4歳児のぐずりはどんなとき?ぐずったときの対処法と心がけること
4歳児のぐずる原因はなんでしょうか。ぐずったとき、どう対処したらよいのでしょう。頻繁にぐずる子どもに悩み、対処法を知りたいというママも多いかもしれませんね。ここでは、どんなときに子どもがぐずるのか、ぐずらなくなるためにできる対処法などをご紹介します。
どんなときに4歳児はぐずってしまうのか
気持ちを上手く伝えられないとき
何かをしようとしたのに思いどおりにできなかった、今しようと思っていたことが妨げられた、失敗を叱られたなど、もどかしい気持ちを抱えているかもしれません。また、自分でどうしてイライラしているのかが分からないときも多いようです。
もやもやする気持ちの原因が分からないのに、それを相手に伝えるのが難しいのは当たり前ですね。
自分の思いどおりにいかないとき
特に夕方に眠くなってくると、この気持ちに拍車がかかり、ますます機嫌が悪くなります。夕方は主婦にとって忙しい時間帯なので、ママは困りますよね。
この年齢になると、小さなころのように抱っこしてその場から移動させるのも難しくなっていますし、力も強いので暴れると大変です。大人と同じようになんでもやってみたい気持ちが強いので、思いどおりにならないと気持ちが爆発してしまうのかもしれません。
周りの人に甘えたいとき
4歳は着替えや食事、お風呂など、なんでも自分の力でできるようになります。幼稚園や保育園ではしっかりしていても、お家ではママに手伝ってもらいたいときもあるでしょう。多くの子どもが母子分離を経験する時期だからこそ、お家では甘えたいのかもしれませんよ。
特に赤ちゃんがいる家庭では、ママを独占できない寂しさや、なんでもお世話してもらっている赤ちゃんを羨ましく思う気持ちから、ぐずりの傾向が強く出る子も多いようです。
4歳の子どもがぐずったときの対処法とは
体を使ってぐずってきた場合
子どもが感情的になっているときは、大声で叱りつけないほうがよいでしょう。深呼吸をして怒りの気持ちをぐっとこらえ、冷静に対応することが大切です。「何があったの?どうして叩いてしまったの?」と問いかけてみてくださいね。
もしかすると、遊んでいたおもちゃを取られてしまったなど、何か理由があるかもしれません。理由を聞き出せたら「嫌だったんだね」と共感して、気持ちを代弁しましょう。そして「嫌なときは口で言おうね」と、対処法をアドバイスするとよいですよ。
口を使ってぐずってきた場合
片づけをするときは「じゃあ、お願いね」と声をかけてみる、お風呂を嫌がったときは「ご飯を先に食べる?」と選択肢を与える、「ばか」と言われたときはその言葉には反応せずさらっと受け流すなど、上手に対応をしましょう。
口を使ってぐずぐず言ってくると腹が立ってしまいますが、まずは心を落ち着けて冷静に言葉をかけるように心がけたいですね。
寝るときや起きるときにぐずる場合
そんなときは、子どもの話を聞いて落ち着くように促しましょう。眠る前の行動は、毎日決まった順番や時間で行うと眠りに入りやすいです。
朝起きるときにぐずる場合は、気持ちよく起きることができるように環境を整えましょう。起きて欲しい30分前にカーテンを開けてお部屋を明るくする、朝ご飯の仕度を始めて生活音を聞かせるなどの工夫で、脳が起きる準備をするのだそうです。就寝時間と起床時間はなるべく毎日同じ時間にして、生活リズムを身につけましょう。