知育玩具で育児を楽しもう!選び方や取り入れたい玩具を紹介
最近よく「知育」という言葉を耳にします。しかし、知育がどのような教育なのかよく分からないママもいるでしょう。また、子どもと知育玩具で遊びたいと思っても、種類の多さに驚いてしまいます。今回は、育児に知育を取り入れたいママやパパのために、知育の教育内容や知育玩具の選び方などについてご紹介します。
目次
- 知育を始める前に知っておきたいこと
- 知育とはどのような教育なの?
- 知育から得られる効果とは
- 知育教育で気をつけるポイントとは
- 親子で楽しめる知育玩具の種類を知ろう
- コミュニケーションの基礎【文字、言葉系】
- 感性を豊かにする【リズム、音楽系】
- 運動能力を高める【運動、スポーツ系】
- 成長に合わせた知育玩具の選び方
- 【2歳まで】好奇心を引き出す玩具
- 【3歳〜4歳】創造力が鍛えられる玩具
- 【5歳〜6歳】意欲的に取り組める玩具
- 【先輩ママに聞きました】どのような知育玩具を与えていましたか?
- 「レゴ」と回答したママの体験談
- 「積み木」と回答したママの体験談
- 「知育教材」と回答したママの体験談
- 大きくなっても楽しめる知育玩具3選
- シンプルな知育玩具の王道「積み木」
- 将来の算数に役立つ「ピタゴラス」
- 東大生の60%が遊んだ「レゴブロック」
- まとめ
知育を始める前に知っておきたいこと
知育とはどのような教育なの?
知育で育まれる能力は、日常生活の中で生じる様々な課題に対して、状況を正しくつかみ、これまでの知識や経験を元に最善の答えを導き出すことができる力です。
知育で育まれた想像力や判断力は、単に頭のよさだけが磨かれるわけではありません。思いやりや優しさといった心の豊かさにもつながる能力です。
とくに、脳が急速に発達する乳幼児期に経験した知育は、脳がたくさんの刺激を受けます。子どもの学習能力や、問題解決能力などの「生きる力」にも大きく関係するのが知育なのです。
知育から得られる効果とは
一つ目の効果は、「本来持っている優れた能力を維持する」ことです。人間は、誰しも生きていくために必要な多くの能力が備わっています。しかし、このような能力は使わないと失われてしまいます。知育は、本来持っている優れた能力を活用し、維持してくれます。
二つ目の効果は、「考える力を伸ばす」ことです。知育での経験は、脳に様々な刺激が送られていきます。そうすると、新たな神経回路がつながって脳が活発に機能していくのです。
これらの新しい回路はとても弱く、繰り返し使われないとすぐに失われてしまいます。知育は脳がたくさんの刺激を受けるので、神経回路を増やすとともに失われていくことを食い止めてくれるのです。
知育教育で気をつけるポイントとは
一つ目のポイントは、「褒める」ことです。子どもが思いどおりにできなくても、否定はしません。「上手にできたね」などと、言葉掛けをして努力を認めましょう。
二つ目のポイントは、「子どもが目標を持つ」ことです。大きな目標よりも、達成できそうなスモールステップの目標が大切です。達成できたら少しずつ難易度を高めましょう。
三つ目のポイントは、「比較しない」ことです。兄弟やほかの子どもと比較することはやめましょう。その子の長所や短所を見極めて、成長を一緒に楽しむくらいの気持ちが大切ですよ。
親子で楽しめる知育玩具の種類を知ろう
コミュニケーションの基礎【文字、言葉系】
知育玩具の中でも、文字や言葉を学ぶ玩具は人気です。文字や言葉は、コミュニケーションの基礎なので、初めての知育玩具に選ぶママやパパもいます。
文字に興味を持ち始めた子どもには、ひらがなやイラストを用いた玩具が分かりやすいですよ。ボタンを押すと音声で伝えてくれるような玩具や、カードに描かれたイラストの一文字目と、同じひらがな1文字のカードを合わせるゲーム感覚の玩具などから始めるとよいでしょう。
また、英語もあわせて取り入れたい場合は、イラストや、日本語と英語で文字や単語が記されているカードや積み木などもありますよ。
感性を豊かにする【リズム、音楽系】
幼児期の体を使ったリズム遊びは、その後に必要な運動能力の基礎になるともいわれています。また、幼児期にたくさん音楽に触れると、子どもの豊かな感性が育まれますよ。
リズムや音楽を知育に取り入れたい場合は、楽器が描かれたボタンを押すと音色を奏でる絵本や、実際に音が出る子どもサイズの楽器などがあります。普段の生活では、なかなか触れることがない楽器は、子どもにとって魅力的ですよ。
また、楽器が得意なママやパパは、演奏してみるのもよいでしょう。ママやパパと一緒に音楽を楽しみながら、子どもの豊かな感性が育つとよいですね。
運動能力を高める【運動、スポーツ系】
幼児期は、運動能力の基礎ができる時期なので、運動しながら楽しめる知育を取り入れるとよいですよ。
たとえば、ジャンプができる年齢ならば、トランポリンなどもよいですね。空中でのバランスや、着地したときの姿勢の取り方などを自ら経験して学べます。
また、ボール一つで遊んでいても、蹴る、投げる、避ける、走るなど、子どもが様々な動きを経験します。相手がいる場合は、自分に向かってくるボールの行方を予測したり、相手にまっすぐ蹴るために工夫したりして、考える力や心の成長にもつながりますよ。