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共働き世帯でももらえる遺族年金とは?遺族年金について理解しよう

共働き世帯でももらえる遺族年金とは?遺族年金について理解しよう

子どもが18歳未満の場合はもらえる

「じゃあ共働き夫婦の場合、ママの厚生年金って掛け損なの?」と思いますが、パパが受給条件に該当しなくても、子どもが受給できるので安心してください。これは、「受給者が優先順位第2位の子どもにスライドした」ケースに当てはまりますね。

しかし、やがては子どもにも遺族厚生年金の受給資格はなくなります。18歳になると受給できなくなるので、子どもが進学した場合は教育資金のやりくりで苦労をするかもしれません。

パパが亡くなった後は遺されたママへの保障が手厚いのに比べて、ママが亡くなった後のパパへの保障はほとんどありません。もしものときに慌てなくて済むよう、日頃からお金について夫婦でしっかり話し合いたいですね。

遺族年金を考慮して保険加入額を考えよう

パパがどんなに「ママの遺族年金には頼らない!」と思っていても、パパへの保障がこれほど薄いと将来が心配ですね。ママがいなくなれば、家政婦を頼んだり、外食やお総菜が増えたりと、以前より出費が増えるのは必須です。

ママの収入込みで住宅ローンを組んでいる家庭は、支払額を計算し直さないといけません。子どもに心のケアが必要だと、仕事を休まなければならないケースも出てきます。

種類が多すぎて、どの保険に加入すればよいか分からないときは、まず、ママが死亡した際に遺族年金をいくら受給するか計算してみるとよいですよ。そして支出と比較し、足りない分を補填できる保険を選びましょう。FPプランナーなど、お金の専門家に相談するのも一つの方法かもしれませんね。

まとめ

共働き夫婦の場合、パパが死亡するか、ママが死亡するかで遺族年金の受給額は大きく違ってきます。特にママが亡くなったときは、遺されたパパへの保障が薄いため注意が必要です。

年金を納付していても、受給条件に該当せず、遺族年金が0円のケースがあるのも事実です。一方で、子育て世代には比較的きちんと保障されていることが分かりました。

遺族年金で不足する分は保険に加入して、もしものときに備えましょう。年に一度は、お金について夫婦で確認する時間をもつと、お互い安心できるかもしれませんね。
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