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 七五三のお祝いについて知ろう!金額の相場やおすすめのプレゼント

七五三のお祝いについて知ろう!金額の相場やおすすめのプレゼント

ご祝儀袋の書き方について

ご祝儀袋が用意できたら、何を書けばよいのかをご紹介します。

表書きには「七五三御祝」「御祝」と書くのが一般的とされています。この書き方は何歳でも大丈夫です。文字は水引にかからないようにしましょう。年齢に応じて3歳は「御髪置御祝」、5歳は「御袴着御祝」、7歳は「御帯解御祝」と書いてもよいです。

表書きは黒い筆や筆ペンで書くのが基本となります。薄い色ではなく、濃いものを使用してくださいね。このときにボールペンは控えましょう。

水引の下には送り主の名前を書きます。上段の字よりも小さめがよいです。夫婦連盟にする場合は夫の名前を右に、妻の名前は左に書きます。書き方にもいろいろなマナーがありますので参考にしてみてくださいね。 

お金の包み方について

ご祝儀袋に表書きを書いたら、包むお金は新札を用意しましょう。新札を中袋に入れるときは表が前、顔が上にくるように入れます。(お金は縦にすると、夏目漱石や福沢諭吉の顔が上にある方が上にあたります。そちらを上側にして人物が表になるように入れましょう)

中袋の表側には、中央に「金〇〇円」と縦に書きます。数字の書き方は大字(壱、弐、参、伍、萬など)で書くのが一般的です。例えば「金参千円」「金壱萬円」など。

漢数字(一、二、三など)を利用しない理由は線を書き足して、数を書き換えられないようにするためです。しかし「三千円」「一万円」などの漢数字を使っても現在は問題はないようです。

裏側の左下には送り主の郵便番号と住所、氏名を書きます。

七五三のお祝いにおすすめのプレゼントは?

男の子に人気で好評なプレゼント

男の子のプレゼントとしておすすめなものをいくつかご紹介します。

・着物や袴…高額なので、親戚や身内から贈るのが基本となります。
・スーツ…男の子はやんちゃで活発なため、前撮りの写真は着物で、お参りはスーツを選ぶことがあるようです。
・コート…七五三は寒い時期なので、少しフォーマルな羽織るコートなども喜ばれます。
・おもちゃ…3歳なら乗り物のおもちゃやブロック、5歳ならゲームが多いようです。ただ、ゲームは家庭によって与えない方針の場合もあるので聞いた方がよいですね。

5歳になるとスポーツをやるお子さんも増えてくるので、そのスポーツにあわせたスポーツ用品や小学校の入学が近いことから文房具を贈ると喜ばれることもあります。

女の子に人気で好評なプレゼント

ここでは女の子のプレゼントとしておすすめのものをいくつかご紹介します。

・晴れ着…高額なため、祖父母などの身内が贈ることが多いです。レンタルを利用する場合はその料金を負担してあげるという意味をこめて、現金をお祝い金として渡すこともできます。
・髪飾り、草履などの小物類…女の子はかわいくて華やかなものが多いです。晴れ着に合わせた小物を選ぶとよいと思います。
・ワンピース、ドレス…フォーマルなドレスやワンピースも人気です。習い事の発表会、入園式や入学式に着まわせるものを贈るのもよいですよ。

7歳くらいになると、普段着る洋服をプレゼントすると喜ばれることもあります。好みなどを聞いておくとよいかもしれません。

男女共に人気で好評なプレゼント

こちらは男女共におすすめのプレゼントです。

・本…3歳なら絵本、5歳以上になると図鑑や児童書がおすすめです。
・お菓子…和菓子やクッキー、チョコレートなどの洋菓子もよいと思います。子どもが食べやすいものがよいですね。
・カタログギフトや金券…子どもが5歳、7歳と大きくなると自分の欲しいものが明確になってきます。そのため、ご両親やお子さんが自由に選べるものも喜ばれます。     
         
プレゼントにもいろいろありますね。品物を決める前に、家庭の方針に反しているものではないか、すでに持っているものではないかを確認しておくと、安心して贈ることができますよ。お祝いなので、気持ちをこめてすてきなプレゼントを贈りましょう。

七五三のお祝いをするときの注意点

七五三のお祝いを贈る時期はいつ?

七五三は本来11月15日で、その日に参拝する風習がありました。しかし、最近はその日にこだわらず、11月15日前後の土日や祝日に、家族の都合に合わせて行うことが増えてきました。

現在では、10月中旬から11月下旬まで幅広く参拝することが多いようです。そのため、お祝い金や品物を直接手渡しする場合でも、郵送する場合でも、10月中旬から11月15日までに相手に届けられるのがよいとされています。七五三当日はバタバタして忙しいので、前日や前々日までには贈りましょう。

また、いつ行うかを相手に聞いて渡すのもよいと思います。親族として集まって七五三を祝う場合は、当日に渡しても大丈夫です。11月15日は過ぎないようにしましょう。 

お祝いやお返しは家族の風習に習おう

お祝いやお返しなどもどうすればよいのか、わからないことが多いですよね。夫婦だけで話し合ったり、調べたりして決めたことでも、周りからは「これは違う」「このやり方では困る」とあとから言われることもあるかもしれません。

家族によってもそれぞれ考え方は違いますよね。七五三はご両親や他の親戚との兼ね合いもいろいろあるので、なかなか難しいこともあると思います。

また、金額の相場に関してもあくまで目安として考え、家族の風習を第一に考えるとよいと思います。地域によってもその土地ならではの風習があるので、そのやり方に習うとよいですよ。

迷ったときには、夫婦だけで悩まず、親戚や家族と相談して決めると安心です。

お祝いは祝う気持ちが大切!

七五三は子どもの成長をお祝いするものですよね。しかし、そこにはいろいろなマナーや地域の風習、親戚との兼ね合いなどもあり、大変なこともあります。

でもやはり大切なことは、子どもが成長したことを喜び、お祝いすることだと思います。

神社に行って、写真スタジオで記念写真を撮って…という形式にこだわらなくても、子どもにケーキを買って、ちょっと特別な食事をして…というお祝いでもよいですよね。

「ここまで成長してくれてありがとう。これからも健康に育ちますように」という親の願いが子どもにも伝わるようなお祝いが一番よいと思います。そしてその親の気持ちが子どもにも伝わったときに、忘れられない七五三になるのだと思います。
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