共働きと専業主婦どちらが大変?それぞれの気持ちと乗り切り方
夫婦で協力して子育てしよう
もちろんパパも生活は変わりますが、育児のほとんどをママが担当するので、パパにはママが感じている大変な思いは伝わりにくいようです。
また、パパはママよりも状況を見て行動に移すのが難しいようです。ですから、やってもらいたいこと、やってもらいたくないことを明確に伝えるのがおすすめです。
あるパパの話ですが、「手伝いたいけど何をやったらよいのか、いってもらわないとわからない」という話でした。ママはそのようなパパの気持ちもくみ取りながら、夫婦で協力して子育てができるとよいですね。
つらさの基準や感じ方は人それぞれ
ですが、むやみにつらい話を否定せず、受け止めてあげることが大切ではないでしょうか。育児や家事のつらい話は敏感な話題で、話し方一つで相手のことを否定してしまったり、自分の考えを押し付けてしまったりすることがあります。
つらい話をするときは、相手に評価を求めているわけではなく、話を聞いてもらいたい、共感してもらいたいと思っているときですね。つらいと感じることは聞いてもらえるだけで随分とストレスが発散されます。
ママ同士で話を聞き合って、相手の気持ちに寄り添ってあげられるとよいですね。
上手に息抜きをして気分転換することも大切
好きなドラマや映画を観て泣く
子どもが寝た後や朝子どもが起きる前に、好きなドラマもしくは映画を観て泣いてみるのもストレス解消におすすめです。
ママがストレスを感じているときは交感神経が優位になっているのですが、涙を流すと副交感神経が活発になりリラックス状態になります。さらに、泣くと幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが大量に分泌され、精神を安定させようとする働きがあるとされています。
好きなドラマや映画を観てたくさん泣いて、頭の中からすっきりと気分転換させてみるのもよいですね。
大人用の塗り絵にはリラックス効果も
たとえばフランスでも大人向けの塗り絵はアートセラピーの一つとして人気があり、雑貨屋や書店で見かけることも多いようです。
無心になって塗り絵をすることにより脳が「考える」という作業から解放され、リラックス状態を得ることができます。さらに塗り絵のような静かな動作に夢中になっていると、自然と深呼吸をするようになり自律神経の働きを整える効果も期待できるそうです。
塗り絵もシンプルな絵柄から複雑な模様のものまで色々あるので、ママがリラックスして楽しめるものを探してみましょう。
感じていることをブログで思いきり吐き出す
しかしこういったSNSでは、家族や友だちの目が気になって感じたことを思ったように文章に綴るのも難しいときがあります。「本当はこんな愚痴を書きたいけれどパパに知られたら困る」というケースもあるでしょう。
こっそり匿名でブログを開設してみるのも解決策の一つです。匿名であれば家族や友だちにばれる心配も不要ですし、感じていることをブログで思いきり吐き出すことができますよ。似たような環境にあるママからコメントを貰うこともあるかもしれません。
ストレスはため込まずに吐き出すことも大切です。心の平穏を保つためにも発散する場所は必要ですよ。
まとめ
専業主婦ママは育児と家事に誇りを持ってくださいね。ときには一時保育を利用するなど、自分自身を大切にする時間を作るようにしましょう。
共働きママは育児や家事を1人で抱え込まず、パパと分担したり手抜きをしたりして、時間に余裕を作るようにしましょう。時間の余裕は心の余裕に繋がりますよ。
ママが育児や家事を1人ですべて背負うのは、精神的にも体力的にも限界があります。1人で抱え込まず、周りの助けを受けながら乗り超えてくださいね。