ワーキングマザーが悩む子どもの習い事!無理なく続けるコツをご紹介
最近では幼少期から習い事を始める子どもが増えてきており、その種類も多様化しています。しかし、働いているがゆえに習い事の時間や送迎の時間を捻出することができず、習い事を断念するママも多いのではないでしょうか。ここではワーママが無理なく習い事を続けるコツについて紹介しますので、参考にしてみてください。
習い事を始める前に知っておきたいこと
子どもを尊重しつつ親が責任をもって選ぶ
習い事を始めるにあたって知っておきたいのが、「子どもの意見を尊重しつつ、親が責任をもって選ぶ」ということです。子どもは少し興味があるだけだったり、友だちがやっているからというだけの理由でも、「やってみたい!」と言います。子どもの意欲を尊重することも大切ですが、本当に続けられるのか、どうしてやってみたいと思うのかをしっかりと話し合っておくとよいでしょう。
また、子どもの意志に反して親が「子どもにはこうなって欲しいから」と習い事を強いるのもよくはありませんよ。
費用が生活の負担にならないように
習い事にかかる費用については、毎月の月謝以外にも多くの費用があります。始める際の初期費用はもちろんのこと、習い事によっては発表会や大会のたびに費用がかかることもあります。衣装やユニフォームが必要な場合、小さいころはすぐにサイズが大きくなるのでそのたびに買いなおす必要があります。衣装などはレンタルやお下がりを活用して、うまく費用を抑えられる工夫ができるとよいですね。
習い事の費用を捻出するために食費を削減しないといけない、遊びに行くお金がない、などとならないように月謝以外の出費も含めたトータルの費用について事前によく確認しましょう。
習い事の人気1位はスイミング
スイミングが人気な理由としては、小さいころからスイミングをして将来的に水泳選手を目指すというのではなく、基本的な身体づくりを目的としていることが多いようです。基礎体力の向上に加え、肺活量の向上など健康な身体づくりに効果的です。
小学校に入学すると体育の授業の一環として水泳が始まります。スイミングを習っていない子どもの中には、水に慣れておらず授業についていくのに苦労をする場合もあるようです。早く泳げるようにならなくても、水慣れしておくだけでもスイミングを習うメリットといえます。
幼児期に習い事をする目的とは?
身体面や精神面によい刺激を与える
身体面では運動系の習い事をしている場合に技術向上だけでなく、体力向上も見込まれます。体力をつけて体幹を鍛えることで、将来ほかのスポーツを始めた場合にも役立てることができます。
精神面では、習い事をすることで集団活動におけるマナーやルールを学ぶことができます。1回のレッスン時間も子どもでも無理なくできる短めの時間に設定されているため、集中力を養う機会にもなります。
習い事を通じて身体面、精神面で学んだことは小学校入学後にも役立つ成長の土台となりますね。
忙しいママや子どもの時間を有効活用
毎日の生活の中でママが忙しくしている間、ついつい子どもがテレビを見る時間が増えてしまったりすることもありますよね。そのようなときも、習い事をすることでメリハリのある生活を送ることができます。また、子どもが習い事に行っている時間を使ってママもゆっくり勉強などの自分磨きをしてみたり、終わるまで一度家に戻って家事を進めたりと有効に使うことができますね。
中には託児つきの習い事もあり、保育園から習い事の教室まで送迎をしてくれることもあります。このようなサービスを使うことで、仕事をしているママでも効率的に習い事をすることができますよ。
異年齢と交流して経験や学びを得る
年上の子どもと接することはマナーを学ぶ場にもなりますし、身近な目標として頑張る原動力ともなります。年下の子に対しては優しくサポートをするなど、お兄さん・お姉さんとしての責任感やふるまいを覚えます。先生から一方的に学ぶだけではなく、子ども同士のやりとりの中で自然と見よう見まねで成長し合える環境といえます。
兄弟のいない子どもが増えている中で、このように異年齢を含む集団で過ごすことは子どもにとってもよい経験になるといえますね。
ワーキングマザーの送迎問題をクリアしよう
忙しいから続けることが難しいのがネック
レッスン時間の捻出だけではなく、送迎の問題もあります。まだひとりで習い事の教室まで通うことはもちろんできないので、習い事をするにはママやパパが送迎をする必要があります。そのため、平日は仕事をしているワーママが子どもの習い事を始めようと思うと、休日にやっている習い事を選ぶ必要がでてきます。
休日は希望のクラスがなかったり、平日は保育園に休日は習い事と子どもの負担が大きくなります。また、せっかくの休日に家族で過ごす時間がとれなくなったりすることから、習い事を始めることを諦めたり、始めても忙しさから続かなかったりするママも多いようです。