部屋に漂う独特の臭いを消臭したい!原因を知って臭いの元を絶とう
生活臭といわれる部屋の中を漂う独特の臭いは家庭によってそれぞれです。あまりよい臭いではないので、消臭して気持ちのよい生活を送りたいと思いませんか。ここでは、臭いの原因や消臭剤に頼らずに部屋の臭いをクリーンにする方法などをご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
家族が集う「リビング」の臭いの特徴や原因
悪臭にも繋がるお部屋の生活臭
ただ、普段からその場所で生活していると臭いに慣れてしまい、自分ではなかなか気づかないかもしれません。家族に聞いても同じように感じていることが多いので、一緒に生活していない両親や友人などが来たときに不快感を与える可能性もあります。
特にリビングは家族みんなが集う場所なので生活臭が染みつきやすいです。芳香剤を置いても臭いが混ざって余計に変な臭いが漂うこともあります。家に遊びに来た人に「なんか臭う」と思われないように早めに臭い対策をしましょう。
リビングは臭いの原因も家庭環境でさまざま
特に小さな子どものいる家庭は、ママとパパが気をつけていても子どもが汚すことが多いので、掃除や洗濯などをこまめにしにないとあっという間に臭いが発生するでしょう。
また、最近はLDK一体型の間取りが人気となっているので、キッチンで換気を行っていてもリビングにはキッチンからの臭いも漂ってきます。排水口や生ごみの臭いはもちろん、パパが換気扇の下でたばこを吸うという家庭はたばこの臭いも気になりますね。
赤ちゃんがいる家庭では使用済みのおむつの臭いが漏れないように、こまめにごみ袋を閉めることや捨てることが大切です。
布に染みつく汗や食べ物などが主な原因
また、子どもが抱きしめたり投げたりして遊んでいるぬいぐるみにも汗の臭いが染みつきやすいです。布に染みついた臭いは洗濯すれば消えるでしょう。ただ、臭いの原因となっているものがたくさんあるのでこまめに洗濯するのは大変です。
リビングでおやつを食べたりジュースを飲んだりすることがあれば、食べこぼしたものが原因で臭いが発生します。カーペットの隙間やソファの下などにこぼれると掃除が行き届かずいつまでも臭いが残るでしょう。
手軽に直ぐできる部屋の消臭方法
臭いのついた家具の洗濯とまめな掃除や換気
部屋の空気を綺麗にするためには、臭いの原因がどこにあるのか見つけて対処することが大切です。ゴミ箱やカーテン、ラグ、ベッドカバー、枕カバーなど、臭いの原因となるものはたくさんありますよ。面積の広いカーテンにはけっこう臭いがつきやすいので、2~3カ月に一度は洗濯したほうがよいかもしれません。
ゴミ箱は生ゴミやお菓子を食べた後の袋を捨てると臭いが出やすいので、生ゴミはキッチンのゴミ箱に捨てる習慣をつけることをおすすめします。
濡れタオルを振り回すと消臭効果がある?
濡れタオルを振り回すと同じような効果が得られるので、手軽に素早く部屋の消臭ができますよ。しかも準備するものはどこの家庭にもあるタオル1枚だけです。タオルを水でしっかりと濡らして水滴が落ちない程度に軽く絞りましょう。換気をしながら臭いの気になる場所で広げたタオルを振り回します。焼肉やお好み焼きなど臭いが気になりやすい料理をした後も、この方法をすると臭いが残りにくくなりますよ。
置くだけで消臭効果が期待できるといわれているお酢を少量プラスするのもおすすめです。
茶葉を炒めて部屋に置いての消臭
茶葉はお茶を楽しんだ後のもので構いません。水分が残っているとカビが発生しやすいので、フライパンで5~10分程度炒めてしっかりと乾燥させましょう。レンジで乾燥させるのもOKですよ。出汁パックやストッキング、ビンなどに入れて部屋に置きましょう。
茶葉が臭いを吸収することで消臭しますので、徐々に消臭効果は薄れていきます。1週間程度を目安に交換するとよいでしょう。緑茶のほかに、麦茶や紅茶の茶葉もおすすめです。
ママも安心のエコな消臭剤「重曹」を活用!
不快な臭いの原因のほとんどが酸性
しかし、部屋の不快な臭いの原因となっている、汗や皮脂、手垢、生ごみといったものはほとんどが酸性であるため、その臭いを抑えることで部屋の臭いは気にならなくなるでしょう。そこで、酸性の臭いを中和できるアルカリ性の重曹を使えば、部屋の臭いを効率よく消す効果を発揮してくれます。
重曹は臭いがなく安全性が高いので赤ちゃんがいる家庭でも安心です。ホームセンターでも販売されていますが、100均でも300g前後のものが販売されています。消臭剤に比べてリーズナブルなのも嬉しいポイントです。