共働き家庭の保育園選びのポイント!チェックしたい項目もご紹介
保育園といっても形態はさまざまで、それぞれに特色があります。共働き家庭で保育園を選ぶとき、気を付けておきたいポイントをおさえて、園を選びたいですよね。この記事では保育園の種類から、ここだけは!というチェックポイント、そして見落としがちなポイントまでご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
子どもを預ける保育園は主に3種類!
国から認められている「認可保育園」
認可保育園は、保育園がある市区町村に保護者が在住、在勤、在学している状況であり、保護者の就労や病気により日中に子どもを保育できない状況である場合に利用できます。保育時間は原則1日8時間で、延長保育や休日保育を行う保育園もあります。
認可保育園は国の基準を満たしていることから、園庭や園舎が広い、保育料が安い、先生が多い、といったメリットがある場合が多く、まずは認可保育園を希望するママが多いのが特徴です。人気が高いため、地域により待機児童が出やすい、というデメリットもあります。
各自治体に基準あり「認証保育園」
東京都の場合、民間企業等が運営するA型と、小規模・家庭的保育所といわれる個人が運営しているB型、の2種類があり、園所在市区に在住、在勤、在学していなくても入園が可能です。また、保育時間は13時間以上と定められており、全施設で0歳児の保育を行うことが特徴です。
認証保育園は認可保育園と違い、保護者と保育園で入園申し込みを直接行います。保育料は、収入に関係なく保育園ごとで一律ですが、自治体によっては一部助成を受けることができます。
認証保育園は、認証保育園を新たに作ることが難しいなか、各自治体の特性に合った認証基準を満たす新しいスタイルの園として増えてきています。
高額だけど自由度も高い「無認可保育園」
無認可保育園は国の基準を満たしてはいませんが、運営には自治体への届け出が必要で、立ち入り調査等で指導監督を受ける必要があります。また、無認可保育園は園独自のサービスや保育料を園が自由に設定できるため、自由度が高いのが特徴です。
独自の教育方針により、あえて無認可としている保育園も。保育料は高額の場合が多いですが、親が就労していなくても利用できる、24時間開園や駅近にある施設が多い、といった特色があり、認可にはないよさがあります。
先輩ママが保育園選びで重視したポイント
自宅や駅からの距離は近いと通いやすい
特に、悪天候の場合は、歩きにくさに加えて荷物が多くかさばる、という負担が増えます。毎日通う園なので、事前に園まで行ってみるなどして、実際に通っている様子をよくイメージしてみましょう。
また、通いやすさはもちろん大切ですが、近さだけを優先した結果、園の雰囲気と子どもが合わずに失敗してしまった、という声も聞きます。保育園を選ぶときは見学をして、園の子どもたちや先生の雰囲気も見るようにしておくと安心です。
残業がある場合に延長保育が長いと安心
残業時間に対して延長保育の時間が十分でないと、仕事に集中できず焦ってしまいますよね。なかなか仕事を切り上げられず、時間通りにお迎えに行けない場合でも、延長保育時間が長いと安心です。
パパやママの残業があっても安心して預けられる園を選びましょう。また、出勤時間に間に合う時間に保育園が開園しているか、延長保育料がかかる場合、どのくらいかかるのかも一緒に調べておくとなお安心です。
登園時の支度や荷物の多さで負担が変わる
認可保育園の場合は、ママが着替え、おむつ、ゴミ袋を指定の場所にセットしてから子どもを預ける、ということが普通です。ほかには、おむつに記名をしたり、お昼寝用の布団のセットなどの支度が加わることも。
一方、無認可保育園は、荷物一式を先生に手渡すだけで子どもを預けることができる、という園も多くあります。登園時の支度をどの程度するかによって、ママの手荷物の多さも変わります。
毎日続くと意外と大変…ということもありますので、どの程度支度が必要かは事前に調べておくとよいでしょう。
見落としがちなポイントもチェックしたい!
年間行事が多いと楽しいが仕事を休むことも
また、開催日が土日の場合はパパやママが仕事を休まずに参加できることが多いですが、平日にも行う場合は、仕事を休んで調整しなければならないこともでてきます。事前に保育園に年中行事の回数と開催日を確認しておくと安心です。
年中行事が多いと子どもとの思い出をたくさん作れるので、とても楽しいものです。しかし、多すぎて大変…ということも考えられますので、一度家庭でどの程度が最適か話し合い、保育園の候補を決めるとよいでしょう。