赤ちゃんの便秘を解消しよう！効果的なマッサージや離乳食の見直し

2019,1,28 更新

食物繊維を豊富に含んだ食べ物を与えよう

離乳食を進めながら便秘を解消させるには、便秘解消に効果のある食物繊維をたっぷり含んだ食材を取り入れてみましょう。食物繊維は腸の働きを促して腸内の水分を調整したり、水分を吸収してうんちのかさを増やすことで腸を刺激したりといった働きがあります。

そこでおすすめなのは、カボチャやさつまいも、りんごやバナナです。どれも甘みがあり、赤ちゃんに食べさせやすい食材ですよね。これらの食材には、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やす働きがあるので、腸内環境を整えるために役立ちます。

硬くなったうんちをやわらかくする働きのあるプルーンや、柑橘類も便秘解消におすすめの食材です。赤ちゃんの好みによっていろいろ試してみてくださいね。

ママがバランスのよい食事を摂ることも大切

母乳を飲んでいる赤ちゃんが便秘になったら、もしかしたら便秘の原因はママの食事内容にもあるかもしれません。母乳の質というのは、ママの食べるものに大きな関係があるからです。

母乳の質を下げてしまう食べ物として、揚げ物、乳製品、肉類、甘いもの、香辛料、アルコールなどがあげられます。これらを食べ過ぎると、赤ちゃんが母乳をおいしくないと感じてあまり飲まなくなってしまうことがあります。

そうなると、赤ちゃんが水分不足の状態になり便秘を悪化させてしまうというわけです。ママ自身がバランスのよい食事を摂ると、赤ちゃんに質のよい母乳をたっぷりと与えられます。水分不足を解消することも便秘を改善させるポイントとなりますよ。

まとめ

赤ちゃんが便秘になってしまったら、できるだけ早く便秘解消に効果的なマッサージを取り入れたり、離乳食の内容を見直したりすることが大切ですが、ほとんどの場合、赤ちゃんの便秘は一時的なものが多く、必要以上に心配することはありません。

とはいっても、ホームケアだけでなかなか便秘が解消されない場合、うんちが出ないために赤ちゃんが苦しがっている場合などは、早めにかかりつけの小児科で相談してみましょう。赤ちゃんの様子を見ながら、適切に対処してあげてくださいね。