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10カ月赤ちゃんの食べむら対策!量の目安と必要な栄養バランスとは

10カ月赤ちゃんの食べむら対策!量の目安と必要な栄養バランスとは

理想的な1食分の離乳食の量

1食の量は、赤ちゃんの体調や気分などで変わり一定ではありません。10カ月くらいの赤ちゃんが食べる量の目安を知っておくと、客観的に多い少ないがわかり、対処しやすいです。

以下に食材のグループごとの目安量をご紹介します。

【穀類】80~90g
【野菜・果物】30~40g
【たんぱく質】魚15g、肉15g、全卵1/2個、豆腐45g、乳製品80gのうちどれか一つ

個別の食材例では以下の目安量になります。大さじの数や食べ物の大きさで量を知ると、便利ですよ。

【しらす】大さじ2
【鶏レバー】大さじ2
【鶏ささみ】1/3本
【絹ごし豆腐】大さじ3と1/2
【ひきわり納豆】大さじ1と1/3
【まぐろ赤身】刺身の1切れ
【無糖ヨーグルト】大さじ5

乳児期後期は特に鉄分が不足しやすい

赤ちゃんは6カ月くらいになると、体内に蓄えられた鉄分がほとんどなくなるといわれます。その後は離乳食で鉄分を補う必要があり、離乳食に鉄分が少ないと鉄欠乏性貧血になる場合があります。

鉄欠乏性貧血の赤ちゃんは、少しのことで泣いたり、落ち着きがなくなったりすることがあるそうです。また、脳の働きに影響し、発達が遅れる可能性があるともいわれます。

鉄分を多く含む食材には豚肉や鶏肉、牛赤身があります。中でも豚や鶏のレバーは、肉の約10倍もの鉄分を含みます。これらの食材なら少量で鉄分を補いやすいですね。

鉄分といえばほうれん草ですが、植物性の鉄分は動物性よりも吸収率が下がります。植物性の鉄分の場合はビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ると、吸収率がアップしますよ。

まとめ

10カ月の赤ちゃんは、必要なエネルギーの約半分を母乳やミルクで摂っているといわれます。母乳を多く飲んでいても、それはまだまだ母乳が必要な時期だからといえそうです。

とはいえ、あまり食べない日が続くとママは心配になりますよね。そんなときは、たくさん食べてもらおうと頑張り過ぎるよりも、栄養価の高い食材を使い少量で栄養が摂れるような工夫が必要かもしれません。

母乳やミルクを食事と同じくらい大切な栄養源と考え、赤ちゃんとママに無理がないペースで離乳食(補完食)を進められるとよいですね。
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