ママが有名なアニメキャラは?育児に共感しながら楽しめるアニメ
子どものころに夢中になったアニメ、今でもふと思い出しますよね。自分がママになってからは、特にママのキャラクターが気になりませんか?「わたしもあんなママになれたらな」と思うこともありますね。ここではアニメに出てくる人気のママや、ママが楽しめるアニメをご紹介します。
みんなの憧れ。アニメ界の理想のママたち
良妻賢母の代表。サザエさんの磯野フネ
やんちゃなカツオがいたずらして夫の波平が「ばかもん!」と叱りつけることは度々ですが、そんなときも落ち着いて仲裁する温和な性格のママです。子どもとの関係もよく、夫を支え、良妻賢母の代表ですね。
キャラクターに重要な声ですが、声優の麻生美代子さんが46年間という長期に渡って担当されていました。優しい声は磯野フネのイメージぴったりでした。2015年に担当を退かれましたが、そのときの年齢は89歳。ご高齢まで続けられたということだけでも、どれだけその声とキャラクターが愛されているのかわかりますね。
怖いけど実は美人なドラえもんのび太のママ
宿題をしなかったり、部屋の整頓ができなかったり、ママは度々のび太を叱ります。怒ってばかりで怖いママと思われがちですが、どれもママは正しいのですよね。テレビでのび太が叱られている様子を見て「自分はきちんとしよう」と思う子もいるのではないでしょうか。
実はママは昔は美少女でした。今でも細身のよいスタイルをしていますよね。メガネを外すと美しい顔をしている瞬間もあるので、気になる人はぜひチェックしてください!
穏やかで優しいバカボンのママ
どれだけバカボンのパパが問題行動を起こしてもママはたまに怒るくらい、いつも優しく対応します。次男のハジメちゃんが生まれるときも、バカボンとパパが病院で騒いだせいで生まれるのが遅くなったのですが、そんなときもママは「またのびたわよ...」と言うだけ。
人を責めることなく見守り、トラブルメーカーのパパを愛し続け、穏やかに子育てするママはとても強い人なのでしょう。
アニメにはバカボンのパパだけでなく、本官さん(おまわりさん)やレレレのおじさんといった変わったキャラクターが多いのですが、ママだけは常識ある言動をしていて、オアシス的存在です。
ママも子どもも一緒に楽しめるアニメ
日曜日の夜でおなじみのサザエさん
出てくるのは実際にいてもおかしくない親しみやすいキャラクターばかり、子どもに安心して見せられます。家族みんなで円卓を囲んで食事をしたり、父の波平がいたずらしたカツオを叱ったり、家族の絆や愛情も感じられますよ。
核家族が多い現代で、磯野家のように3世代の大家族を見るのは珍しいです。「誰が誰のパパ?」「サザエさんってカツオのお姉ちゃんなの!」と子どもが家族構成の発見をしながら楽しめるのもサザエさんならではですね。
週末の終わりに憂鬱になる「サザエさん症候群」という言葉もありますが、それだけサザエさんが日曜夜の定番になっている証拠ですね。
等身大の家族を描いたあたしンち
思春期の難しい年ごろの子どもたちを育てるママなのですが、いつも明るく、飾り気のない性格でみんなを笑顔にしてくれます。なんといっても見た目にインパクトがあり、頭が大きくて寸胴な体形、口が大きく魚のような顔をしています。一風変わった見かけが、ママをよりコミカルにしています。
「ママが明るくて元気でいてくれるのが家族にとって一番幸せ」とママを元気づけてくれるアニメではないでしょうか。
やっぱり定番。となりのトトロ
となりのトトロには色々な愛情が描かれています。病気のママを思って環境のよい田舎に引っ越してきた家族、ひとりで子どもの世話をしながら働くパパ、それを支える近所の人たちなど、社会全体が優しい雰囲気に包まれています。
ママの退院が延びて悲しむお姉ちゃんを見て、遠い病院までひとりで行こうと決心した妹。迷子になった妹を必死で探すお姉ちゃん。姉妹の愛情もじょうずに表現されているので、子どもに見せたいアニメの一つですね。
子育ての息抜きにアニメを楽しんでみよう
育児の合間にクスッと笑ってストレス解消
ママ友と育児の「あるある話」をするのが楽しいのと同じように、アニメでも共感できる内容が多く、見ていて気分がスッキリします。普段ママが思っていることをズバリ言ってくれて、しかも、ときにコミカルに表現されているのでママを笑顔にしてくれるでしょう。
ママが好きなアニメを子どもが寝ている間にゆっくり見るのもよいですし、子どもも見られるアニメを選んで、親子で見るのもよいですね。ママが横に並んで一緒に見てくれるだけで子どもは嬉しいでしょうし、アニメの時間を親子のよいコミュニケーションの時間にすることもできますよ。