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乳児の昼夜が逆転してしまった!夜眠れない原因と対策方法

乳児の昼夜が逆転してしまった!夜眠れない原因と対策方法

赤ちゃんは、なかなかまとめて眠ってくれません。夜中にも何度も目を覚まします。時には、昼夜逆転したような生活になることも。そのため、睡眠不足に悩まされているママは多いことでしょう。赤ちゃんが昼夜逆転してしまう理由はさまざまです。そこで、その理由を知り、解消法を探っていきます。

乳児の昼夜逆転はどうしておこる?

昼夜逆転してしまう原因

人には「体内時計」といって、体のリズムを調節する機能が備わっています。体内時計が正しく機能していると、昼間は活動のために起き、夜は自然に眠くなって体を休めることができます。でも、生まれたばかりの赤ちゃんは、この体内時計がまだ機能していません。つまり、昼と夜の区別なく過ごしているのです。

新生児期の赤ちゃんは、一日のうちの7割は眠っていて、お腹が空くと目覚める、というサイクルで生活しています。一度に飲める母乳やミルクの量がまだ少ないうちは、2~3時間おきに目を覚まし、昼夜問わず、寝たり起きたりを繰り返します。

また、浅い眠りの割合が高く、頻繁に目を覚ますため、体内時計が整っていない生後1~2カ月は昼夜逆転したような生活リズムになることがあるのです。

昼夜逆転はいつまで続く?

赤ちゃんが生まれてから、ママの生活は一変。夜中の授乳で、睡眠不足の日々が続きますよね。時には、「この状態はいつまで続くの?」と途方に暮れてしまうこともあると思います。

赤ちゃんの体内時計が発達し始めるのが、だいたい生後3~4カ月頃。この頃になると、夜にまとめて眠ってくれる赤ちゃんが多くなります。そして、1歳頃までには昼間は起きて夜は眠る、という生活サイクルを整えることができます。

赤ちゃんの生活リズムを整えるためには、パパやママのサポートも大切。赤ちゃんが寝つきやすい環境づくりをしましょう。

朝はカーテンを開けて部屋に朝日を入れ、夜は赤ちゃんのいる部屋は遅くまで明かりをつけないようにすることで、睡眠のリズムを整えることができます。

月齢によって特徴が違う

【生後1~2カ月】
生後1~2カ月は体内時計が整っていないため、寝たり起きたりの繰り返し。一日を通して2~3時間おきの授乳やオムツ替えで、ママは大変な時期です。

【生後3~5カ月】
生後3カ月を過ぎると、徐々に昼夜の区別がついてきます。生活環境に合わせ、睡眠のリズムを整えられる頃です。とはいえ、まだ体内時計は発達の途中。時にはリズムが崩れ、昼夜逆転してしまうこともあります。

【生後6~12カ月】
生後6カ月頃~11カ月頃は夜泣きが始まる月齢です。なかなか泣き止まず、苦労するパパやママも多いのではないでしょうか。浅い眠りの時に目が覚め、なかなか自力で寝つけなかったり、昼間の経験を夢で見ていることなどが原因だと言われています。こんなときは、優しく抱っこされることで赤ちゃんは安心します。

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生理的な不快が原因のときもある

便秘の可能性があるとき

便秘をすると、不快感で寝つきが悪くなることがあります。お腹が張って苦しかったり、痛みがあるのかもしれません。

普段より排便間隔が長く、お腹が張っていたら便秘の可能性があります。また、便が出ていても普段より硬い場合も便秘かもしれません。便秘のときは、機嫌が悪く、母乳やミルクをあまり飲まずに吐いてしまうこともあります。

そんなときのために、便秘の対処法をいくつか知っておくといいですね。下腹部を「の」の字を描くようマッサージ、あるいは赤ちゃんを仰向けに寝かせて両足を持ち、膝とももでお腹を押すようにマッサージすると排便を促せます。また、綿棒にベビーオイルをしみこませ、肛門を刺激する方法も効果的です。

げっぷが上手にだせない?体調は?

授乳後、赤ちゃんはげっぷをだせていますか?赤ちゃんは授乳の際、空気も一緒に飲み込んでいるため、空気が胃の中にたまりやすいです。げっぷがでないと、お腹が張って苦しくなるだけでなく、吐き戻しの原因にもなります。

生後5カ月頃までは、赤ちゃんが自力でげっぷをだすことが難しいので、サポートしてあげましょう。赤ちゃんを縦抱きにしてママの肩にのせ、背中をさすると、げっぷがだしやすくなります。それでもげっぷがでないときは、背中を軽くトントンしてみてくださいね。

首がすわる前は、肩の上にのせるのが不安なママもいるかもしれません。縦抱きでママのお膝にのせ、背中を優しくさするのもいいでしょう。げっぷがでなくても、縦抱きにしてあせらずゆっくり見守りましょう。

部屋の温度は快適になってる?

赤ちゃんは、体温調節機能が未発達なため、体温が外気の温度に左右されやすいです。赤ちゃんにとって、お部屋の温度が寒くても暑くても、寝つけない原因になります。

一般的に、快適な室温は冬季で18~20℃、春と秋で22~23℃、夏季は25~26℃ですが、赤ちゃんが寒がっているのか、暑がっているのか、判断するポイントを知っておくといいですね。

赤ちゃんの顔や唇が紫がかっていたり、青くなっていたら、寒い可能性が高いです。また、寒い時は体をちぢこまらせ、泣いて訴えます。反対に、頬が紅潮し、いつもより汗をかいていたら温めすぎかもしれません。このような場合、服装や冷暖房で調節します。ただ、赤ちゃんは熱がこもりやすいため、なるべく薄着で温めすぎないようにしましょう。
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