ期ならぬブラブラ期

日本では、2歳児といえば「イヤイヤ期」「魔の2歳児」など、ネガティブな印象を与える言い方をしますよね。しかしモンテッソーリ教育でもいわれているように、2歳のころの好奇心や自立心などをもっとポジティブに捉えて接することもできるのではないでしょうか。

日本では「わがまま」と捉えられる2歳児ですが、チベットでは「自由にブラブラしている」と肯定的に捉えているようです。好奇心旺盛なこの時期を尊重し、好きなことを好きなようにすればよいという考え方で育てているのです。

イヤイヤをどう落ち着かせるかを考えるのではなく、「どうやったら安全に楽しくブラブラさせられるか」と考えてみると、子どもへの接し方が変わってくるのではないでしょうか。

取り入れたい海外流子育てのよいところ

子どもを個人として認め尊重する

海外の子どもには反抗期がないといわれることがありますが、それは反抗するような場面が少ないからといえそうです。日本の子育てでは、子どもに親の意向に沿った行動を取らせがちですね。

小さいうちはよいですが、思春期を迎えて自分のやりたいことが出てきたときに、親との対立が浮き彫りになって反抗的な態度になるということはよくありますね。

アメリカでは小さいうちから子どものやりたいことを尊重し、親と考え方が違ったときは対等に話し合いで解決するという習慣があります。子どものわがままを許すということではなく、子どもを個人として認めて尊重することは、親にとって簡単なことではありません。それでも子どもの自立を考えれば、こういった接し方も参考になるでしょう。
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teniteo WEB編集部

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