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仕事と子育てを両立したい。子育て能力を活かす働くママのキャリア

仕事と子育てを両立したい。子育て能力を活かす働くママのキャリア

「出産をした後も働きたいと思っているけど仕事と子育てを両立できるのかな」と不安に思っているママも多いのではないでしょうか。今回は仕事と子育てを両立したいママの人生設計のたて方や、子育てを頑張るママの子育て能力は、会社にどのように貢献できてキャリアにつながるか、などをご紹介します。

これから結婚出産を望んでいるあなたへ

長期的な人生設計を立ててみよう

今までに「○歳には子どもが○人…」などの人生設計を考えてたことはありませんか?思い描いた人生設計どおりの人は少ないのではないでしょうか。

転職やキャリアアップを考えようかなと思っていた矢先に結婚や妊娠がやって来てしまうということもありますよね。でも「出産」と「仕事」どちらかだけを選択するのは難しい話です。「どちらを選べばよいのだろう」「正しい選択肢はあるのだろうか」など悩んでしまうこともあるかもしれませんね。

仕事と出産を希望どおりに過ごしてきた先輩ママに共通していたのは、

・長期的な視点でキャリアを捉えたこと
・人生の大きなできごとがあるたびにその都度人生の優先順位をハッキリさせたこと

主にこの二つを重要視して考えてきたといえるでしょう。

同時に得ようとせず優先順位を考える

「仕事」と「出産」の両方を同時に手に入れることは難しいかもしれません。しかし、裏を返せば同時でなければ「仕事」も「出産」も両方手に入れることができるということになりますよね。

そのためには、慌てずに一つずつクリアしていくことが大切になります。人生の選択に迷ったときに、「何を優先させるのか」「自分の中で大切なことは何なのか」を考えることが必要です。

まずは、自分の中で大切なことは何なのか考えてみましょう。「○歳までに第一子」や「キャリアは手放さない」など、大切なことを明確にし優先順位をつけることで、思っていた年齢と少しずれてしまったり、キャリアの停滞期がやってきたりしても、きっと挽回することができるでしょう。

できない自分を想像せずプラス思考へ転換

優先順位を明確にしたときに、仕事とプライベートの両立がしっかりできている理想と、実際はうまく両立ができない今の自分との間に大きなギャップが見えてくるかもしれません。できない自分に頭を抱えるより、まずは自分が理想とする姿をさらに明確にイメージしてみましょう。

その理想をいきなり達成するという考え方はせずに、その理想を細かく分けて小さな目標を作ってみましょう。今後数年で何を優先して行くべきか、さらにその先数年で何をするのか、大きな理想を叶えるためには、小さな目標を設定して、少しずつクリアしていくとよいですよ。

小さな目標を一つづつクリアしていき、最終的には自分が理想とする姿を達成できる道筋を描いてみましょうね。

子育てで身につく会社で必要な能力

人材や時間管理能力が高まる

子どもと過ごすママたちが口々に「今日も自分のことは何もできなかった…」といっているのをよく聞きます。

何もできなかったなんてことはありませんよ。子どもの行動は、いつ何をするか予測できないですし、どんな危険があるか考えなければいけません。子どもに気を配り守る力は、まさに危機管理能力といえますね。

自分の気持ちを泣いて知らせる赤ちゃんのお世話だけではなく、料理や洗濯などの家事も毎日こなしていかなければいけないのは大変ですよね。

日々の家事の中で「これは今日しないといけない」「これはこの家事と並行してできる」などを考え、実際に行動にうつしていくことは、タイムマネジメント力と段取り力を知らず知らずのうちに身につけることにもなりますよ。

コミュニケーション能力が高まる

赤ちゃんは言葉が話せないので、自分の感情を伝えるために泣いて知らせてきますよね。

「おむつかな?」「お腹が空いたのかな?」とその泣き声の中から「何を求めているのか」を判断しなければいけません。何も話せない子どもの状態をしっかりと観察して、なぜ泣いているのか、その意図を考えて子どもの要望に応えていくことが必要になります。何気ない日常を過ごすことは、細やかな配慮や共感力、鋭い観察力といったコミュ二ケーション能力を鍛えることにもなるのです。

子どもがいると、さまざまな人に頼る場面が出てきます。そういった際に、相手と相談する機会が増えているはずです。相手と自分の都合を考え、調整をしつつ話し合うことは、交渉力を身につけることにもつながります。

人間としての経験値が高まる

一度会社を離れて子育てをする中で、子どもとの関係だけではなく、これからの自分の働き方や、社会のあり方にまで意識を向けることが多くなることでしょう。

今まで考えてこなかった、子育てママの立場や地域のことに関心を持つようになるかもしれません。このようなことを働く中で考えようと思ったら、研修やボランティア活動など、時間とコストをかけなくてはなりませんよね。

育児休暇中は働いているときには味わえない貴重な期間になります。「ブランク」などと捉えマイナスの評価することは大きな損失ではないでしょうか。

まずは育児休暇中がブランクではなく、育児休暇中に経験したことが仕事をする上でも役立ち、人間力を養う素晴らしい期間なのだと思えるようにしましょう。

働くママを応援する社会を味方にしよう

過度に悩むこと無く堂々としましょう

育児休暇を終えて仕事に復帰しても「復帰を歓迎されてないのではないかな」と考えてしまうママもいるかもしれません。職場に居づらくなり、転職を考えたママもいるかもしれませんね。

日本では、出産や育児だけではなく、家族の介護についても、仕事をどうするべきか問題になっています。一時的とはいえ、思うように仕事をすることができない人も増えてきていますよね。これからの日本には残業がなく、決められた時間の中で仕事をすることができる会社づくりが必要といわれています。

子育てでつちかった危機管理能力や時間管理能力を身につけたママは、きっと職場で大切な戦力になるはずです。悩む必要はありません。自信をもって堂々としてくださいね。
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