部屋に漂う独特の臭いを消臭したい！原因を知って臭いの元を絶とう

2019,9,29 更新

アルカリ性の重曹をそのまま部屋に置くだけ

臭いの原因のほとんどが酸性だということが分かりましたね。アルカリ性は酸性を中和する働きがあるので、アルカリ性である重曹をそのまま部屋に置くだけでも臭いを抑える効果が期待できます。

重曹はビンに入れて不燃紙やガーゼなどの通気性のよいもので蓋をしましょう。ビンは口部の広いものを選ぶとより消臭効果が高まります。容器はプラコップや紙コップなどでもよいので、倒れにくいものがおすすめです。

消臭効果が期待できるのは2～3カ月程度なので、定期的に交換してくださいね。容器に置いた日付を書いておくと交換時期を忘れにくいですよ。重曹には研磨作用もあるので、消臭剤として使い終わってもキッチンシンクやお風呂場の掃除などに活用するとよいでしょう。

スプレー剤として部屋中に噴霧することも

部屋に置くだけでも消臭効果を発揮するといわれている重曹ですが、ソファやカーテン、排水口、生ごみなどをピンポイントで消臭したいときはスプレー剤として噴霧するとよいでしょう。

作り方は簡単です。スプレーボトルに水を200mlと重曹を小さじ2杯程度入れて、重曹がしっかりと溶けて見えなくなるまで振り混ぜるだけです。重曹が多過ぎると吹きかけたところに白い粉が残るので注意しましょう。

重曹は一度沸騰させることでアルカリ度が高くなり、より消臭効果に期待ができます。臭いが強い場所に使うときは試してみてくださいね。

消臭効果は粉の状態と違って1カ月程度です。作り過ぎると無駄になるので、毎回使いきれる量を作って活用しましょう。

まとめ

部屋に漂う独特の臭いは放っておくと悪臭につながることもあります。特にキッチンや玄関などと隣接して家族が集うリビングは生活臭を感じやすい場所です。また、乳幼児やペット、喫煙者がいるなどの家庭環境の違いもあります。

臭いの原因はさまざまですが、その原因のほとんどが汗や食べ物によるものです。今回は、手軽にできる消臭方法や重曹を消臭剤として活用する方法をご紹介しました。部屋の臭いが気になったときに実践してみてくださいね。