年子の抱っこはどうしてる?妊娠中や出産後の注意点などご紹介
赤ちゃんの育児に追われているママに次の妊娠が発覚すると、赤ちゃんを抱っこするとき少し心配になりますね。このまま出産を迎えても、上の子と下の子を同時に抱っこしなければいけない状況になることが予想されます。年子のママは2人をどうやって抱っこしたらよいのか調べてみました。
下の子妊娠中も上の子を抱っこしたい!
妊娠初期はなるべく座った状態で
ママの妊娠が分かったときに、上の子の体重は10kgを超えている可能性がありますので「軽い」と判断するのは難しいですね。だからといって、抱っこしないのもかわいそうな気がしてしまいます。
妊婦が重い物を持つと切迫流産や流産につながる可能性があるため無理は禁物ですが、その負担が一番かかるのが持ち上げるときと下ろすときです。そこで、抱っこは上げ下ろしの必要な立った状態ではなく座りながら、子どもを膝に乗せて抱きしめると安全ですよ。
妊娠中期はお腹や腰に負担をかけないように
妊娠中期でも重い物を持たないに越したことはありませんが、お腹や腰に負担が少ない方法であれば上の子の抱っこも多少はOKです。すでに腰痛がある場合や、重いものを持ってお腹が張るようであれば、引き続き抱っこは座って行った方が安心です。
お腹や腰に負担がかかる持ち上げて下ろす動作を軽くするため、抱っこをする場合はパパがいったん上の子を抱き上げてからママに渡す、抱っこの終わりはパパに引き渡すなど工夫をして乗り切るようにしましょう。
妊娠後期はお腹に注意して膝の上に
ママが妊娠後期を迎えても上の子が2歳に満たない年子である場合、抱っこをせがまれても応じないのは心苦しいですね。言い聞かせて分かる年齢でもありませんし、分かったとしても我慢させているようで申し訳ない気持ちになってきます。
子どもの方も、そろそろ起きるであろう何かを感じて甘えに拍車がかかってくることも考えられます。抱っこしたいのは山々ですが、持ち上げるだけが抱っこではありません。
膝の上に乗せて優しい言葉をかけながら、最大限の愛情表現をしてみましょう。
出産後は下の子の成長に合わせた抱っこを
新生児期は横抱き用の抱っこ紐を使おう
そんなときに便利なのが新生児用の横抱きができる抱っこ紐です。首がすわった後の赤ちゃんには主流の縦抱きの抱っこ紐は使えないものもあるので、新生児でも使えるかどうかをチェックしてから購入するようにしましょう。
抱っこ紐は外出時だけに必要になるわけではありません。頻回授乳が必要な赤ちゃんを抱っこ紐で抱えて授乳しながら、片手で上の子のお世話もできる優れものです。家事、上の子の育児中も新生児をしっかりホールドしてくれる抱っこ紐があれば心強いですね。
赤ちゃんの首がすわってきたら縦抱き
ただし、首すわり前の赤ちゃんに縦抱き用の抱っこ紐を使いたい場合は、対象月齢をきちんと確認したうえで使用することをおすすめします。対象年齢内であっても、長時間の使用は赤ちゃんに負担がかかるので、30分ほど使用したら一度休憩をするようにしましょう。
縦抱き用の抱っこ紐は、腰への負担を減らすベルトがあるとママも快適になりますね。
体格がしっかりしてきたらおんぶ
やはり、家事をスムーズにこなすためにはおんぶが最適です。両手も自由に使えて前かがみもある程度は問題なくできますし、料理中に熱いコンロを前にしても危険は回避できます。首がしっかりすわって体格がしっかりしてきたらそろそろおんぶデビューの時期かもしれません。
最近の抱っこ紐はおんぶにも対応していることが多いので、臨機応変に使い方を選んでもよいですね。先輩ママの中には、昔ながらのばってんおんぶ紐が肩への負担が少なく重宝したという人もいるようです。