安全な子ども用踏み台の選び方とは?利用方法やDIY方法を紹介
背の低い子どもが、自分でいろいろなことができるようにするため「踏み台」があると便利です。そこで今回は、踏み台の種類や選び方についてを中心に、踏み台のさまざまな活用方法、さらには自分で作る踏み台のDIY方法もご紹介します。踏み台選びの参考にしてくださいね。
子どもの安全な踏み台の選び方とは
一段タイプとステップタイプのものがある
踏み台には、コンパクトで持ち運びのしやすい一段タイプと、階段のように段差がついたステップタイプがあります。踏み台の高さは、一般的に20~30cm以内の設計になっています。
一段タイプはコンパクトなものが多く、子どもでも持ち運びしやすいでしょう。ステップタイプは、高さがあるので一段タイプよりも高いところに手が届きやすく、段差によって子どもでも上り下りしやすい点がよいですね。
どちらのタイプにするかは、子どもの身長や運動能力、踏み台の置き場所や使い道などを総合的に判断するとよいでしょう。
子どもの怪我を防ぐため滑り止めがあるもの
まず、踏み台の足を乗せる部分に滑り止めがついているかを確認しましょう。次に、踏み台の床に接する脚の部分に、滑り止めがついているかどうかもチェックしてください。
あらかじめ、スリップすることがないように工夫されているものを選べば、子どもの怪我や事故を防ぐことができます。日常的に使うものですから、できるだけ安全なものを選ぶようにしたいですね。
軽くて持ち手があるタイプは子どもが運べる
自分で持ち運べたら、今まではママやパパに手伝ってもらっていた手洗いやトイレなどを子どもが自力でできるようになるでしょう。自分の力で取り組むことで、子どもの自主性も育めます。
踏み台の素材はさまざまありますが、スチールやアルミよりもプラスチック製のものの方が、比較的軽くて子どもでも持ち運びがしやすいでしょう。
子どもの踏み台はあるとこんなに便利!
自主的に手洗いするには踏み台が必要
洗面所に踏み台を用意すれば、子どもが親の手を借りることなく、自分で手洗いすることができますね。そのため「外から帰ったら手を洗う」という習慣が身につきやすくなり、自主的に手洗いをするようになるでしょう。
ただし、使い始めて踏み台に慣れていない時期は、段差から落ちたり足を滑らせてしまったりすると危険なので、ママやパパが近くで見守ってください。また、使用後は勝手に上って遊ぶことがないように、その都度片づけるようにしたいですね。
キッチンで踏み台を使ってママのお手伝い
早い時期から一緒にキッチンに立つことで、お手伝いの習慣が身につくでしょう。「どんな料理を作っているのかな?」と子どもが興味を持つようであれば、お手伝いできるような作業がなくても、邪魔にならない範囲で調理風景を見せられるとよいですね。
踏み台を使うことで、子どもは実年齢よりも高い視点で周囲を見渡せるようになり「できること」が増えます。「自分もやってみたい」という気持ちも芽生え、自主性が高まるでしょう。
子どもが使わなくなっても利用できる
たとえば、ミニテーブルと組み合わせて「子ども用のイス」として使ったり、お気に入りのオブジェなどを飾る「棚」として、インテリアの一部に活用したりする方法も素敵ですね。
また、子ども用として販売されている踏み台でも、耐荷重が100kgまでというものなどもあります。これなら、大人でも安心して使えるのではないでしょうか?
大人の体重にも耐えられる踏み台であれば、玄関に置いて、おじいちゃんやおばあちゃんが家へ遊びに来たとき、靴を脱ぎ履きするための「腰掛け」としても役立つでしょう。
安全な子どもの踏み台をDIYしよう
牛乳パックで子どもと一緒に楽しく作ろう
【材料】
牛乳パック、新聞、ガムテープ、ハサミ
事前の準備として、牛乳パックは中身を飲み終わった後に、綺麗に洗って乾かしておきます。飲み口の部分だけを開いた牛乳パックに、子どもと一緒に、新聞紙を目一杯詰め込んで口をテープで留めます。これを作りたい踏み台の高さなどに応じて何本か作りましょう。
作りたい踏み台の高さに重ね合わせたら、全体をガムテープで巻いて固定し完成です。お好みでデコレーションしてもよいですね。水濡れ防止に、レジャーシートを巻くというママもいますよ。