網戸掃除にはスライムが活躍する!作り方や注意点と掃除のタイミング
「網戸が汚れてきたので掃除をしたいけれど、網戸掃除って面倒!」と思っているママはいませんか?実は子どものおもちゃとしても人気のスライムを使うと、きれいに掃除をすることができますよ。そこで今回はスライムで掃除をする方法や掃除用スライムの作り方と注意点、網戸掃除の頻度とコツなどについてお話しします。
網戸掃除は子どもの好きなスライムを使おう
網戸のカビやホコリは放置しないことが大事
特にカビが生え始めると、カビはさらに成長しようとして菌糸を網戸の網の奥まで浸透させ、栄養を得ようとします。そうなるとがっちりと網部分に絡まるので、簡単には落とせなくなることでしょう。
カビは胞子を飛ばし、その胞子がホコリに混ざって部屋に浮遊することもあります。子どもがそれを吸い込むと、喘息を引き起こしたりアレルギーになったりする可能性があるので注意したいですね。
子どもの健康のためにも、網戸のカビやホコリは放置しないことが大事ですよ。
網戸のカビやホコリ取りにスライムが役立つ
網戸のカビやホコリ取りにはスライムが役立ちますよ。スライムと聞いてびっくりするママもいると思いますが、実際にこの掃除方法が有効だとテレビでも紹介されたことがあります。
ペタペタとしたスライムなら、部屋にカビの胞子を浮遊させることなく、しっかりと吸着しながら網戸をきれいにすることができます。しかも網戸を力強くこする必要がないので、簡単に掃除できるのも助かりますね。
掃除用スライム作りの過程は親子で楽しめる
ムニムニとしたスライムの感触を面白がったり、自由に形を変えることができるスライムで何か形を作ったりなど、子どもの想像力も広がります。
必要な材料を容器に入れ、混ぜたりこねたりして楽しみましょう。混ぜるときは子どもが洗剤をこぼさないように注意してくださいね。作っているときは、できるだけ子どもから目を離さないようにしましょう。
スライムを作ったら、子どもと一緒に網戸を掃除をするのも一案です。遊び感覚でお手伝いしてくれるかもしれませんね。
網戸掃除に使うスライムの作り方と注意点
網戸掃除用スライムの作り方
まず、液体のホウ酸入りの洗剤を小さじ2杯、重曹を少し、PVAが配合された洗濯のりを大さじ2杯を用意します。液体のホウ酸入り洗剤を容器に入れ、そこに重曹を2つまみ程度入れて混ぜます。それからPVA入りの洗濯のりを投入し、混ぜるとかたまりになってきます。
かたまりになったら、ゴム手袋をした手でこねます。スライムは時間が経過すると次第に固くなって伸びにくくなるので、掃除の直前に作るようにしましょう。毎回使う量だけ作ると無駄がありません。
できあがったスライムを、ペンキ塗り用のローラーに巻きつけると完成です。
スライム作りに適した洗濯洗剤の選び方
洗剤に含まれるホウ酸と洗濯のりに含まれるPVA(ポリビニルアルコール)が化学反応を起こしてスライム状に固まります。ゆえに洗濯のりも必ずPVA配合のものを選ぶことがカギとなります。
「ホウ酸が含まれる洗剤ってどれ?」と悩みますよね。「アリエール」と「ボールド」ならホウ酸が含まれているので固まりますよ。粉末タイプではなく液体タイプを使用してくださいね。色は洗剤の色がそのままスライムの色になるようです。
アリエールとボールドならドラッグストアで簡単に見つけることができるので安心です。
スライムを作るときに注意すること
材料を見てもお分かりのように、洗剤や洗濯のりを使っているので、子どもの肌が荒れてしまう可能性があります。一度洗剤で肌荒れを起こすと、治るまでに時間が掛かるので気をつけてあげましょう。子どもだけでなくママもゴム手袋をすることをおすすめします。
また、子どもが材料に含まれている化学成分に反応してアレルギーを起こすこともありますよね。間違っても舐めたり、口に入れたりしないように注意しましょう。うっかり子どもがスライムを飲み込んでしまった場合は、速やかに病院へ連れて行き、必要な処置してもらうことが重要です。