フリーランスで働きたいママへ!メリットデメリットや人気の仕事紹介
自宅で仕事をしていると加点が少ない
フリーランスで働いている場合、子どもが保育園に入園することが難しいといえるでしょう。保育園に入園するとき、自治体ごとに条件があり、ポイントやランクが定められています。ポイントやランクが高ければ優先的に保育園に入園できるところが多いです。
企業に勤めているママと同じ勤務時間であっても、自宅で仕事をしているので保育の必要性が低いと判断され、ポイントの加点が少なくなってしまうことが多いようです。
申し込みのために準備する書類が多い
保育園に入園する場合は、両親の現在の生活状況を証明する「労働状況申告書」や勤務実態を証明する「就労実績表」が必要です。フリーランスであれば、仕事先一つにつき1枚の就労実績表が必要となるので、クライアントが多ければ多いほど書類の量が増えてしまいます。
ほかにも「確定申告書の写し」「仕事内容の分かるホームページや成果物」などがあると保育園側もママがどんな仕事をしているのか想像がつきやすくなります。必要な書類は多いですが、保育園に入園するためきっちりと揃えましょうね。
フリーランスのママに人気の仕事は?
パソコンがあれば始められる「ライター」
インターネット環境が整っているパソコンがあれば、WEBライターとして働くことができます。パソコンに高額なソフトをダウンロードしなくても記事を書くことができますし、何より嬉しいのは育児の合間に仕事ができるということでしょう。
実際にライターを募集しているサイトを見ると分かりますが、育児中の主婦や未経験でもOKと書かれているものが多数あります。クラウドソーシングサービスが広まっていますので、利用すれば仕事を受注する機会も増えるでしょう。
センスが活かせる「デザイナー」
仕事の数が多い半面、納品したデザインをクライアントが気にいらなかったり、求められるデザインを作ることが難しかったりする場合もあるので注意が必要です。
独立して活躍するママデザイナーのなかには、元々デザイン系の会社で働いていて、その会社からの依頼でフリーランスとしてデザインの仕事を始めたという方もいました。クライアントの考えや気持ちをデザインで表現する必要があるので、女性ならではのきめ細やかな配慮が役立つかもしれませんね。
高収入を目指せる「エンジニア」
クライアントのニーズに合わせてプログラムを組む必要があるので、専門知識が必要不可欠です。それに加えて問題解決に向けたきめ細かい配慮など、コミュニケーション能力をも求められるでしょう。
また企業で働く場合は残業が多いイメージがありますが、在宅でフリーランスとして働く場合は納期さえ守れば働く時間を調整することができるので、育児中のママにもおすすめですよ。
フリーランスを始める前にしておくこと
自分のスキルや経歴を整理しよう
先ほど述べたエンジニアを例にあげます。エンジニアに必要なプログラミング言語やフレームワーク、そのほかの関連する専門知識の有無について具体的に書くとよいでしょう。
また職種+αのスキルがあれば忘れずに書きましょう。プロジェクトリーダーを任されていたというリーダー経験や、簿記の資格を所有しているならば経理系にも強いということなど、職種+αのスキルもママの強みになりますよ。
今までのママの経歴や実績を振り返って整理し、ママの強みを見つけましょう。
開業届を出しておこう
開業届を出すメリットには、「青色申告ができるようになる」ということがあげられます。フリーランスは個人事業主というくくりに入るので、確定申告をママ自身が行う必要があります。青色申告であれば、白色申告よりも所得税の控除額が大きく、次年度に赤字を繰り越すこともできますよ。
また開業届を出せば「小規模企業共済」に加盟できるので、屋号名で銀行口座を開設できたり掛け金が全額所得控除されたりするそうですよ。
家族の理解を得て協力体制を整えておこう
ママがフリーランスとして働く場合は、パパや周りの家族の協力が必要不可欠です。平日は保育園に預けていたとしても、保育園が休みの日に仕事が入ってしまうこともありますよね。そんなときはパパや周りの家族に頼って、子どものお世話をしてもらわなければなりません。
どうしてフリーランスとして働きたいのか、どういう夢を実現したいのかなど、目標や目的をしっかりとパパに伝えると、パパも協力してくれるでしょう。