ひとりっ子育児を楽しむ!親としての心構えと育児が辛いときのヒント
周りを見回すと、子どもが2人以上の家庭も多く、ひとりっ子ではだめなのかな?とむやみに不安になるママもいるかもしれません。そこで今回は、ひとりっ子育児のメリットとひとりっ子育児をする上でのポイント、ひとりっ子育児を辛く感じるときの対策などについてお話しします。
ひとりっ子育児はメリットがいっぱい
多くの愛情で自己肯定感の高い子どもに育つ
子どもが何人いても、ママとしては公平に愛情を注ぎたいところですが、下の子の都合で上の子の幼稚園の行事に参加できなかったり、下の子のお世話が忙しく上の子の遊び相手をする時間が短かったりということはありますよね。
しかしひとりっ子の場合、ママもパパもその子どもだけに時間を割き、相手をすることができるので、子どもはダイレクトに愛情を感じやすくなります。より多くの愛情を感じやすいことにより、自己肯定感の高い子どもに育つことが可能です。
教育面や旅行、外出などにお金をかけられる
しかしひとりっ子であれば、その子の分の教育費だけを考えればよいので、しっかりとお金をかけてあげることができます。
また、旅行に行く際も子どもが2人以上いると、宿泊先によっては部屋を2部屋とらないといけないため、ホテル代がかさむという意見もあります。子どもが1人だけの場合であれば、家族3人1部屋だけで済むので、旅行の費用も抑えることができます。
子どもが2人いる場合は、ママ1人で子どもたちを連れて外出するのは大変ですが、ひとりっ子であれば比較的気軽に出かけることができますよね。
ママとパパが夫婦の時間を作りやすくなる
しかし子どもが1人だけの場合は、その子の生活リズムに合わせるだけでよいので、ママやパパの時間も調整しやすく、夫婦の時間を作りやすいのではないでしょうか。
子どもが複数いるとそれぞれの子どものお世話にママもあたふたとしてしまいますが、1人なら比較的ゆったりとしたペースで育児をすることができるので、たまにはパパと2人の時間を作って夫婦の時間をゆっくりと楽しみたいですね。
ひとりっ子の育児をする上でのポイントは
同世代の子どもと関わる機会を増やす
子どもの協調性や社会性を身につけるためにも、意識的に同世代の子どもと関わる機会を増やすようにしたいですね。公園に行き、ほかの子どもと遊ばせるのもよいでしょう。もしくは児童館や図書館などにお出かけして、同世代の子どもと触れ合う機会を増やすのもよいですね。
同世代の子どもと一緒に遊ぶ中で、自宅では経験するのことのないおもちゃの貸し借りや遊具の順番待ち、友だちとトラブルが発生したときの対処法などについて自然と身につけることができますよ。
過度の干渉や期待をしないこと
子どもが複数いれば、「我が子でもぞれぞれに考え方や性格が違う」とママは体感することができるのですが、ひとりっ子の場合は「この子も私と同じように考えているはず」と思い込みがちです。そして子どもに意見を聞くこともなく、ママの考え方を押しつけてしまうことがあります。
ひとりっ子には過度の干渉や期待をせず、失敗するとわかっていても好きなようにさせてみることも大切です。子どもも親も失敗から学べることがたくさんありますよ。
子どもが立ち上がるときに、必要であればママとパパがサポートするようにしたいですね。
「ひとりっ子がかわいそう」と思わない
しかし幸せの形は人それぞれです。ひとりっ子だからかわいそうということは決してないので、自信を持って子育てをしましょう。ひとりっ子だからこそ楽しめる育児もあります。
周りの人からの何気ない言葉に傷つく必要はありませんよ。「2人目にはご縁がなくて」というように軽く返事を返すだけで十分ですよ。
ひとりっ子育児を辛く感じるときの対策は
がんばりすぎたら気分転換の方法を見つけて
子どもとしてもママを喜ばせようと、ママの思いどおりに行動しようとがんばってしまうことがあります。そしてそれが子どもに負担をかけることもあるのです。
ママはがんばりすぎず、適度に離れた距離で子どもを見守ることも必要ですよ。子どもがある程度大きくなってきたら、親から離れてサマーキャンプや1泊2日ぐらいの旅行プログラムに参加させてみるのもよいでしょう。
ひとりっ子はどうしても親との密度が高くなりがちなので、気分転換する方法を見つけるようにしたいですね。