共働きがうまくいくコツ。秘訣はコミュニケーション能力にあり
共働き夫婦はパパもママも仕事・育児・家事で大忙し。なかなか夫婦での時間が取れずに会話も少なくなりがちです。すれ違いや忙しさによるイライラから喧嘩に発展してしまうこともあるかもしれません。共働きがうまくいく秘訣にはコミュニケーション能力が必要なのです。
共働きをうまくするための基本の「キ」
とにかくなんでも夫婦で話し合う
とにかくなんでも夫婦で話し合いましょう。パパでもママでも相談なく勝手に物事を進めると、お互いが後で嫌な気持ちになってしまうものです。
まず、産後にママが働くにあたって、ママの勤務形態や育児と家事の分担を話し合っておかなければなりません。
ママが働くことで世帯収入が増えることは大きなメリットになりますが、パパの協力と理解がなければ家庭生活との両立はできません。共働きをうまくするには夫婦でよく話し合うことから始まるのです。
相手を尊重して感謝の気持ちを忘れない
「パパ、お仕事遅くまでお疲れ様。疲れてるのにいつも子どもの面倒を見てくれてありがとう」「ママ、仕事をしながら育児と家事を頑張ってくれてありがとう」お互いが感謝し、言葉をかけあうことで、気持ちよい家庭生活を送ることができます。
相手の感謝の気持ちが伝わると大変なことでも頑張ることができるものです。逆に、「疲れていても育児や家事をして当然」とどちらかが思っていると、喧嘩になったり、すれ違いが起こったりする原因となることがありますので、気を付けてくださいね。
お互いのスケジュールを把握する
子どもが急に体調を崩すということは想定しておかなければなりません。お互いのスケジュール確認をしておかないと、お迎えにパパもママも行けないというような困った事態が起こってしまう可能性があります。
子どもを急にお迎えに行かなければいけないときでも、事前にパパとママがお互いのスケジュールを把握しあい、どちらがお迎えに行くかを確認しておけば対応することができます。
スケジュールの共有や毎日のコミュニケーションの中で、お互いのスケジュールを把握するようにしておきましょう。
日常生活をうまくまわすためのコツ
家事の分業はNG!臨機応変にこなそう
例えば、「夕飯の食器の片付けはパパの仕事」と明確に分担を決めたのに、パパが帰ってきて寝てしまい、朝になって起きたら食器が片付いてないとしたらどうでしょう?
ママは「パパの分担の仕事なのだから、ちゃんと責任を持って片付けてよ」とイライラして怒ってしまうかもしれません。パパも頭ごなしに怒られたらよい気持ちはしないはず。小さいことから喧嘩に発展してしまうこともあります。
パパでも、ママでも気づいた人が家事を率先して行うようにして、臨機応変にこなしたほうがうまくいくものです。
頑張り過ぎないことも大事
特に、家事はいつでもできることがたくさんあるので、ママはついつい頑張り過ぎてしまいがちです。できる家事に気づいていても、あえて休むことも大事なことなのです。
子どもを寝かしつけてから無理して家事をしなくても、休日にゆっくり家事をすれば大丈夫。たまには、夕飯づくりを休んでお弁当や惣菜を買ってきてもよいのです。
「今日中にこれだけはしておかなければ」という家事と、「できそうならやっておこう」という家事に仕分けして、自分の体と相談しながら家事をするようにしましょう。
家事の負担軽減はお金で解決するのも手
例えば、パパのシャツのアイロンがけはクリーニングに出すことで負担軽減することができます。アイロンがけは自分で行うと時間もかかりますが、クリーニングに出すと時短になりますので便利ですよね。
また、ネットスーパーやハウスクリーニングを利用するのも手段の一つです。買い物や掃除も、時間と体力を使いますので、うまく活用してもよいでしょう。
自分でできる家事であっても、日常生活で積み重なっていくと大きな負担になってきます。お金で解決できることもうまく活用してみてはいかがでしょうか。
家事の苦手なパパを動かすポイント
察して欲しいは絶対に通じないとあきらめる
ママが疲れた態度を出していたら、パパが「疲れてそうだね。僕が家事をやっておくから休んでいて」と自ら家事をしてくれると思ったら大間違い。
ママがいくら感情や態度で表現しても、鈍感なパパには通じないものとして割り切っておきましょう。ママが期待すればするほど、気づいてくれないときにはイライラしてしまうものです。
「ちょっと疲れちゃったから、洗濯物たたんでくれる?お願い」というように、パパに何かしてほしいときには、ストレートに言葉で表現するのが効果的なのです。