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知育玩具で育児を楽しもう!選び方や取り入れたい玩具を紹介

知育玩具で育児を楽しもう!選び方や取り入れたい玩具を紹介

成長に合わせた知育玩具の選び方

【2歳まで】好奇心を引き出す玩具

0~1歳の子どもは脳が急速に発達し、五感を通して多くの能力を獲得していきます。子どもの好奇心を引き出し、子どもが思わず手にしたくなるような知育玩具を選びましょう。

6カ月ごろになると、お座りやハイハイができるようになって、両手を使った遊びに興味を示します。行動範囲が広がる10カ月ごろの子どもは、握る、振る、引っ張ることができる知育玩具が楽しめますよ。

1歳になった子どもは、目や鼻のあるものに強い興味を示すようになります。この時期の子どもには、人形遊びなどの知育玩具がよいでしょう。

1歳半~2歳ごろの子どもは、大きさの概念が形作られていく時期です。積み木など並べたり積んだりできる知育玩具があるとよいでしょう。

【3歳〜4歳】創造力が鍛えられる玩具

3歳ごろになると、手先が器用になって集中力も育ってきます。紐を通したり、ハサミなどを使ったりする工作系の知育玩具に興味を示すでしょう。

ですから、色や形が違うものを並べる遊びや、粘土遊び、お絵かきなど、想像力を鍛えてくれるような知育玩具がよいですよ。

4歳ごろになると、運動機能が急速に発達するので、細かな作業で遊べる知育玩具を選びましょう。記憶力や想像力が求められる知育玩具にも興味を示すようになりますよ。

さらに、学習に近い知育玩具にも注目しましょう。文字を覚えることにも興味を持ち始める大切な時期が4歳ごろです。遊び感覚で勉強ごっこができる知育玩具は、文字や数字への興味を導いてくれる大切なアイテムになりますよ。

【5歳〜6歳】意欲的に取り組める玩具

5歳ごろになると、勝ち負けにこだわるようになります。勝ったときのうれしさや、負けたときの悔しさは、子どもの興味を継続させる大切な感情です。

勝ち負けがともなう知育玩具は、子どもの「もっとやりたい!」という気持ちを引き出してくれます。この時期のパパやママの役割は、子どもが勝ったときには一緒に喜び、負けたときには慰めることです。そうすると、子どもの集中力が育つのです。

子どもが6歳ごろになると、探究心が芽生えてきます。カードゲームやボードゲームなどの知育玩具で、ママやパパ、周りのお友だちとも遊べるようになります。

6歳ごろの子どもには、ゲームを通して駆け引きなどの周りの空気を読む力や、見通しを立てて遊べるような知育玩具もよいですね。

【先輩ママに聞きました】どのような知育玩具を与えていましたか?

たくさんあるおもちゃの中で、先輩ママたちはどのような知育玩具を与えたのか、また子どもが好きだった遊び方やそのおもちゃによる具体的な成長内容について聞いてみました。※テニテオ調査(n=100)

「レゴ」と回答したママの体験談

  • レゴデュプロでよく遊んでいました。1歳の誕生日にプレゼントしましたが、2.3か月は親が作って遊んでいるのを見せていました。その後、板に並べていく遊びを自分でし出し、上に積み重ねていけるようになりました。
  • 小さい頃は大きめのレゴを与えていました。組み立てたり重ねたりがうまくなっていろいろなものを作れるようにやってから、動物や車などを買い足し、それで上手に遊べるようになってからは、小さなレゴに挑戦させました。説明書通りに組み立てるとたくさんの種類のものができることが楽しかったようで夢中で取り組んでいました。

「積み木」と回答したママの体験談

  • 音が鳴る積み木を使ってよく遊びました。まだ自分で積めなかったときは、振って音を鳴らすのを楽しんだり、大人が積んだものを倒したりするのが楽しかったようです。自分で積めるようになってからは積んで壊すというのを繰り返して遊んでいました。今ではおうちや、お城といったように、建物を作っています。
  • ひらがなとそのひらがなに関わる絵が書かれてある積み木でよく遊んでいました。「あ」の積み木をとってきてと言って取ってもらったり、積み木の絵を見せて何と読むか教えたりする他、高く積み重ねたり、ドミノ倒しのようにしたり、いろいろな遊び方ができるので楽しんでいました。

「知育教材」と回答したママの体験談

  • くもんのジグソーパズルやたんぐらむは好きでよく遊びました。ジグソーパズルは大きさや厚さが小さな子でも扱いやすいようになっていましたし、たんぐらむもとても滑らかな木材と色鮮やかな台紙で、子どもと遊びやすかったです。
  • こどもちゃれんじ英語版の付録の英語を話すしまじろうの人形が1番お気に入りです。しまじろうの顔を触ると目や鼻を英語で発音してくれたり、しまじろうの英語のおねだりに合わせてフルーツを食べさせたりしています。

■編集部コメント

7割以上のママが、レゴまたは積み木を子どもに与えていたことがわかりました。レゴや積み木は、赤ちゃんの頃から幼稚園時代まで長い期間にわたって遊べるところがママたちからの大きな支持を得ているようです。

また、知育教材や手づくりのおもちゃを与えるママも、全体の2割を占めました。子どもの好きなおもちゃや遊び方をじっくり観察して、遊びながら学べるお気に入りの教材やおもちゃを少しずつそろえていきたいですね。

次のコーナーでは、大きくなっても楽しめる知育玩具3選についてご紹介します。

大きくなっても楽しめる知育玩具3選

シンプルな知育玩具の王道「積み木」

積み木は、シンプルですが遊び方が無限に広がる知育玩具です。遊べる年齢層が広いのも大きなメリットですよね。

積み木の適度な重さは、指先の感覚を育ててくれます。木の持つ温かさや木目の美しさも、積み木の大きな魅力です。

五感を使って考える力を育ててくれる積み木は、子どもが成長する上で大切な知育玩具の一つともいえるでしょう。

積み木には、「カラー積み木」と「白木の積み木」の2種類があります。色遊びとして使うなら「カラー積み木」がよいですね。色の違いを認識して名前を覚えられるようになる2~3歳ごろから楽しめるようになりますよ。

白木の積み木は、子どもの想像力を育ててくれます。触ったり舐めたりして遊ぶ1歳前後の子どもでも、安心して遊べますね。

将来の算数に役立つ「ピタゴラス」

ピタゴラスとは、1歳前後から小学生まで遊ぶことのできる知育玩具です。三角形や四角形のブロックが複数あり、磁石の力を使って立体的な作品を作ることができます。

始めは平面的な遊びからスタートし、成長するに従って立体的で複雑な作品作りが楽しめます。

ピタゴラスは、小学校や中学校での算数の学習にも役立ちます。遊びを通して平面や立体の仕組みを学べるだけではなく、好きな形を組み合わせることにより想像力も育ちます。

ピタゴラスを使った知育玩具は、多くのメーカーから販売されています。幼児期から遊べるピタゴラスから、算数の学習としても使えるピタゴラスまで様々なタイプがあります。子どもの興味や発達段階に合わせて選びましょう。

東大生の60%が遊んだ「レゴブロック」

積み木で遊べるようになった子どもは、レゴブロックも楽しめるでしょう。色鮮やかなレゴブロックは、手先を使うことで子どもの脳を刺激し、発想力や想像力を育ててくれます。

なんと、60%前後の東大生がレゴブロックで遊んだ経験があるという報告があります。ママやパパの中にもファンが多いですよ。

しかし、レゴブロックの種類は多く迷ってしまいます。幼児でも楽しめるレゴブロックをご紹介しますね。

「レゴデュプロ」は幼児期に人気のシリーズです。1歳半から遊べて、誤飲の心配がない大きさで安心です。「レゴジュニア」「レゴシティー」などは、レゴデュプロよりブロックのサイズが小さくなります。男の子向けと女の子向けがあり、4歳を過ぎれば遊べるものもありますよ。

まとめ

知育とはどのような教育なのか、知育玩具の選び方についてご紹介しました。知育で大切なことは、子どもの興味や関心を知って楽しんで遊んだり学んだりすることです。

脳の成長が著しい幼児期に知育玩具で遊んだ経験は、その後の学習能力や問題解決能力、心を豊かにする意味でも貴重ですよ。

日常生活の中に知育玩具を取り入れることで、子どもの持っている力が伸びるとよいですね。今回の記事を参考にして、子どもに合った知育玩具を取り入れましょう。
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