チャイルドシートの義務を理解しよう!期間や法的義務、免除適用
車の定員数に対し幼児着用が難しいとき
たとえば、定員が5人の車に、大人が2人、子どもが3人が乗るとします。子ども全員分のチャイルドシートを設置すると、大人が乗るスペースがなくなってしまいますね。
このようなときは、可能な限りの数を使用すればよいことになっています。先ほどの例の場合では、チャイルドシートは2台設置し、1人の子どもは大人が抱っこなどをして乗せることになります。
しかし、車の大きさや座席の広さなどによっても、免除が適用されるかは変わります。子どもの安全を守るためにも、可能な限りのチャイルドシートを設置できるように工夫したいものですね。
車構造上チャイルドシート固定が難しいとき
旧型車やキャンピングカーは、シートベルトが二点式である場合が多いですね。現在販売されているチャイルドシートは、ほとんどが三点式シートベルトで固定するタイプなので、二点式の場合は設置するのが困難なのです。
ここまで、チャイルドシートの免除が適用されるケースを紹介してきましたが、使用しないと危険性が増すという事実は変わりません。やむを得ず、子どもをチャイルドシートに乗せることができない状態で運転をする場合は、普段以上に慎重に運転するようにし、子どもを乗せて長時間走行することは避けるようにしたいですね。
まとめ
チャイルドシートを使用していない場合、事故に遭ったときの死亡率は、適切に使用している場合のおよそ16倍ともいわれています。万が一のことが起こってからでは、取り返しがつきません。
車は、家族でのお出かけに欠かせない乗り物です。たくさんの楽しい思い出をつくるためにも、チャイルドシートを正しく使って出かけてくださいね。