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幼児期のミルクはいつまで続けるの?飲ませ方や飲まない場合の対処法

幼児期のミルクはいつまで続けるの?飲ませ方や飲まない場合の対処法

【先輩ママに聞きました】離乳期のミルクは何歳まで与えていましたか?

多くのママが悩む離乳期のミルク問題。先輩ママたちが我が子が何歳になるまで与えていたのかを聞きました。※テニテオ調査(n=100)

「1歳〜2歳ころまで」と回答したママの体験談

  • 最初は母乳のみでしたが、体重が増えず、小児科医の勧めもあって、混合に切り替えました。哺乳瓶だとなかなか飲んでくれず大変でした。スパウトマグだと飲んでくれるようになり、その後はストローに切り替えました。
  • 母乳でした。ミルクは夜中に起きて作らないといけないので母乳でと思っていましたが、夜中も授乳で起きていたので常に寝不足。これが一番辛かったし困りました。ミルクの方がたくさん飲んでくれて寝てくれたのかも・・・と今となっては思います。

「6カ月以降〜1歳ころまで」と回答したママの体験談

  • 離乳食始める前は母乳メインの混合で育てました。 離乳食を食べるようになってからはミルクのみその後、1歳になりフォローアップミルクに切り替えましたが牛乳が飲めるようになってからは牛乳の方が好きみたいでほとんどフォローアップミルクを飲むことがなくなりました。 余ったミルクやフォローアップミルクは料理などで使用はしてみましたが使い切る事が出来ずに捨ててしまい勿体ない感じがしました。 もう少し少量パックで販売されているといいのになぁと思った事があります。また缶ゴミが増えてしまうのも困りました。
  • 母乳のみで、フォローアップミルクを使うこともなく離乳食が進んでいったのであまり困ったことはありませんでした。子どもがある程度大きく元気に育っているなら考えすぎることもないのかな?と思います。2

「その他」と回答したママの体験談

  • 預けることも想定して、混合で育てたかったのですが、うちの子供たちは母乳以外を嫌がったのでミルクも補助栄養も一切使いませんでした。ただ、母乳は2人とも一歳半くらいまで飲んでおり、ご飯をモリモリ食べていた娘は健康でしたが、ほとんど離乳食を食べようとしなかった息子は貧血の検査で引っ掛かって鉄剤を出されました。
  • 母乳が出すぎて困るくらいだったので、ミルクは使いませんでした。栄養は離乳食と母乳でとれると思っていたので、補助食品も特につかっていません。

■編集部コメント

母乳で育てたママも混合のママもミルクのママも、離乳期に悩んでいる様子が分かりますね。ミルクと離乳食をバランス良く取り入れたいところですが、我が子の個性で難しいこともあると思います。焦らず気長に離乳できるようにやっていきましょう。

続いてのコーナーでは、メーカーが推奨するミルクの目安についてやミルクの代用品についてをお伝えします。

幼児期のミルクはいつまで続けるの?

メーカーの目安は3歳頃まで

フォローアップミルクの缶をみると、メーカーは3歳まで飲むことを推奨しています。子どもには鉄分、カルシウムが必要だからだそうです。でも全員が3歳まで飲まなくてはいけないということではないのです。

離乳食で十分栄養が取れている子は、ミルクは重要ではありません。ご飯でお腹がいっぱいならば、ミルクが飲めなくてもよいです。おやつの時間にミルクを飲むなど、飲みたいときに飲めばよいでしょう。

大人でも、今日は食べたくないなという日がありますよね。赤ちゃんだって、ミルクを飲みたくない日がきっとあるはずです。成長期なのでカルシウムは必要ですが、ヨーグルトやチーズといった乳製品も食べられるようになりますので、必ずしも3歳までミルクを飲ませる必要はないですね。

ミルクは牛乳でも代用できる

1歳をこえると牛乳も飲めるようになるので、粉ミルクやフォローアップミルクでなくてもよくなります。ミルクと牛乳ではどのような違いがあるのでしょうか。

ミルクは人工的に作られたものですので、赤ちゃんに必要な成分だけが集められて入っており、栄養も吸収しやすいです。ただ、加工品ですので添加物が気になりますね。

牛乳は自然界のもので添加物もなく、身近にあり、価格もお手頃です。でも小さな子が飲む場合、最初は注意しましょう。アレルギーの原因になることもありますし、飲み過ぎると鉄分が足りなくなるのです。牛乳に含まれているリンは、鉄分やほかのミネラルの吸収を妨害します。リン自体は骨を作る大切な栄養素なので、飲みすぎに気をつけながら適度に飲むのがよいですね。

離乳食が食べられれば無理しなくてもOK

新生児のころはミルクしか飲んでいなかったので、離乳食が始まっても何となくミルクを飲ませなくては栄養が足りていないような気がしてしまうのですが、1日3食離乳食を食べられるようになれば、ミルクの必要はないでしょう。牛乳を飲むように、飲みたいときに飲みたいだけ飲めばよいです。

このころになると、離乳食で十分に栄養が取れています。逆にミルクを飲みすぎて、離乳食が食べられなくなるほうが困ります。どうしてもミルクが好きでたくさん飲んでしまうなら、離乳食のときにはミルクは出さず、おやつのときにミルクを出してあげてはどうでしょうか。

幼児期のミルクは、まだ思うように離乳食を食べられない子が、栄養を補うために飲むものと考えてよいでしょう。

使い終わったミルク缶は再利用しよう

指先の発達を促す!ポットン落とし

飲み終わった後のミルク缶の処分に悩むママもいますよね。保育園などでは昔から、ミルク缶を再利用したおもちゃがよく用いられていました。近年ではママの間でもミルク缶を使ったDIYが流行しているようですよ。

定番は「ポットン落とし」です。ミルク缶の蓋に穴を開け、切り口をテープで保護します。落とすものはペットボトルのキャップや、ブロックなど身近なものでOKです。缶を子どもの好きなキャラクターに、ペットボトルのキャップはマスキングテープやシールでデコると可愛いですよ。

ポットン落としは指先の発達を促す効果が期待できます。落とすもののサイズが縦横で異なれば、穴に対してどのような向きで入れればよいか考えるため、思考力も身につきます。

音の鳴るおもちゃが好きな子には太鼓

音の鳴るおもちゃが好きな子どもも多いですよね。そんな子どもには太鼓がおすすめです。

作り方も簡単です。ミルク缶の上下に画用紙を貼り、缶の縁はビニールテープで補強します。これで太鼓の土台の出来上がりです。バチは割りばしの先にティッシュペーパーをクルクル巻きつけます。最後に割りばし全体にガムテープを巻けば、ミルク缶太鼓の完成です。

叩く部分を布や皮に変えたり、側面をテープで巻いたりすると、音の出方が変わっておもしろいですよ。いくつか作って音の違いを楽しんだり、ドラムセットにして遊んだりするのもよいですね。

自分の作ったおもちゃで子どもが遊んでいる姿は愛おしいものですよ。ぜひ、ミルク缶でおもちゃを作ってみてくださいね。

おもちゃ入れやキッチン収納にも

中をキレイに洗って使えば、収納にもなります。もともと子どもが飲むミルクが入っていたものなので、衛生的にも安心して使えそうですね。

側面をペンキで塗ったり、100円ショップなので購入できる「リメイクシート」を用いたりすれば、おしゃれな小物入れに早変わりです。パッチワークのように端切れ布をペタペタ貼るのもよいでしょう。サイズの合わなくなった子どもの服をデコアイテムとして使用している方もいるようです。

小麦粉やお茶パックなどのキッチン周りの収納に重宝されることが多いようです。重ねたり、並べたりしてインテリアとして楽しむのもよいですね。ほかにも、子どものおもちゃ入れや鉢植えとして使用しているママもいるようですよ。

まとめ

新生児のときはミルクをたくさん飲んでいたので、離乳食を食べるようになっても、同じようにミルクを飲まなくては栄養が足りないのではと不安になってしまうのですよね。でも離乳食をきちんと食べているなら栄養は足りているはずです。

赤ちゃんの成長は早いもので、生まれてから数年の間に、ミルクから離乳食、普通の食事へと次々変わっていきます。赤ちゃんの食事を作るのは大変ですが、ママが苦労した分、赤ちゃんは日々元気に大きく育っていきますよね!
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