産休前の挨拶のタイミングや伝え方は?参考になる例文とポイント
産休に入る前には、上司や同僚、取引先の方などお世話になっている方への挨拶をしっかりとしましょう。産休後、スムーズに仕事へ復帰するためにも挨拶はしておきたいものです。挨拶をするタイミングや参考になる例文など事前に押さえておきたいポイントを今回はご紹介します。
目次
- 産休に入る前に挨拶しておきたい人
- 上司や同僚など社内の人
- 取引先やお得意様など社外の人
- 担当しているお客様やその関係者
- 産休に入る前の挨拶のタイミング
- まずは直属の上司に挨拶しよう
- 社内向けの挨拶は1カ月前までに
- 社外へは業務に支障が出ないタイミングで
- メールや口頭など伝え方別の挨拶文
- 社内と社外それぞれへ向けたメールの例文
- 朝礼など口頭で伝えるときの例文
- 手紙やメッセージカードを書くときの例文
- 産休の挨拶で押さえておきたいポイント
- 日程に余裕をもって挨拶しよう
- お菓子を渡すなら選ぶものにも気を配ろう
- 何よりも感謝の気持ちを伝えよう
- まとめ
- ママたちのできるを増やすコミュニティteo’s(テオズ)無料会員を30名募集!
産休に入る前に挨拶しておきたい人
上司や同僚など社内の人
仕事をする上で一番関わりがある人は、上司や同僚など社内の人ですよね。上司や同僚には、毎日お世話になっていますし、復帰した際も一緒に仕事をする可能性が高いです。ですから、一番初めに挨拶をしましょう。
人数の少ない会社だと、朝礼や空き時間、会議などでみんなが集まったときに挨拶することもできます。直属の上司や仕事を引き継ぐ予定の同僚には、仕事を休んでいる間、とくに負担を掛けることになりますので、一人ずつ丁寧な挨拶を心掛けましょう。
仲良しの先輩や後輩の場合は、ランチのときに挨拶するのもよいでしょう。
取引先やお得意様など社外の人
「仕事は引き継いだから大丈夫」「すぐに復帰する予定だしいいかな」と思うママもいるかもしれませんが、挨拶しておくと印象がよいですよ。また、いつも仕事で関わっている人を最近見掛けなくなると「仕事を辞めたのかな?」「どうしたのだろう?」と、相手が疑問や不安を感じるかもしれません。
引き継ぎの時点で理由を説明することもあるかと思いますが、産休前に改めて挨拶できる日があればその際に伝えてもよいでしょう。お互い忙しくて会う機会を設けられない場合は、メールや手紙で挨拶するのもよいですね。
誰に挨拶するのか、上司に相談しながら決めると安心ですよ。
担当しているお客様やその関係者
たとえば、美容師なら早めに挨拶しておくことで「少し早いけれど産休に入る前にカットをお願いしておこうと思って」と、お客様も心の準備ができます。保険の営業の場合は、引き継ぎをしているから安心だと思われるかもしれませんが、担当者が急に変わると不安を感じるお客様もいるので、挨拶は大切ですよ。
保育士さんや学校の先生の場合も、どこまで挨拶すればよいのか悩みますよね。園児や生徒、その保護者への挨拶は忘れずにしましょう。とくに、子どもは大好きな先生がいなくなったと落ち込むこともあります。時間を掛けて説明することが大切ですよ。
産休に入る前の挨拶のタイミング
まずは直属の上司に挨拶しよう
妊娠が分かったとき、まずは直属の上司に報告したママも多いのではないでしょうか。上司に報告することで、産休に入るまでの働き方や体調などについても相談でき、心強いと感じたことでしょう。
産休に入る前の挨拶でも同様に、まずは上司に口頭で挨拶するとよいでしょう。ママが妊娠してからサポートしてもらったことへの感謝の気持ちを伝えるとともに、社内や社外向けの挨拶のタイミングなどを相談してみるとよいですよ。
上司に先に挨拶することで、ママも安心して産休への準備をすることができるでしょう。
社内向けの挨拶は1カ月前までに
挨拶の方法は、上司に相談するなどして、社内環境に合わせて行うとよいですよ。たとえば、同じ部署の人が集まる機会がある場合は、その際に少し時間を設けてもらい口頭で挨拶するのもよいでしょう。
また、あまり集まる機会がなく、口頭での挨拶が難しい場合はメールで伝えるようにしましょう。メールで挨拶をすませた場合であっても、とくにお世話になっている人へは、改めて口頭で伝えられるとよいですね。
産休中は、社内の人がママの業務をカバーすることになります。ですから、最終出勤日にも簡単な挨拶をしておくと、より丁寧ですよ。
社外へは業務に支障が出ないタイミングで
基本的に、社内向けの挨拶と同様に、産休に入る1カ月前までに伝えることがマナーです。順番としては、社内向けの挨拶を終えてから、社外の人へ伝えるようにするとよいでしょう。
直接会って、口頭で挨拶することが望ましいですが、お互いのタイミングが合わないこともあります。挨拶が産休近くになってしまうと、引き継ぎなどがスムーズに行かず、その後の業務に支障が出てしまう可能性があります。
社外へは、業務に支障が出ないタイミングでの挨拶を心掛けましょう。まずは、メールや電話で挨拶をして、その後、口頭で気持ちを伝えられるとよいですね。