子どもを抱きしめるメリットとは?ハグの効果やタイミングを知ろう
子どもを抱きしめる効果やメリットは、子どもだけでなくママにもあります。子育てをしていると、「いつまで子どもを抱きしめていいのか」「子どもが嫌がるときにはどうしたらいいのか」と疑問に思いますよね。今回は子どもを抱きしめる効果やメリット、タイミングなどをご紹介します。
目次
たくさん抱きしめることは子どもに効果的
親という居場所に安心して養われる自立心
子どもは叱られる経験が多いと「親は自分のことが嫌いなのではないか」「愛してくれていないのではないか」と不安になります。その結果、認めてもらいたい、褒められたいという思いだけで行動するようになります。これは、本当の意味での自立とはいえませんよね。
抱きしめられる経験の多い子どもは、親の存在に安心感を抱き自分で考えて行動するようになります。親という居場所が安心できる存在になったとき、子どもの自立心は成長していくでしょう。
子どものストレス耐性が強くなる
さらに、プロラクチンと呼ばれる、免疫力や精神力を高める効果があるホルモンが分泌されます。子どもの心の問題は、大人になっても残ってしまう可能性があります。子どもをたくさん抱きしめて、ストレスに強い子どもに育てていきましょう。
これらは、どちらも人との関わりの中で分泌されるホルモンです。子どもの心身を強くするために、積極的にスキンシップを取っていきたいですね。子どもだけでなく、抱きしめることはママのストレス軽減にもつながりますよ。
自己肯定感が生まれ思いやりのある子どもに
思いやりのある子どもに育てるには、この自己肯定感を高めることが大切です。自分は愛されているという安心感が持てると、ほかの人まで大切に思える心の余裕が生まれます。自分を大切に思えないと、ほかの人のことを考える余裕がありませんよね。
「思いやりのある子どもに育って欲しい」と願うママは多いと思います。まずは、ママがしっかり抱きしめて、子どもにママの思いやりを伝えていきましょう。そうすれば子どもの人間性も豊かになっていきますよ。
ママにとって子どもを抱きしめるメリット
抱きしめるから子どもを可愛いと思うように
ときには子どもにイライラするときがあるかもしれませんが、子どもは可愛いから抱きしめるのではなく、抱きしめると可愛いと思うようになるのです。抱きしめるときは、子どもに「大好きだよ」「可愛いね」と言葉でも愛情を伝えましょう。
抱きしめることは、ママの愛情を子どもに伝える手段でもあります。愛情不足の子どもは、その欲求を満たすためにママを困らせる行動が増えるようになるようです。たくさん抱きしめてママの愛情を子どもに伝えてくださいね。
親子の愛情を感じられて不安の解消にも
ママの心の不安は子どもにも伝わります。ママに元気がないと、子どもも辛い気持ちになるのです。子どもはママの明るい笑顔を待っています。抱きしめることで親子の愛情を再確認し、ママ自身も安定した精神を取り戻しましょう。
子育ては、ママの気持ちの持ちようが大切ですよね。不安に押しつぶされそうになったときは、子どもを抱きしめて不安な気持ちを解消していきましょう。子どもとのスキンシップは、親子の愛情確認の基盤となります。スキンシップで子どもとよい関係を築いていきたいですね。
幸せホルモンが分泌されて親子の絆が強く
抱っこは子どもの安心の原点であり、愛着もそこから育つといわれています。抱っこをすることで子どもからママへの愛着が生まれるだけでなく、ママから子どもに対する愛着も強くなっていきますよ。
愛着とは特別な人に抱く特別な感情・情緒的な結びつきのことです。安定した愛着の絆を持つためには、ママが抱きしめることが大切です。たくさん抱きしめて親子の絆を強めていきましょう。