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夫婦での価値観の違いを感じるママへ!お金に関する価値観や対処法

夫婦での価値観の違いを感じるママへ!お金に関する価値観や対処法

夫婦で価値観の違いを感じている方はかなり多いです。「パパは趣味にお金をかけすぎだ」「ママはまた同じような洋服を買った」など、夫婦円満がよいのはわかっているけれど、どうしたら価値観の違いを埋めることができるのかなとお悩みのママへ、対処法などをお話ししますね。

夫婦でお金の価値観が合わない理由とは

金銭感覚は育ってきた環境で大きく違う

何にどれだけお金を使うかは、人によってかなり違いがあります。1円でも安いものを買うことにこだわる人から、値段を見ないで気に入ったものを買うという人もいます。また、高校時代からバイト代をすべて親に渡して家計を助けていた人がいる一方で、大学時代にマンションを親に買ってもらったなんて人もいます。

資本主義の世の中「お金」で成り立っているので、お金が生き方を左右する部分が大きいです。夫婦となればお互いの価値観を理解し合わないと毎日ケンカになってしまいます。

金銭感覚に「正解」はありません。育ってきた環境が違うのは仕方のないことです。お互いの私情をできる限り減らし、目的を明確にし、生活水準や貯金額を決めましょう。

夫婦の趣味が合わないと浪費に見える

離婚原因の第1位に挙げられるのは、男性・女性ともに「性格の不一致」です。では「不一致」で起こりやすいのは何でしょうか。

例えば、興味があることの相違、大切なものに対する異なる価値観、我慢できないことの尺度の違いなどでしょうか。もっと具体的に挙げるとすれば、家計が苦しいのにもかかわらず趣味に投資すること、借金をしてまで購入してしまうこと、将来のために貯金をしないなど、お金が絡んでくる場合が多いです。

好きなものや大切なことが夫婦間で異なると、相手のつぎ込んでいるお金が無駄遣いにしか見えてきません。だからといって夫婦で同じ趣味にはまっているというのも、あまり聞かないですよね。相互理解するためには、各々にアプローチして、歩み寄る努力をすることが大切です。

子どもの教育費用の価値観が合わない

子どもの教育費用に関する価値観の相違について、例えば習い事に関しての価値観が夫婦で違うことがあります。その習い事はどれだけの結果が出るのかもわからないのに、毎月毎月出費が続きます。特に未就学児ですと幼稚園や保育園の保育料もかかるため、義務教育になってからでもよいのではないかという話をされる家庭も多いようです。

友人のご夫婦の話ですが、ママは子どもを3歳になったら水泳教室に通わせようと思っていましたが、パパはまだ早いのではないかとOKを出してくれません。そんなとき水泳の無料体験教室に子どもを連れて行くと子どもが「やりたい」という気持ちになり、それを聞いたパパの心も動いたそうです。親があれこれいうよりも本人の気持ちを大切にするのがよいのかもしれませんね。

夫婦の将来のお金について考えよう

子どもが独立した数十年後について話し合う

夫婦でお金について話し合うとき、目の前のお金の使い道についていきなり話し合うとケンカになる確率が高くなるので、まずは数十年後について話し合い、お互いのお金の価値観を合わせるようにすると話がスムーズにいくことが多いようです。

まずは子どもが独立した数十年後について考えてみましょう。パパは「再雇用はしたくない、趣味の釣りでもしながら過ごしたい」、ママは「家庭菜園をしながら、自給自足の生活がしてみたい」など、それぞれの希望が出てきます。すると60歳くらいまでに◯◯万円くらい貯めなくてはという貯金の目標ができます。

それから、それまでにかかる「教育費」「住宅費」などについて話し合っていけば、近い将来のお金の使い道までの価値観を合わせていくことができますよ。

子育てに今後いくらかかるか具体的に提示

子育てにはお金がかかります。だからこそ夫婦でよく話し合い、お金の価値観を合わせていかなくてはなりません。

そもそも男性の脳は結論のある話が好きで、論理的な考え方を好む脳だといわれています。子育てにはいくらかかるのでしょう?例えば幼稚園、小学校、中学校、高校、大学卒業までにどのくらい貯金しなければならないのかを数字で見せると、納得するパパが多いようです。将来かかる教育費の試算ができるサイトもありますので、パパと一緒に計算してみるのもよいでしょう。

夫婦の考えを近づけるためには、とにかく話し合いが大切です。毎月いくら貯金するかやお小遣い(嫌がるパパもいますのでそのときは意見を尊重してあげてください)を決めて、お互い納得したうえで歩み寄りましょう。

家計簿をつけ現状の預貯金を見える化をする

将来のための預貯金は大丈夫でしょうか?もし少しでも不安があるようでしたら家計簿をつけて現状の預貯金を「見える化」してみませんか。

家のローン、水道光熱費、通信費、子どもの学費、外食代、レジャー費…入ってくるお金と出ていくお金の差を理解してもらいましょう。すると、レジャー費などの上限額が決まってきます。子どもが大きくなるにつれて、塾や家の維持費、車の購入費用などに備えるお金も必要となってきますよね。

「銀行協会ライフプランシミュレーション」などで実際の数字を入力すると、グラフで見たり将来のお金を予想したりすることができ、預貯金の必要性を感じることができます。

お金の大切さを理解してもらうためには、家計簿などをつけて「見える化」することが重要です。

個人的に使うお金について気をつける点

小遣いなど自分で自由に使えるお金を持つ

小遣い制というと嫌がるパパもいるかもしれませんが、個人が自由に使えるお金を持つというのはとても大切なことです。趣味などに使うお金はパートナーからとやかく言われたくありませんよね。しかし、お互いに好き勝手に好きなものを買っていたら、家計管理どころの話ではなくなってしまいます。ではどうしましょうか。

趣味や好きなもの全部をまとめて小遣い制にしてしまい、小遣いの範囲から出すというのはいかがでしょうか。こうすれば自分の好きなものを買うことができますし、お金を使いすぎてしまう心配もありません。

最初は我慢の部分が大きくなってしまうかもしれませんが、遠い未来の幸せな自分たちを想像して、お小遣いの中でやりくりしてみましょう。
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