幼稚園の子どもがいる30代ママは大変!育児と仕事の両立のコツとは
幼稚園の子どもがいる30代ママは、家事や育児、仕事など人生の中でも特に忙しい時期です。20代と違って体力の衰えを感じやすい年齢でもあります。そこで、幼稚園選びで押さえておきたいポイントや、子どもが幼稚園に通っている間の30代ママの働き方についてご紹介します。
30代ママが育児と仕事の両立に悩む例
一般的に幼稚園は保育園より平日の行事が多い
しかし仕事をしているママの悩みの一つに、幼稚園の行事があります。平日に日程が組まれることが多い上に、場合によっては平日にその準備を手伝わなければならないママもいます。
保育園の場合は、仕事をしているママが多いため、平日にそういった行事が組まれることは少ないようです。幼稚園の行事のお知らせをもらう度に、「その日の仕事はどうしよう」とママは岐路に立たされますよね。
夏休みなど長期休みのときはどうするか
近くに実家があれば、長期休みのたびに子どもを預けるという選択肢もありますが、そうはいかないというママも多いようです。パートを午前もしくは午後だけにして、働いている間はファミリーサポートを利用しているママもいますよ。
子どもの幼稚園入園に合わせてこれから仕事を探すというママは、面接時に子どもの長期休暇のときは休みが取れるのか、勤務時間を短縮してもらえるのかなど聞いておくと安心です。聞きにくいかもしれませんが、そのときになって慌てることがないよう、事前に考えておきたいですね。
フルタイム勤務はほぼ無理なケースが多い
さらに幼稚園という、子どもにとって初めての集団生活が始まると、友だちから風邪などの病気を移されることも多々あり、そのたびに看病のためにママもしくはパパが仕事を休まなければならなくなります。
幼稚園の入園に合わせて仕事を探す場合は、最初はパートから始めて様子を見るほうがよさそうですね。子どものことを第一に考え、ママと子どもに無理のない範囲で仕事ができるのが一番ですよ。
幼稚園選びで押さえておきたいポイント三つ
通園方法や時間は把握しておこう
通園バスのメリットは、学年が違う子どもたちと交流できることです。学年が上のお兄ちゃんやお姉ちゃんから面倒を見てもらうことがあったり、自分より小さな子どものお世話をすることができたりします。
徒歩通園のメリットは、家から幼稚園まで子どもと一緒に歩くことができるので、親子のコミュニケーションの時間が増えることです。また、送り迎えのときに担任の先生と話ができるのもメリットといえるでしょう。
通園方法や時間は園によってそれぞれ違います。家庭の状況に合わせて無理のない方法で通園するようにしましょう。
延長保育があるかどうかを確認しておこう
幼稚園の延長保育は、子どもを自由に遊ばせているところが多いようです。しかし、幼稚園の中にはスポーツ教室や英会話などの習い事を実施しているところもあります。
働くママが朝早くから子どもを預けられるように、開園時間を早くしている幼稚園もあります。帰りは何時まで延長してくれるのかも、事前に知っておきたい情報ですね。
延長保育の利用料金も幼稚園によってそれぞれ違います。中には、卒園児なら小学生になっても預かってくれるところもあって便利です。
ママの年間行事の参加頻度を知っておこう
多くの幼稚園で実施している行事がお遊戯会です。当日の参加はもちろん、子どもの衣装作りで苦労をしたというママの声はよく耳にします。
また、夏祭りや運動会を実施している幼稚園も多く、ママが係を受け持って行事に関わることが一般的です。さらにバザーやお餅つき、廃品回収など、幼稚園によって保護者が関わる行事は違います。
幼稚園では保護者会やPTAを組織しているところも多く、役員に選出されたママは幼稚園に出かける回数が増えていきます。それぞれの行事について、準備や当日の運営、後片付けまで担当するので、負担が大きくなりがちです。
幼稚園に通っている間の30代ママの働き方
時短勤務という選択肢
時短勤務とは、育児をしながら仕事ができるように短い勤務時間で働くことをいいます。1年以上就労しているなど条件がつくこともありますが、子どもが3歳未満であれば、基本的に1日6時間の勤務が適用されます。
時短勤務で短くなった分の給料は減りますが、福利厚生などは正社員と変わりません。また、年金受給額については減額されない制度があります。
会社によっては独自の時短勤務制度を設けているところもあり、小学校入学前や小学校卒業までと様々です。時短勤務が何歳まで可能なのかについては、会社に直接確認した方がよいでしょう。