共働き夫婦にありがちな喧嘩の種は?役割分担と思いやりが円満のカギ
共働きをしている夫婦の中には「仕事から帰ってきたら家事のことで言い合いになることが多い」「休日に喧嘩をすることがよくある」など、家族で過ごす時間が短いのにパパと仲良く過ごせず悩んでいる方は多いでしょう。ここでは、共働きでも喧嘩せずに仲良く過ごせるように、すぐに改善できることをご紹介します。
共働き夫婦はどんなことで喧嘩しやすい?
家事や育児の役割分担
「お互いに仕事をしているのだから平等に分担したい」とママは思うかもしれませんが、パパが非協力的だとなかなか役割分担がうまくいきませんよね。育児や家事の協力をパパにお願いしても「疲れているのに」と嫌な顔をされると、「どうして私ばっかりなの」とイライラしてパパと喧嘩になるケースも多いですよ。
また、仕事で疲れてくると心に余裕が持てなくなることもあります。帰宅してからも育児や家事に追われる日々にストレスが溜まりパパにきつく当たってしまうママもいるでしょう。
子どもの教育に対する考え方
子どものことを大切に思っているからこその喧嘩なのかもしれませんが、パパとママの仲が悪いと子どもは「自分のせいなのかな」と心が不安定になります。子どもの心の成長には家庭が円満であることが重要なポイントなので、教育方針は夫婦で話し合って決めていきましょう。
「自分が正しい」と相手を責めるのではなくお互いの話をしっかり聞いて、子どもにとって何がよいのかを考えていきたいですね。
休日の過ごし方について
「休日くらいは家族の時間を大切にしたい」とパパとママの考えが一緒なら問題ないですが、「休日くらい好きに過ごしたい」と一方が自分勝手に過ごしてしまうと夫婦喧嘩になる可能性が高いでしょう。お互いに自分の意見ばかりをとおすのではなく、話し合って休日の予定を立てることが大切ですよ。
たまにはパパとママがひとりになれる時間をつくるのもリフレッシュできてよいですね。
家事や育児の役割分担を決めてみよう
こまめに分担状況の確認や見直しを
一度役割を決めても、こなしているうちに「子どもとお風呂に入った後にパパにお風呂掃除までしてもらえたら助かる」「家事をもう少し負担するから、子どもとママがふれあう時間を増やしたほうがいいと思う」など、見直しをしたほうがよい部分が見えてくることがありますよね。過ごしやすい環境をつくれるように、分担状況はこまめに確認し見直していくことも大切でしょう。
家事や育児の役割分担のチェックリストをつくり、冷蔵庫やリビングなど見える位置に張っておくと進み具合が分かりやすいですよ。
お迎えなどは臨機応変に対応しよう
急な残業なども想定して、お迎えは臨機応変に対応しましょう。ママだけでなくパパも保育園の送り迎えに協力することで保育園での子どもの様子が見られたり、先生や保護者の方たちと交流を持てたりなど、メリットも多いですよ。
会社によっては急に残業になることも多いので、休憩中などに夫婦で連絡を取り合って協力体制を整えると片方に負担がかかるのを防げますね。
負担を減らし、ときには代行サービスを利用
疲れやストレスが溜まっているときは、無理をせずに代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。家事代行サービスは掃除や洗濯、料理、買い物までお願いできるものもあります。仕事から帰ってきて家事を代わりにお願いできると、パパとママの負担はかなり減りますよね。
また、家事代行サービスを利用することで、平日も子どもとゆっくりふれあう時間がつくれるでしょう。忙しい毎日を過ごしていると家族のコミュニケーションも減りがちなので、たまには代行サービスに頼って家族の時間を大切にするのもおすすめです。
共働き夫婦の喧嘩を減らすポイント
コミュニケーションの機会をつくろう
コミュニケーションがうまく取れていると、忙しい毎日でも楽しく過ごすことができますよ。夫婦で子どもや仕事の話など、色々なことを話していると「いつもお疲れさま」「今日は家事をサボってゆっくり過ごそう」など自然と声をかけ、相手のことを尊重しながら思いやりを持って接していけるのではないでしょうか。
夫婦でコミュニケーションが取れている家庭は、家事や育児の分担もスムーズにこなしていけます。パパとの会話やスキンシップも大切にし、忙しくても笑顔で過ごしましょう。