3歳児が友だちの髪の毛を引っ張る!子へのしつけ方や叱る際の注意点
3歳児を叱るときに気をつけることは?
大声で叱りつけたり叩いたりしない
大声で叱りつけたり叩いたりしてしまうと、子どもは恐怖心を抱き、自分の気持ちをうまく表現できなくなってしまうことがあります。自分の行動の何が悪かったのかを理解しないままに、叱られたから反射的に謝るというようになってしまいかねません。
また、しつけの一環として叩いてしまうと、大きな恐怖感に子どもの心が傷ついてしまう上に、悪いことをしたら叩くなどの暴力的な解決を図って構わないと思ってしまいます。そのため、お友だちとトラブルになったときに、「やられたらやり返す」という解決策を覚えてしまうことにもつながります。
子ども同士を比較したり否定したりしない
子どもを叱るときは、どのような行為がなぜいけないのかを具体的にしっかりと伝えるようにしましょう。自分がしてしまった行動について、何がいけなくてどうして叱られたのかを子どもがしっかりと理解し、納得できているのかを意識するとよいですね。
特に「ほかの子はそんなことしないのに、どうしてあなたはそんなことをするの」と言って子ども同士を比べたり、「あなたはそんなこともできなくてダメな子ね」などの人格を否定するような言い方をしたりすることは、子どもに劣等感を抱かせ心を傷つけることになりますので、しないようにしましょう。
叱った後は子どもをフォローする
叱った後にお友だちにちゃんと謝ることができた場合や、その後できるようになった場合には、しっかりと褒めてあげるとよいでしょう。また、叱った後もずっとママが怒っているのではなく、しっかりと反省できたらお互いに気持ちを切り替えていつもどおり楽しく過ごしましょう。
叱られた後のフォローがないと、子どもは嫌われているから叱られたのかなと思ってしまうことがあります。大好きだからこそ叱るのだということが子どもに伝わるためにも、フォローを大切にしてくださいね。
まとめ
相手がいることなので、どうしても厳しく叱ってしまいがちですが、叱るときには注意すべき点があります。これらの注意点を意識しながら叱ることで、子どもに効果的に伝わりますので、ぜひ意識してみてください。