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さあ作り置きを始めましょう!基本ポイントと簡単継続できるコツとは

さあ作り置きを始めましょう!基本ポイントと簡単継続できるコツとは

仕事や子育てに忙しいママの強い味方、作り置き。作り置きをすることで、日々の食卓が華やかに、そしてゴージャスに、栄養バランスも整えられるなら、こんなに素敵なことはないですね。今回は作り置きのポイントとさまざまなテクニックをご紹介します。さあ、作り置きの達人をめざしましょう!

作り置きスタート!三つの基本ポイント

作り置きに使いやすい保存容器の選び方

作り置きの保存容器にもいろいろあります。確認してみましょう。

・ホーロー容器
白い容器で有名ですね。鉄にガラスを吹きつけて作られています。直火やオーブンは使用できますが、電子レンジは使用不可です。清潔感があり、華やかですが割合高価なのと傷が付きやすいという弱点もあります。

・ガラス容器
透明で中身の確認ができ、オーブン、直火、電子レンジが使えるものが多いです(ガラス製は耐熱性の有無の確認が必要)。厚みがあるものが多く、少し重いのが弱点です。

・プラスチック製
軽く、サイズやデザインも豊富にあります。安価で数を購入しやすいのもポイント。電子レンジは対応できるのものが多いですが、匂いと傷が付きやすいという弱点があります。

容器も道具も清潔を心がけて日持ちアップ

まな板や包丁は塩素系漂白剤で消毒し、使用後は乾燥して保管します。野菜用、肉用、魚用と使い分けるとよいですね。

まな板を使い分けるママは多いと思いますが、包丁はどうでしょう?使い分けることができない場合は、食材が変わるたびにきれいに洗浄しましょう。

特に魚介類を切った後に漬物など塩分のあるものを切ると、魚介類についていた食中毒菌が漬物の中で増殖することがあります。洗剤と流水でしっかりと洗浄し、消毒して使用しましょう。

保存容器はしっかりと洗浄・乾燥したのち、食品用のアルコールスプレーで除菌しておきます。

意外に見落としがちなのが、ママの手です。爪の間もきれいに洗い、傷があるときはゴム手袋を着用して調理にとりかかりましょう。

保存のポイントは「熱と水気と空気が嫌い」

食中毒菌の多くは、40℃程度の温度、水分、酸素が揃うと、爆発的に増殖します。素早く冷ます・水滴は残さない・空気は遮断することが大切です。

素早く冷ますには、保存容器に入れたものは容器の上下を保冷材で挟む、挟めないものはすのこ状の網を下に入れ、調理台から浮かせて空気の通り道を作るとよいですね。冷蔵庫に入れるのは完全に冷めてからです。

水滴が付くとその部分の塩分濃度が薄くなり、食中毒菌が増えやすくなります。冷ます間、ふたは完全には閉めず、できた水滴は必ず拭き取ってから冷蔵しましょう。

一部の食中毒菌を除いては、酸素がないと生きていけません。保存にはでき上がり量に合わせた容量の保存容器を選び、できるだけ空気が入らないようにして保存しましょう。

簡単楽チンに作り置きする四つの方法

仕上げない作り置き「下味冷凍法」

たとえば、鶏肉を簡単に塩コショウして冷凍します。解凍して焼けばチキンステーキに、トマトソースで煮てチキンのトマトパスタに、チキンカレーにもできます。衣を付ければチキンカツにもアレンジできますね。

塩コショウや塩麹、醤油など基本調味料で下味を付けておきましょう。当日は加熱調理し、仕上げの味付けをすれば作りたての完成です。

切ったり下味を付けたりといった工程は意外に手間がかかるものですし、下味がしみ込むまでも時間がかかります。ここまでしておくだけでも忙しいママには日々の時短になりますね。

簡単でムダのない「ゆでおき法」

味を付けると水が出てしまう野菜や、最初に味付けすると味が濃くなりすぎる食材に向くのがこの「ゆでおき法」です。

にんじん、ブロッコリーなどは塩を入れた熱湯で好みのゆで時間よりも短く、固めにゆでます。葉物野菜はさっとお湯をくぐらせる程度にし、冷水に取ってしっかりと水気を切っておきます。

ほかにおすすめなのが、豚もも肉や鶏むね肉などの「ゆでおき」。これらの肉は、沸騰しない程度の湯で、中心までしっかりと火が通るまでゆでます。冷めるまでゆで汁につけたままにしておくのがパサパサにならないポイントです。

お料理ついでの作り置き「二倍法」

野菜を購入したら、1個まるごと作る予定のお料理に合わせて切ってから冷蔵庫で保存しましょう。毎日の切る手間が省けますね。お味噌汁も野菜炒めも、毎回洗って皮をむいて切って…が不要になり、さっとつかえて便利ですね。

たとえば大根、置いておくと芽が伸び、白い部分は筋ばって硬くなってきます。大根を一度に切ると皮も一本分、結構な量になりますのできんぴらに、これで常備菜がひと品完成しますね。

いろいろな野菜をこのように保存しておくと、料理の手間が省けます。ママの時間も確保できるとよいですね。

洗い物を減らす「レンジ活用法」

ぐずる子どもをあやしながらの調理、火を使うのは危ないし、子どもに気を取られ鍋が焦げたり、洗い物が山のようにあったり…。

こんなときこそ電子レンジを活用しましょう。

ナムルや和えものを作るとき、数種類の野菜を切ってゆでて、調味料を計って和えて…ボールに鍋にざるに、さまざまな調理道具を利用しますね。切った野菜を、固いものから順に保存できる耐熱容器に入れてレンジにかけ、そのまま調味料で和えてしまえば、少なくとも鍋やボール、ざるは使わずに仕上げることができます。

ゆでたり蒸したりする料理に向く方法ですね。

作り置きで食費を節約する三つの方法

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