ワーキングマザーの時短食事作り。週末利用やサービスを活用しよう
ワーキングマザーは毎日忙しく時間に追われていますが、その中でも食事を用意するのは大変です。できれば食事作りは簡単に済ませたいけど、栄養面もきちんとしたいですよね。この記事では、食事作りの負担を少しでも楽にする方法や便利なサービスをご紹介します。
ワーキングマザーの家事の実態を知ろう
ワーキングマザーはどのくらいいるのか
雇用形態では「非正規」37.0%「正規」24.7%「その他(自営業など)」9.1%となっており、「仕事なし」は29.2%と少ないようです。また、子ども0歳では過半数のママが仕事をしていない状態ですが、子どもの年齢が上がるに従いワーキングマザーの割合も増えていくことが分かっています。
ワーキングマザーは増えてきていますが、「正規」として雇用されることが少ないのが現状です。しかし、これから在宅ワークなど働き方の選択肢も増えて、生活スタイルに合った仕事を選べるでしょう。
毎日家事にかけられる時間はどのくらい?
そこでは、平日にかけられる時間が平均131分、休日は平均159分だということが分かっています。理想の時間は平日で平均105分、休日は平均122分であり、家事の負担を減らしたいママが多いようです。
一方で家事の質を落としたくないというのがママの本音であり、60.9%のママが「おやつや食事・お弁当はできるだけ手作りしたい」という結果になっています。料理メニューのバラエティーや子どもの栄養バランスなど食事の質を気にしているようですね。
ワーキングマザーの食事に関する悩みとは
また、ほとんどのママが食事作りは家族に任せることなく自分ひとりでしていることも、精神的な負担となっています。毎日メニューの違う献立を考え、買い物や食事作りをするのは大変です。
さらに、成長期の子どものことを考えると栄養バランスのことも気になりますし、ママの頭の中は休まる暇がありません。栄養バランスの大切さは分かっていても実践することは難しく、レパートリーの少なさがママの悩みになっているようです。
忙しい平日の食卓を彩り豊かにする時短法
週末のストックで平日時短の裏技
食事の定番の味噌汁は、一回分ずつの具材をまとめて冷凍しておくと、あとは水と一緒に鍋に入れるだけなので簡単ですし時短になります。
また、あらかじめ野菜を茹でたり蒸したりして、冷蔵庫にストックしておくだけでも便利です。ストックがあれば毎日の野菜摂取量も増えます。平日仕事が終わって時間がないときでも、栄養バランスのためにもう一品ほしい場合に簡単に用意できますよ。
食材を腐らせて無駄にすることも少なくなるでしょう。
食材をまとめて切って包丁いらずの食事作り
そこで、食材は時間に余裕のあるときに、ついでにまとめて切っておく習慣をつけると便利です。この「ついでに」というのがポイントで、同じ流れ作業でできるので負担に感じにくいのがよいところです。毎回包丁やまな板を使う手間も省けるので、洗い物も少なくて済みますよ。まな板の消毒が面倒な肉や魚はなおさらです。
野菜は洗って切り冷蔵しておくと、盛りつけるだけでサラダになります。野菜をまとめ買いしたものをカットして冷凍保存をしておくと、フライパンに投入して野菜炒めができたり鍋での煮物もできたりしますね。
常備菜で作る簡単彩り食卓
切り干し大根や乾燥ひじき、干し椎茸や高野豆腐などの乾物を購入しておくと、常備菜を作りたいときにすぐに作れますよ。栄養も豊富なのでおすすめです。
常備菜の作り置きというと手間がかかると思われがちですが、野菜をレンジでチンして味をつけるだけでも十分美味しい一品になります。食卓に彩りを添えてくれる常備菜をぜひ作ってみてくださいね。
作ったら傷み防止のため、よく冷ましてから保存容器に入れましょう。また、保存容器は清潔にしておきたいですね。
たまには手抜きも!有効活用したいサービス
買い物の手間が省けるネットスーパー
平日や休日に幼い子どもを連れての買い物は大変ですよね。店内で騒いだりおねだりされたりして、本当に必要なものを買い忘れるという声もよく聞きます。イライラして子どもに当たらないためにネットスーパーを利用するのも一つの方法でしょう。
一週間の献立が決まっているのであれば、ネットスーパーでまとめて注文すれば無駄遣いなどもしなくて済みますね。