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うちの赤ちゃんの蒙古斑は大丈夫?正しい知識と対処の仕方

うちの赤ちゃんの蒙古斑は大丈夫?正しい知識と対処の仕方

日本では当たり前!でも海外では?

日本人だけじゃない!人種別の割合

蒙古斑は日本人の赤ちゃんの場合、99%もの赤ちゃんが蒙古斑を持って生まれてくるといわれています。蒙古斑の「蒙古」とは、モンゴルを意味します。日本人を始め、モンゴル人などの多くのアジア人は蒙古斑ができやすい人種だといわれています。

同じ有色人種のヒスパニック系でも、50%の赤ちゃんに蒙古斑が見られます。また、黒人の80〜90%の赤ちゃんにも蒙古斑があるといわれているので、蒙古斑はアジア人だけのものではないのです。

しかし、白人の赤ちゃんで蒙古斑がある赤ちゃんは1〜10%ととても少ないです。海外では、医療関係者ですら蒙古斑を知らないケースもあり、蒙古斑のある赤ちゃんを見たときに虐待を疑われることもあるそうです。

ハーフの赤ちゃんの場合

蒙古斑が出る可能性が人種によって異なるのであれば、ハーフの赤ちゃんはどうなるのでしょうか。もちろんハーフであってもハーフでなくても、蒙古斑が出るかどうかは人それぞれです。蒙古斑の少ない白人と日本人の子どもであっても、蒙古斑が出る可能性が少なくなるわけでもありません。

日本人であれば、赤ちゃんに蒙古斑があるのはほとんどの人が知っていますが、海外では蒙古斑を知らないという人も多くいます。そのため海外で子育てをしていると、蒙古斑で嫌な思いをすることもあるそうです。

例えば、義両親がおむつを替えているときに蒙古斑を発見して、どこかにぶつけたのではないかと疑われてしまったり、水遊びをしていると蒙古斑をじろじろと見られたりすることもあるようです。

海外では虐待と間違われる場合も!

海外では蒙古斑の認識が低く、虐待だと勘違いされてしまうこともあります。海外で子育てをしている場合に、保育園の先生に「お尻にあざがあるけどどこかでぶつけたの?」と聞かれたり、小児科で子どもを見てもらっているときに蒙古斑を発見され、お尻を叩いたのでは、と疑われたケースもあるそうです。

日本で生活するのであれば、蒙古斑のことはそんなに気にしなくてもよいのかもしれませんが、海外で子育てをする場合には、事前に周りの人に説明しておいた方がよさそうですね。保育園の担任の先生やかかりつけ医に、自分の子どもには蒙古斑があることやあざではないということを事前に説明しておくとよいでしょう。

大切な子どもを虐待しているなんて疑われたくありませんものね。

まとめ

蒙古斑は日本人の赤ちゃんのほとんどが持っているものです。蒙古斑ができる原因は、メラノサイトによるものであり、妊娠中の行動はまったく関係がありません。

ほとんどの蒙古斑は成長とともに消えていきますが、消えない場合や、異所性蒙古斑で目立つ部位にできている場合は、治療をすることもできます。もし、自分の赤ちゃんの蒙古斑のことで気になることや悩みがあるのであれば、かかりつけの小児科医に相談してみるといいですね。
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