スポーツで子どものやる気を引き出すには?親の効果的な関わり方
どんな声かけをすればよいか悩んでいる人へ
作者はメンタルトレーナーの辻秀一さんで、スポーツ選手やビジネスパーソンなど、幅広い業界の人に指導をしてきた人です。この本には、子どもを応援する親、コーチ、体育の先生などに向けて、子どもがのびのびとスポーツに集中できる声かけを教えてくれています。
例えば、子どもがミスしたとき「気にしないで!」というと逆に気になるのでダメ、「なにやってんだ!」といえば子どもがミスのことばかり考えてしまうのでダメ、「今、ここに集中!」といってあげれば今からのことに集中できるのでよいなど、分かりやすく書かれています。
子どものやる気スイッチが入るCDが魅力的
作者はサウンドヒーリング協会理事長の喜田圭一郎さんです。音響メーカーで体感音響の開発をしている中で、音楽療法というものに出合い、音の力で人を健康にしようと会社を立ち上げたそうです。
音楽は人の心を癒してくれます。好きな音楽をかければ気持ちがスッキリしますし、眠たい朝に元気の出る曲をかければ起きやすくなります。トップアスリートは試合の直前までイヤホンで曲を聞いている様子をみかけます。やる気と音楽の関係は確かにありそうですね。
まとめ
でも、もしやる気が出ない原因があって、それを取り除けば素晴らしい力を発揮するかもしれないと感じたら、何とかしてあげたいと思うのが親心ですよね。環境を整えたり、やってあげられることがあれば、試してみてもよいのではないでしょうか。
そしてその後は、干渉しすぎず、子どもが自発的に努力するように繋げてあげたいですね。