開業は意外とママに向いている?一度は考えたい自宅開業という働き方
開業費用の準備をしよう
開業する職種にもよりますが、初期投資がなく開業できるものや、かなりの初期投資がかかるものがあります。例えばライター業は自宅にパソコンとネット環境があればほぼ無料で始められますが、アロマ教室などを始める場合は道具代や材料費がかかりますね。
情報収集したら開業に必要な費用のおおよその額がわかりますから、事前に準備しておくと安心です。開業費用は回収できなければ赤字になってしまいます。しばらくは赤字覚悟で開業をするつもりであれば、余裕を持った資金準備が必要ですね。
役所や税務署に必要書類を提出する
さらに、所得税の青色申告承認申請書も開業した2カ月以内に税務署に提出します。確定申告には白色申告と青色申告がありますが、手間がかかっても青色申告の方が節税になりますから、青色申告がおすすめです。
併せてママの健康保険と年金の手続きも忘れずに行いましょう。今まで会社員のパパの健康保険の扶養に入っていたママであれば、個人事業主となっても一定の収入以下ならば扶養を継続できる場合もありますので、パパの会社の健康保険組合に確認しておくと安心です。
ママが自宅で簡単に始めやすいお仕事
手先が器用なママ向き「ハンドメイド販売」
手先の器用なママは日頃から子どもの持ち物や服を作っていることもありますよね。その日頃作っているものを商品にして、ネット販売したりお店に卸したりするのです。
ネット販売の場合、効率的に商品を作るためにターゲットをできるだけ絞り、ママの商品に合ったハンドメイドマーケットを選ぶと売れやすいでしょう。ネット販売で検索されやすいように検索ワードに引っかかりやすい商品名にするだけでなく、商品の写真を見て購入するか決める場合も多いですから写真にもこだわりたいですね。
PCがあれば始められる「WEBライター」
また、ブログに紹介記事を書いて報酬を得るもの、サイト内のフォーマットに従って記事を書くWEBライターサイトなど、ライターを募集しているサイトがたくさんあります。記事が書けそうなサイトを見つけて書くのも一つですね。
パソコンとネット環境が整っていたら始められますし、コストは電気代程度ですから、ママでも始めやすいですよ。ママが体験したことや好きなことをテーマにした記事は、書きやすいかもしれません。
手に職をつけたいなら「WEBデザイン」
センスが求められることに加え、プログラミング言語などの専門的な知識も必要となるため、まったくの未経験であれば必要な知識を得るためにスクールに通ったり、独学で学んだりと事前の準備期間と初期投資が必要ですが、一度身につけた知識とスキルは一生ものです。
クライアントとの対面での打ち合わせなどが必要ない場合は、ほぼ100%自宅で開業できます。このWEBデザインの知識があれば、チラシのデザイン、ラインスタンプ作成などにも活かせますよ。
本格的に稼ぎたいママ向きのお仕事
ママたちに憩いの場を提供「ママカフェ」
ママカフェは自宅を開放してカフェにしたり、安く貸してくれる場所を探したりして、ママたちがおいしいものを食べて憩える場を提供します。同じ思いのママと協力して働けたら心強いですね。
ママカフェであれば、ママの都合のよい時間帯のみ開店することもできますし、子育てを優先しながらシフトを組むこともできます。おいしいものが食べられて憩える場所も作れたら、同じ子育て中のママたちにとって素敵な場所となることでしょう。
自分好みのお店が作れる「ネットショップ」
ネットショップには色々な種類があり、自宅に商品を置いて注文のたびに発送する形や、注文が来たら提携先が受注生産して売り上げだけが振り込まれる形もあります。ママに合った形態を選ぶとよいですね。
商品が定期的に売れればよいですが、まったく売れない可能性もあることを覚悟しておかないといけませんね。なかなか商品が売れなくて辞めようと思ったら、すぐに辞めることもできます。
売れる店舗を作り、安定した収入を得るためには時間と手間がかかるでしょう。成功するには情報収集やセンス、継続する力が問われます。
資格を取れば一生の仕事になる「行政書士」
行政書士は役所関係に提出する書類の作成と申請業務をする仕事です。書類のチェックや法律知識が求められ、学ぶことが多く資格取得が大変ですが、取れば一生の仕事になります。
近年は高齢化にともない遺言書の作成などの終活に関する業務が増えているようですから、仕事がなくなることはなさそうです。ただし、在宅で書類作成はできますが、市役所や公証役場には直接出向くこともありますし、依頼者との打ち合わせも外で行うことが多いでしょうから、在宅のみでできる仕事とはいえないかもしれません。